バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

PWSについてテレビで放映されます

2017年08月30日 | プラダー・ウィリー症候群
9月5日(火)夜9~10時54分 日本テレビ
「ザ!世界仰天ニュース」 ~太り続ける子どものナゾ 2時間スペシャル~」で
プラダーウィリー症候群についても 取り上げられるそうです。

親の会にも 患者を紹介してくれないかと番組スタッフから依頼があったそうだし
個人ブログを通じて、直接コンタクトがあった方もいるそうです。


親の会の方は
肥満過食ばかりに目が行ってしまい興味本位の方向性はNGだが
PWSの社会での認知をあげるための誠実な取材なら受けるというスタンス で対応していたようなのだけど
如何せん 時間が足りず。

先方から
『今回PWSの症状として”情緒面の問題”を抱える患者さんを取材し取り上げようと考えておりましたが
まだあまり病気の認知が一般的でない現状において
テレビの放送尺の中で、その部分だけをクローズアップしてしまっては語弊や誤解を生んでしまいかねないと考え
ご依頼させて頂いた件は白紙とさせていただければと思います。』
という連絡があったらしい。

一応、真面目に考えてくれているんだと 少し安心。

テレビは 尺の問題とかいろいろあるんだろうけど
その制約の中でも PWSを取り上げて
まずは こんな病気があるのだということを知ってもらえるだけでも ありがたいことだと思う。


ただ、声を大にして言いたいのは
PWSは症候群なので、番組で伝えられることすべてがPWSの人にあてはまるというわけではないこと。
過食や盗食の話も しない子はしない。事実、うちは今してない。
問題行動も得意なことも 人によって様々。

情報として知ってもらうことは大事だけど いたずらに恐れることはない。
決めつけて枠にはめて歪める必要はない ってこと。

目の前の我が子を見ることが大切。
特に 告知を受けたばかりの小さな子のパパママに伝えておきたい想いです。


ま、それはともかく 番組の放映が楽しみ
視聴したら、また書きたいと思います。

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時間はかかるけど

2017年08月30日 | 成長記録
小学校2年生から参加しているミニバスケのチームが
最近ではフロアホッケーにも力を入れていて、バンビも先日大会に参加させてもらった。

で、小学校の時のクラスの先生方が いつもボランティアでお手伝いに来てくださっているのだけど

「バンビくん、すごいじゃないですか!
 自分から攻撃に参加する姿を目にして、びっくりしました。
 成長を感じますねー。」と言ってもらえて、嬉しかった。


そうなのだ、いままでは ゲームに参加してもただ突っ立てるだけということが多かったバンビ。
あまり戦力として役に立っていなかったのだけど
このところ 自分から攻撃にも参加するようになって、私も”なんだか変わってきたなぁ”とは思っていたのだけど。

他のお母さん達からも
「バンビくん、変わったよねー。ぶんごいじゃない! 何があったのー?」と言われるのだけど
別に何かがあったわけじゃないと思うんだよね。


たぶん、バンビには すごーく時間が必要だということ。
できるようになるまでに、人の何倍も時間がかかる。

ただ、すぐにできないとあきらめるんじゃなくて
できなくても 頑張っていることを認めて、誉めて
とにかく ひたすら続けさせる。

すると まさに継続は力なり。
できるようになったことが自信になって、もっと頑張ろう と思う。

バンビはそういう子なんだよなぁ。 


大会は バンビの所属するチームが2勝して、ディビジョン内で優勝を飾った。
勝てばやっぱり嬉しいものだよね。

そして、先生やお母さん方に褒めてもらったことを バンビに伝えると
「えー、ほんとぉ? 照れるなぁ~。」なんて言うので、笑ってしまった。

一生懸命に取り組めることがあるのって、人間 幸せだよね。
いつも指導してくれるスタッフの方、見守ってくれる仲間のお子さんと保護者
関わってくださる皆さんに感謝の気持ちでいっぱい


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今年もまた...

2017年08月30日 | 日々の出来事
長かった夏休みも いよいよ明日で終わり。
で、今年もまた 宿題との格闘の日々...。

先日、登校日があったんだけど、バンビのクラスで宿題が終わってないのは3人だけだったそうで...
昨日・今日は私も付き添って 最後の追い込みをかけているところ。

元々 決められたルーチンは真面目にコツコツやる方ではある。
なので、1人でもできる国・数・英のプリントなんかは 終わっているんだけどね。

読書感想文とか、絵作文とか、朝顔の観察の絵とか
文字書いたり、絵を描いたりという バンビにとっては苦手の課題(しかも大物ばかり)が残ってしまって。

こういうの得意な子にはいいんだけど
バンビはどう頑張っても一人じゃできないんだから、こっちは免除でその分プリント多めとか
フレキシブル対応してくれてもいいんじゃないかなぁ と思う。

先生に言うと「一人だけ特別扱いはできないので。」で片づけられちゃうんだけど
その子の特性に合わせた支援をするから 特別支援教育なんじゃないの?


合理的配慮はどこへ行ったーーー?!


これは 障害児に関わらず、一般的な親の声としてネットなんかではこの時期よく見聞きするのだけど
夏休みみたいな長い休みにだからこそ 取り組める課題とか、体験できることとか あるはずなんだよね。

そういうことに 時間や体力や心の余裕を回したいのに...
学校の宿題は ぜんぜん身になる学習内容じゃないんだけどなぁ。

これでいいのか、夏休み? と
親も悶々とする夏の終わりであった...。

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乳がんのこと ~術後のあれこれ~

2017年08月12日 | 私の身体・病気
えっと、まず このタイトルの時は私自身の病気のことを書いているので
PWSのことが知りたいだけで、がんのことは目にしたくない という方がいらしたら
どうぞ スルーしてください。



さて、私が2泊3日で退院した と言うと、みんなにびっくりされるのだけど
大体1週間くらいが相場?なのかな?

まぁ、私がそれだけ軽かった ということなのかもしれない。

私の場合は、がんが左の乳房の外側上の方にあって
乳房と脇の下の身体寄りのところの2ヶ所を切開した。(傷はどちらも4cmくらいかな?)


術後5日過ぎたけど、傷が痛い というより、相変わらず傷テープが突っ張るような痛みがツラい。
切開したところが少しえぐれてしまっているのを見るのは 確かにメンタル的に来るものあるけど
まぁもうこの年になったら ねぇ...。

私は普段体型カバーで 特に夏は綿やリネンのたっぷりしたワンピやチュニックを愛用してるから
服を着てしまえば わからないみたい(とオットが言っている)
それに外側なので、角度によってはわからないだろうし、温泉とか行った時の他人の視線もそれ程恐くないと思われる。


そう言えば、私は五十肩になった時 背中に手が回らなくなり
以来 ブラトップ愛用だったのだけど
術後は そのブラトップの袖ぐりさえ傷に当たるカンジがしてイヤで(単に太っているから?)
数日ノーブラで過ごした後、やむなく スロギーみたいな縁の柔らかい肌着を買いに出かけた。

服も ラグランスリーブのような袖ぐりのないものか、生地のたっぷりしたものでないと無理だった。

手術前にあれこれ先入観とかで頭がいっぱいになるのは避けていたので(知ると怖くなるし)
ネットの情報は拾わずにいたのだけど
こういうことは 術前には考えが及ばないので、やっぱり調べておいた方が良かったかも
と思って、今ここに こういうことも書いているんだけどね。 


私の場合は、術後もすぐに腕が上がり、今はバンザイも普通にできるのだけど
手術の範囲や内容によってはこれが難しいみたいなので、リハビリして動かすように言われていた。


それと、痛み止めを2週間分処方され、強めの薬とかで合わせて胃薬ももらっていたのだけど
これがどうにも胃が不調でたまらん状態になった。
私は元々慢性胃炎傾向なので、薬が強すぎたのか...。

痛みの方がまだ我慢できるので、今日は思い切って薬を止めてみたら
胃痛からは解放されてほっとした。



というわけで、日常生活は一応普通に遅れているのだけど
あと心配なのは 転移するかどうか。

私の場合は、非浸潤で、ガン細胞は乳管に留まっていて、血管やリンパには達していないと言われた。
で、手術をすると もちろんガン細胞だけでなく、周りの正常細胞ごと切り取るわけだけど
その際にガン細胞が血流に乗って他の臓器に拡散するリスクは0ではない らしい。(これはネット情報だけど)

もちろん、今は非浸潤であっても いつかは浸潤になるリスクはあるので、手術をした方がよいのだろうし
術後も抗がん剤とか放射線とかの治療は必要になってくるんだよね。

私の知人で 片方の乳房を全適して再建したからそちらが再発するリスクはなくなると言われたものの
反対側に転移してしまった人もいる。


でも、今は2人に1人ががんになる時代と言われていて
複数の臓器にがんを抱えながらも、ちゃんと生きているサバイバーの方もいる。
(その知人も元気だし。)

いたずらに恐れていても 転移する時はするし、しない人はしない。
そして転移しても 人生を長らえている人もいるんだよね。

私も今後は 免疫力を落とさないように 生活には気をつけながらも
今というこの時に命があることのありがたみを感じながら 毎日を丁寧に生きていくしかないんだろうな と思っている。


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14年を振り返って

2017年08月12日 | 障害児の親
バンビは、今朝ミニバスケ&フロアホッケーの合宿に出かけていきました。
重い重い大きなリュックとナップザックを身体の前後にしょって、傘を差して歩く姿に
たくましくなったなぁ と思ったりして。

3泊4日 先生やスタッフの方、役員のお父さん・お母さん、そして 他の子ども達との集団生活は
厳しいこともたくさんあるだろうし、もちろん お楽しみもあるだろうし。
どんな4日間を過ごして帰ってくるのか、私としても楽しみ。
(そして、私にとっては 貴重なフリータイム!



本当に ”経験は宝” だと思う。
頭でいくら想像しても、結局 実際に経験して初めてわかることって たくさんある。 

見通しがつく って、大事だよね。
特に 人一倍不安感の強いPWSの子にとって、一度経験してみて だから予測がつくってことは
心の安定に大きく作用する。



これは前にも書いたことあると思うのだけど、例え話として

親はどうしても 子どもが転んで痛い想いをしなくて済むように 平坦な道を歩かせようとしがち。
いつも手をつないで歩いて、つまづいて転びそうな石でもあろうものなら、予め取り除いてあげたくなったり...。

もちろん、最初のうちはそれでもいいのだけど
徐々に いろんな道を歩かせて、最終的には どんな道でも一人で歩けるようにするのが
親の務めなんじゃないかな と思ったりする。

転んで痛い目にあったら、次は転ばないように自分で気を付けるようになる。
石ころだらけの道なら それを回避して、他のルートを探したりするようにもなる。


ずっと手をつないで、石を除けて歩かせ続けたら
一人で歩かなくちゃならなくなった時に、不安で歩こうとしないかもしれない。
大きくなってから転んで、痛みにびっくりして 歩くことを拒否するかもしれない。

そういう話を身近でもよく見聞きする。
その子のせいじゃない、その子が悪いんじゃないんだよね。
それに、そうなってからではもう変えるのは本当に骨が折れる。

もちろん、感覚や身体能力は人それぞれだから一概には言えないかもしれないけど
小さいうちから積んできてたら 少しは違ったのかもしれないのに... と思うことあるんだよなぁ。



子どもの人生を最後まで親が見てあげられるならいいけど
大抵は 親の方が先に逝かねばならない。
繋いでいた手を離して、他の誰かに委ねなければならない時が来る。

親がいなくても生きていけるように、誰か他の人の支援を受けて生きていけるように
そのための準備を 長い長い時間をかけてしていくのが親の仕事なのかな と思っている。


だからと言って、いきなり荒れた道に放り出して、一人で歩かせるんじゃなくて
最初は 平坦な道を手をつないで歩いて、”歩くの楽しいね” と刷り込み
一人で歩けるようになったら ”上手だね” と誉めてみせ
たまに転んだら、”痛かったね、でも 大丈夫だよ。”となぐさめ、励まし
”次は こういう風に歩くといいよ、こういう道を選ぶといいよ。”と 教え、諭す。

一人で歩くようになったら、道自体を自分で選べるように ”考えてごらん。”と相談に乗り
たまにアドバイスして、後はひたすら見守る。
うん、たぶん今のバンビは もうこの段階に来てるのかも。
(いやいや、まだ派手に転んで その都度全力でなぐさめたり、励ましたり、教え諭すことも多いけどね。)


あとは、その”見守る役”を 親の私から他の誰かに うまくバトンタッチできるかどうか にかかっているのかもしれない。


バンビもここまで 14年...長い長い歳月。
でも、振り返れば 本当にあっという間。

子どもは日々育つ。後戻りはできない。(でも やり直しは可能かも?)
今日1日が勝負、今の一瞬一瞬が 子どもの将来を培っていく。

だからと言って、責任の全部を親の肩だけに乗せる必要はないと思う。
周りの支援(学校、療育、医療、福祉、地域、親戚縁者...関わってくれる人すべての)をうまく活用して
一緒に育めていけたらいいんじゃないかな。

ただ、まずは親がそういう意志・気持ちを持っているかどうか が肝腎かな と思う今日この頃。

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夏の那須旅行③

2017年08月09日 | お出かけ&余暇活動
【3日目】これも恒例「那須どうぶつ王国」へ。
 大体寝てますが...

雨がポツポツしてきたけれど、ドッグショーやキャットショーなどは屋内で見られるので大丈夫。
 猫のショーは珍しいかも

レッサーパンダの餌やり体験の整理券をget!(枝の先に、リンゴがついてる)
 めっちゃかわいかった!

カピバラにも餌やり(すぐなくなる...


バンビがもう1つ楽しみにしていたレンタル犬のお散歩。
バンビはどうも大型犬を自分1人でお散歩させることを夢見ているようなのだが、大型犬は高校生未満はNGなんだよね。
というわけで、今回は中型犬(小型犬かも?)のウェルシュコーギーのアズキちゃんをレンタル。
あいにく雨がかなり激しくなってきていて、屋根の下の四方をぐるぐる回るだけだったけど...。

アズキちゃん、まだ1歳で元気いっぱい。
指示はちゃんと聞くのだけど、ご褒美のおやつ(ドッグフード)を取り出した途端大騒ぎで
手もよだれでベロベロに...
小さいのに 思いのほか力が強くて、どっちが散歩されてるんだかわからないカンジ。
一緒に走ったりして、かなり疲れたみたい。



最後にファームの方で観たバードショーの時にも 雨が降り始め
バンビは傘を差しながらうとうと... 


このバードショー、丘の向こうから大型の鳥が飛んできて
観客の頭上をかすめて右へ左へ飛び渡り、かなりの迫力で見ごたえあり。
傘をさしてみなければならなかったのが、本当に残念なくらい。


帰りにお土産を買いにショップに寄ったのだけど、ぬいぐるみ大好きなバンビはどうしても買いたいと言ってきかない。
(既にベッドの上にはぬいぐるみだらけなんだけど...)
散々迷って、レッサーパンダのぬいぐるみを自分のおこづかいから買ってたけどね。
どーして、こんなにぬいぐるみが好きなんだか...



アウトレットにちょっとだけ立ち寄って、早めの夕飯を済ませてから
猫をピックアップして岐路に着く。


お天気がいまいちだったけど、その割にはいろいろ遊べたし
2泊3日と短い旅ではあったものの 盛りだくさんに遊べて楽しめたかな。

今回は オットの会社の健保の福利厚生を利用して、ラフォーレ那須に泊ったのだけど
朝食バイキングなかなか頑張っていたし、とてもコスパが良かったなー。

最近、年のせいか 朝も早く眼が覚めるようになったので、しっかり朝湯も堪能したし満足、満足。
命の洗濯できましたー

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夏の那須旅行②

2017年08月09日 | お出かけ&余暇活動
【2日目】バンビお楽しみのゴルフ。
羽田パブリックのショートコースで9ホール。
前の晩に雨が降って、湿度が高いうえに、日が差すと高原とはいえやっぱり暑い!
なのに、休憩も取らずに残り9ホール回って、最後の方は暑さと疲労で 3人ともバテバテ。


近くにレストランがないので、コンビニで買っておいたパンを食べ
午後はさらに、プチゴルフガーデンでパターゴルフ。


どんだけ好きなんだか...


そう、そして 以前にもここでぶよに刺されて大変な目にあったのに
またしても虫よけを忘れ(日焼け止めは忘れなかったのに)、バンビはショートパンツで
私はクロップドパンツ。

見事に足を噛まれ(ぶよは刺すのではなく、噛むらしい)めっちゃ痒くて、痒くて...
もう、ほんと学習しろよ、私! ってカンジ

たっぷり汗をかいた後は、前から行きたいと思っていたお洒落な「SHOZO CAFE」にてひと休み
 スコーンおいしかった

夜は 毎度恒例旅先で肉を食べたがるオットの希望で、「あ・かうはーど」にて、ステーキやらハンバーグやらを堪能

台風が近づいていたせいもあり、夜からは結構な雨だったけど
日中はお天気も良く、ゴルフが満喫できたので、バンビ的には楽しかったらしい。
良かった、よかった。(続く)

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夏の那須旅行①

2017年08月09日 | お出かけ&余暇活動
今年は那須に2泊3日で行ってきました。
那須は バンビが小さい頃から行っていて、たぶんこれで4回目くらいかな?

【1日目】

お昼前に那須塩原のペットホテルに猫を預け
駅前のお蕎麦屋さんで早めのお昼を済ませた後、那須バギーパークへ。

ここは6歳から1人でバギーに乗れるということだったので
受付で「年齢14歳、認知的には6歳くらいですが」と言ったら”心配ならスタッフも同乗できます”という話。
3周分申し込んでみる。

まずは、私とバンビが乗ることに。



お兄さんの説明が、早口でもごもごしていて、いまいち何言ってるか私でもよくわからなかったから
バンビにもわからなかったのだろう。

そのお兄さんがバンビの後ろに乗ってくれたのだけど...
後でバンビに聞いたら「怒っていて怖かった。」らしい。

たぶん、バンビが説明もわからないまま自分の勝手でやっていて
前がつかえているのに、進もうとしたりして 怒られたのだろう... という想像はつく。

私でも 1周目は勝手がわからず、2周目でやっとつかめてきて、3周目で楽しくなって終わり というカンジだった。
 後ろが私です

オットは楽しかったらしい 


気を取り直して、ゴーカートなら行けるんじゃね? と、那須渓流パークへ行ってみる。
ここも小4以上なら一人乗りOKなので、バンビと私 それぞれチャレンジしたのだけど...。

バンビはコーナーリングはなかなかうまいはずなんだけど、なんせアクセル ベタ踏みで突っ込むから
ヘアピンカーブみたいなところを曲がり切れず、タイヤバリアに激突。

スタッフのお兄さんに引き戻してもらう羽目に...。

スピード出し過ぎだと危ないから と何度注意しても、その辺の感覚がわからないのか
再度カーブを曲がり切れず、タイヤバリアに突っ込んでしまい、すっかり意気消沈。



できれば失敗経験で終わらせたくないので、さらに近所の南ケ丘牧場に立ち寄り。
うさんぽ(うさぎのお散歩)と引き馬をやることに...。

 小動物好きの親子




時々、雨がパラついたりしたけど、その分暑くはなく いろいろ楽しめた1日でした。

この日の夜は ホテルのバイキングで食事したのだけど、偶然にも 同じマンションの同じ階のご家族と会ってお互いにびっくり!
そんなこともあるんだね~。(続く)


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プチパニック&大泣き

2017年08月09日 | 問題行動
で、バンビの話に戻るわけですが
夏休みに入ってからも4、5日は 学校の学習&水泳教室があり、登校していたバンビ。

私は仕事があったので、学校→デイサービス という生活をしていたんだけど
この頃は 本当に毎日湿度がたまらん状態で、きっと疲れもたまっていたのだろう。

ある日、デイのスタッフさんから電話があり、「今日バンビくん、ちょっとパニック状態で...」
電話の向こうで大泣きの声が聞こえるけど、「まさかそれはバンビじゃないですよね?」
「いえ、バンビくんです。」

おいおい、どーした?


