TDRの話の続き。
TDRには障害者に対して”お手伝い”をしてくれるサービスがある っていうのを話には聞いていたけど、実際どんなものなのか知らないので今回初めて利用してみました。
そのサービスはインフォメーションで「ゲストアシスタンスカード」というのをもらうと利用できるようになっていて、各アトラクションでこのカードを提示すると、係りの人が利用時間を書き込んでくれるので並ぶ必要がなくなる。(同伴者を含めて4名までが入場できる)
つまりイメージはファストパスと同じなんだけど、違うのはスタンバイ(通常の並んで待つ時間)と同じ時間だけ待つということ。時間的には早くはならない。
ただ”並ばなくていい”というのが、”お手伝い”なわけ。
(あとファストパスの発行が閉め切られても、このカードなら入場可能というのもありがたいけど。)
例えば車椅子に乗っていたら段差のあるところで並ぶのは難しいし、他にも知的や情緒面の障害で人混みの中や大きな音のするところでじっと並び続けるのが難しい人もいる。
そういう人に対してTDRが提供しているサービスということ。
まずインフォーメーションで障害者を同伴していると言うと、車椅子を利用しているか或いはその他の理由で並ぶことが困難かと聞かれる。
今回この時点ではサービスの詳細がまだ把握できてなかったから、正直とまどった。
バンビは自分で歩けるし、たぶん並んで待つこともできると思ったし。
でも一度どんなものか利用してみたかったので、療育手帳を提示してカードをもらった。
ちなみにこの時手帳の提示などは特に求められない。手帳を取得してない障害者の人もいるしね。
あと見た目ではわからない内部障害を持つ人もいるから、ほんとに障害者かどうかを疑うようなことはなく、申請すれば快く発行してもらえる。
だから、このゲストアシスタンスカードを健常者が悪用するっていう話を以前聞いたことがある。まだファストパスができる前だったかなぁ。
(実際、インフォメーションで並んでいて前の人も隣の人もこのカードをもらっていたけど、ぱっと見子どもに障害があるようには見えなかった。)
だけど、実際これを提示して中に入る時は、スタンバイでもファストパスでもない、裏口みたいなところから別の通路を誘導される。
そして、並び続けてきた人の脇からひょっこり現れるようなカンジで”こちらからご乗車ください”と案内されるのだ。
その時の人の目が”何なのこの人達?”というカンジがして、正直あまりいい気持ちではない。
うちは今回TDLでハニハンとビッグサンダーマウンテンで利用してみて、バンビだけならたぶん見た目では障害者とはわかりにくかったと思うけど、車椅子の人や自閉症っぽい子と一緒に誘導されたから”あぁ、障害者ね”っていう目で見られてるような気がした。
もちろん車椅子の人や自閉症の人にとっては、このサービスがあることでみんなと同じようにTDRを楽しめるわけで、だから胸張って利用していい、当然だと思う。
だけど、うちのように確かに障害者ではあるんだけど、別に特に”お手伝い”が必要でないなら、こういう視線にさらされてまで利用する必要はないかも...って感じてしまった。
というわけで、うちは取りあえず今回TDLでそれを利用してみたけど、TDSの方では雨降ってすいてたこともあってカードは使わず、30分くらい並んで乗ったりしました。
バンビはそりゃ時々は厭きたりしてぐだぐだしてたこともあったけど、健常児と同じくらいのカンジでちゃんと待てたし。
もちろん、ほんとに障害者なんだから使えるものは使えばいいじゃんというのも1つの考え。
そんな視線なんて気にしなきゃいい、それより入場できて楽しめればその方がいいじゃないって思う人もいるだろう。
(正直言えば、私にも”ファストパスなくなってからも入れるのはいいよね”って気持ちがあったんだけど)
まぁ、何を取るかは個人の自由。
だけど私は今回、待つことも大事かなーとも思ったりした。
ちゃんと待てば誉められるし、その後でいいことがあるって、小さい時から仕込んでおくことは結構大事じゃないかと。
だからこういう待つ体験はかなり貴重なんじゃないかと思う。それは障害ある・なしに関わらずね。(健常児だってヒドイ子はヒドイからね
)
TDRのホームページや場内でもらうマップを見ても、ゲストアシスタンスカードについて具体的に触れられてはいなかった。たぶん悪用されたらキリがないからだろうけど。
でも正当な理由があれば、どんどん利用したらいいと思う。
同様のサービスはUFJにもあるそうです。
ちなみに駐車料金を払う時に手帳を見せると、場内に近い駐車場に誘導してくれます。
うちは今回それもやってみて、立体駐車場を利用できたので雨に濡れずとても助かりました。やっぱり本来は車椅子の人などのためにあるサービスかなと思ったけどね。
自分が障害者の関係者となって、そういう目線で見てみると、TDRにも実に多くの障害者が来場しているんだなぁと改めて気がついたカンジ(もちろん見た目ではわからない人もたくさんいるだろうから、実際にはもっとなんだろうけど。)
そういう人達も健常者と一緒に、こういう施設が利用できて、夢の国を体験できるって素晴らしいことだと思う。
だからこそ、こういうサービスがあることを必要な人にはもっと知ってもらいたい。そして、もっともっとこういうサービスが広がっていったらいいなとも思う。
そのためにはやっぱり適正に利用することも大事なんだろうな、と今回改めて思った次第。
メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
TDRには障害者に対して”お手伝い”をしてくれるサービスがある っていうのを話には聞いていたけど、実際どんなものなのか知らないので今回初めて利用してみました。

