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バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

悩める母

2006年08月08日 | 日々の出来事
りっきママさんとお互い子連れでランチをご一緒した。
自然食品を使った和食のバイキングで、バンビは大丈夫かなと思ったけど自分の分を食べたらすぐ遊びにスイッチが切り替わったみたい。デザートだけ、私が食べていたら追加でほしがったけど。

りっきママさんとこの次男クンもバンビと同じ3才。ママの言いつけは良く聞くし、おもちゃも貸してくれるし、とってもお利口さんの良い子ちゃん。盛んにおしゃべりをしているのがかわいくて、バンビもこんな風にしゃべれるようになったら楽しいだろうなぁと思ったりする。

で、3才児クン達と一緒だと落ち着いて会話ができないのはある程度予想はついたけど、料理を取ってきたり食べさせたり、適当に相手したりしながらなので話が飛び飛びになって行きつ戻りつする。
しかも彼らの集中力もレストランの制限時間と同じ1時間が限界?りっきママさんが”1時間のうち、おしゃべりできたのは8分くらいかもー”って言ってたのがおかしかった。でも、料理はおいしかったし、とっても楽しかったけどね!

レストランを出て、デパートの屋上を散策。次男クンはママとちゃんと手をつないで歩いてるのに、バンビはといえば私の手を振り切ってあちこちふらふら。落ち着かないことこの上ない。

2人と別れてからデパートで買い物したんだけど、バンビは眠いせいもあってすっかり悪男(わるお)モード。 特に困るのが手近にあるものを投げ捨てること。レストランではおもちゃはもちろん、紙ナプキンを破いた破片とかシールとかをみんな下に落とす。オムツを替えている時も帽子を投げ飛ばし、靴下も脱いで捨てる。ひどい時はお店の商品も(ボールとかぬいぐるみとかだけど)投げたりすることがあって目が離せない。

怒られることをわざとして関心を引きたがるのは、大なり小なりどの子にもあることなんだろう。つまり反抗期? 
でもバンビの場合、時々理解を越えるしつこさで、それもいつもとは違う表情で(眠いってこともあるけど)怒られても怒られてもそれを繰り返すことがある。
そういう時、私は正直言ってちょっと怖くなる。これがPWSの衝動的ないわゆる問題行動? そしてPWS特有のしつこさ?
バンビの落ち着きのなささえ、PWSの自閉症的な部分(この言い方は適切ではないかもしれないけど)と関係があるんじゃないかとか、悪い方へ悪い方へ考えてしまう自分がいる。
例えそうだとしてもバンビの気持ちをうまく収めてやりたいと思いながら、現実にはただ「ダメでしょ!、ダメって言ってるでしょ!何度言わせるの!」って怒ってるるんだよなー、私。
(ちなみにペアレント・トレーニングではやってほしくないことは無視すべしとなってるんだけど、常々それって限度があるんじゃないかと思ってる。)

人前でバンビを叱る自分って、実はとってもイヤなものだ。
バンビのための”躾”じゃなくて、”躾もできない親だ”と思われたくないだけの、他の人の目を気にしたポーズだったりする部分もあると自分で感じるから。
はぁ~、難しいなぁ。
コメント (2)
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