事のいきさつを聞いたところ

・みんなにトイレに行くよう促した時、バンビは「出ない」と言って行かなかった。
・その後、外に出かけるとなった段で バンビが「トイレ」と言い出し、しかも例によって時間がかかった。
・みんなを待たせてしまったので、ひと言あやまろうと促したら従わなかった。
・「そういう態度だとシール(トークン)はもらえないよ。」と言ったら、急に癇癪を起し
 そばにあった段ボール箱をスタッフに投げつけた。
・暴力はいけないと叱ったら、大泣き・全拒否モード。

ということらしい。

もちろん、スタッフさんは何も悪くない。
箱がぶつかって、あざを作ってしまったらしく、ほんとに申し訳ない限り。

ただ、後からバンビの話を聞いたら もちろん、自分のしたことが悪かったことは重々わかっていて
トイレは混んでいたから行かなかった。「ごめんなさい」は恥ずかしくなって言えなかった。
ということだった...。

ちょっとした 対応の、あるいは気持ちの行き違い 的なところもあったのかもしれない。


いずれにしても、自分が人に迷惑をかけたなら素直にひと言あやまるべきだし
どんな理由があろうとも暴力をふるうのはいけないこと。

バンビの気持ちに寄り添いながらも、そこはもう一度よく確認したんだけどね。


やれやれ、暑さや疲れに弱いPWSの特性ゆえか、それとも思春期のモヤモヤのなせるわざか...
どちらにしても、やるべきことはやる、やってはいけないことはやってはいけない。
それは何が理由であろうとも変わりないことなので、きっちり仕込むしかないんだけどね。

なかなか疲れます。

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乳がんのこと ~手術終わりました~

2017年08月09日 | 私の身体・病気
夏休みに入って、早3週間近くになろうとしてますが...
バンビの夏休みの様子やら、旅行の話など書きたいこといろいろあるんだけど

まずは、私の乳がんの手術、無事終わりました ってことで、その話を。


前回、近所の大学病院でセカンドオピニオンを勧められた話は書いたけど
その後 ネットでいろいろ調べて
術後の放射線治療のことも考えたら近場でいい病院を と思い、探し当てたのがE病院。

ここはネットでまず手術の申し込みをすることになっていたので、6月末に連絡を取る。
すると、7月に診察、8月上旬に手術と即日程が確定してちょっとびっくり。

夏休み中の手術なら願ったりかなったり ということで、すぐバンビを預ける手配も取る。
5月に一度利用した緊急一時保護のグループホーム。
まさか、こんな風にお試しが役立つ日が来るとは思わなかったけど...。

ところが実際 診察を受けたら、入院は2泊3日です と言われてさらにびっくり!
手術の前日入院して、翌日もう退院だよ...。すげぇな!

しかも月曜手術なので、バンビを預けるまでもなく、オットに1日休みを取ってもらえば済んでしまいそうな日程。
神様、ありがとう。


で、いよいよ手術当日。
朝から絶飲食で食事はともかく、水分取れないのはちょっとキツい。
点滴をしてもらったのだけど、私は血管が取りづらいらしく新米看護師さんはギブアップ。
これって、バンビもよくあることで、ずっとPWSのせいだと思っていたのだけど
PWSに限らず 体質的によくあることらしい。私の遺伝かも?

私は過去 帝王切開しかしたことなくて、その時は背中に注射する部分麻酔だったのだけど、今回は初めての全身麻酔。
若干の不安感はあったんだけど、マスクを口に当てられて、「始めますねー。」の声で瞬間的に意識を失い
次に意識が戻った時は 「はい、終わりました~。」

その間、ほんと一瞬。(と感じただけなんだろうけど


オットは術後、先生から説明を聞いたらしいのだけど、「早口でよくわからなかった~。」と頼りにならず。
まぁ、とにかく 予定通りで無事終わったらしい。


病室に戻ってからは、とにかくだるくて仕方ないので、家族には帰ってもらいひたすら眠り続けた。
麻酔のせいと、水分不足のせいで、頭痛・ふらつき・吐き気がする。
1日絶食ということもあり、ひたすらうとうとしていた。

バンビは過去に停留精巣から心臓から4回も手術してるんだけど、ほんとよく頑張ったんだなぁ と改めて実感。


翌日は処方された薬も効いて、頭痛や吐き気は治まっていた。
早朝、Dr.が傷口を確認&消毒に来てくれたのはいいのだけど
テープを剥がされた時に、肌の弱い私はそこがミミズ腫れになってしまって...。

後から看護婦さんが「今後は 事前に言っていただけると テープもかぶれにくいものに変えますし、そっと剥がしますので。」
そうだよね、傷口よりこっちの方が痛いもん...(涙)


そんなこんなで、「日常生活がいちばんのリハビリです。」の声に送り出され
あっという間に退院。


2日間は、濡らさなければシャワーOK。3日目からは入浴OK と言われたので
取り合えず、ラップを晒のように胸に巻いて、頭と袖口に穴を開けたゴミ袋をかぶってシャワーを浴びてみた。
貼ってある絆創膏は 自然に剥がれれば剥がれるに任せてよいらしい。

傷口はまだ自分では診ていないけど、若干皮下出血の後が赤紫色になってきている様子。
痛みも少しあるけど、痛み止めを処方してもらっているので
日常生活には支障ナシ。

今回の生検の結果も含めて、1ヶ月後に外来受診。
その後、9月の中旬くらいから6週間(他の病院では5週間が多いらしいけど)放射線治療をやる予定。



そんなわけで、今日はバンビをデイサービスに送り出し、1日家で1人のんびり静養しています。


手術を受けてみて
いやー ほんと健康のありがたみをつくづく感じるわぁ~。

健康診断はほんとに大事。
母親は子どものことに一生懸命になって、つい自分のことは二の次・三の次になりがちだけど
子どもを育てていくには母親の健康も大切。
定期的なチェックやメンテナンスは必要だよね。

今回手術するにあたって、ぐらぐらしている歯はないですか?と聞かれたので(手術の時、危険なんだとか)
億劫で行かずにいた歯医者も 急遽予約を取り付けて、虫歯のチェックと歯のクリーニングもしてもらった。


あと、保険も見直ししておいた方がいいと思った。

手術自体は 高額医療だと健保の限度額適用が受けられたりするし
今回私が入っている保険は 手術に対しての保証は1日目から適用されるので そこは割とカバーされるのだけど
通院保証がまるで付いてないので、今後の放射線治療がいくらくらいかかるのか戦々恐々。

病気と診断されてからでは遅いので、元気なうちに保険は見直すべきだよね。
うちもオットはがん保険に入っているのだけど、私は まさか自分ががんになるとは思わず見過ごしてしまってた。
(子宮頸がん疑いもあったので、入れなかった可能性も大だけど。)

子どものうちは医療費助成があるので、あんまりお金のことシビアに気にしたことないけど
3割負担となると、なかなか家計に影響を及ぼしそう...。


日頃の生活に気を付けていても、がんはなる時はなるのかもしれないけど
まぁ、栄養バランスやら適度な運動やらに努めて
あとストレスも溜めないようにしつつ 健康を維持すべく頑張っていかなくては。

バンビを世の中に出して、生活が安定するまでは
私には まだまだ時間が必要。やるべきことがたくさんあるんだもんね。


というわけで、手術無事終了のご報告でした。
ブログ読んで、ご心配いただいた方々 ありがとうございました。
取り合えず、元気に復帰してます。

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