そのサービスはインフォメーションで「ゲストアシスタンスカード」というのをもらうと利用できるようになっていて、各アトラクションでこのカードを提示すると、係りの人が利用時間を書き込んでくれるので並ぶ必要がなくなる。(同伴者を含めて4名までが入場できる)
つまりイメージはファストパスと同じなんだけど、違うのはスタンバイ(通常の並んで待つ時間)と同じ時間だけ待つということ。時間的には早くはならない。
ただ”並ばなくていい”というのが、”お手伝い”なわけ。
(あとファストパスの発行が閉め切られても、このカードなら入場可能というのもありがたいけど。)
例えば車椅子に乗っていたら段差のあるところで並ぶのは難しいし、他にも知的や情緒面の障害で人混みの中や大きな音のするところでじっと並び続けるのが難しい人もいる。
そういう人に対してTDRが提供しているサービスということ。
まずインフォーメーションで障害者を同伴していると言うと、車椅子を利用しているか或いはその他の理由で並ぶことが困難かと聞かれる。
今回この時点ではサービスの詳細がまだ把握できてなかったから、正直とまどった。

バンビは自分で歩けるし、たぶん並んで待つこともできると思ったし。
でも一度どんなものか利用してみたかったので、療育手帳を提示してカードをもらった。
ちなみにこの時手帳の提示などは特に求められない。手帳を取得してない障害者の人もいるしね。
あと見た目ではわからない内部障害を持つ人もいるから、ほんとに障害者かどうかを疑うようなことはなく、申請すれば快く発行してもらえる。
だから、このゲストアシスタンスカードを健常者が悪用するっていう話を以前聞いたことがある。まだファストパスができる前だったかなぁ。

(実際、インフォメーションで並んでいて前の人も隣の人もこのカードをもらっていたけど、ぱっと見子どもに障害があるようには見えなかった。)
だけど、実際これを提示して中に入る時は、スタンバイでもファストパスでもない、裏口みたいなところから別の通路を誘導される。

そして、並び続けてきた人の脇からひょっこり現れるようなカンジで”こちらからご乗車ください”と案内されるのだ。
その時の人の目が”何なのこの人達?”というカンジがして、正直あまりいい気持ちではない。

うちは今回TDLでハニハンとビッグサンダーマウンテンで利用してみて、バンビだけならたぶん見た目では障害者とはわかりにくかったと思うけど、車椅子の人や自閉症っぽい子と一緒に誘導されたから”あぁ、障害者ね”っていう目で見られてるような気がした。

もちろん車椅子の人や自閉症の人にとっては、このサービスがあることでみんなと同じようにTDRを楽しめるわけで、だから胸張って利用していい、当然だと思う。
だけど、うちのように確かに障害者ではあるんだけど、別に特に”お手伝い”が必要でないなら、こういう視線にさらされてまで利用する必要はないかも...って感じてしまった。

というわけで、うちは取りあえず今回TDLでそれを利用してみたけど、TDSの方では雨降ってすいてたこともあってカードは使わず、30分くらい並んで乗ったりしました。
バンビはそりゃ時々は厭きたりしてぐだぐだしてたこともあったけど、健常児と同じくらいのカンジでちゃんと待てたし。

もちろん、ほんとに障害者なんだから使えるものは使えばいいじゃんというのも1つの考え。
そんな視線なんて気にしなきゃいい、それより入場できて楽しめればその方がいいじゃないって思う人もいるだろう。
(正直言えば、私にも”ファストパスなくなってからも入れるのはいいよね”って気持ちがあったんだけど)
まぁ、何を取るかは個人の自由。
だけど私は今回、待つことも大事かなーとも思ったりした。
ちゃんと待てば誉められるし、その後でいいことがあるって、小さい時から仕込んでおくことは結構大事じゃないかと。
だからこういう待つ体験はかなり貴重なんじゃないかと思う。それは障害ある・なしに関わらずね。(健常児だってヒドイ子はヒドイからね

TDRのホームページや場内でもらうマップを見ても、ゲストアシスタンスカードについて具体的に触れられてはいなかった。たぶん悪用されたらキリがないからだろうけど。
でも正当な理由があれば、どんどん利用したらいいと思う。
同様のサービスはUFJにもあるそうです。

ちなみに駐車料金を払う時に手帳を見せると、場内に近い駐車場に誘導してくれます。
うちは今回それもやってみて、立体駐車場を利用できたので雨に濡れずとても助かりました。やっぱり本来は車椅子の人などのためにあるサービスかなと思ったけどね。

自分が障害者の関係者となって、そういう目線で見てみると、TDRにも実に多くの障害者が来場しているんだなぁと改めて気がついたカンジ(もちろん見た目ではわからない人もたくさんいるだろうから、実際にはもっとなんだろうけど。)
そういう人達も健常者と一緒に、こういう施設が利用できて、夢の国を体験できるって素晴らしいことだと思う。

だからこそ、こういうサービスがあることを必要な人にはもっと知ってもらいたい。そして、もっともっとこういうサービスが広がっていったらいいなとも思う。
そのためにはやっぱり適正に利用することも大事なんだろうな、と今回改めて思った次第。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp