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「ヒール・ザ・ワールド」(『マイケル・ジャクソンの思想』安冨歩著)

2019年11月30日 | 音楽

マイケル・ジャクソンといえば、

「スリラー」や「ビリー・ジーン」のムーン・ウォークなどすごく有名だけど、それほど興味はなかったんです。が、そういえば初期仏教のスマナサーラ長老が、彼のパフォーマンスは完璧だと絶賛してました。歌詞も思想もパフォーマンスも、深いものがあったんですね。。。

世界中の何億という人から愛される理由がわかります。

安冨さんは、
「ベートーヴェンに匹敵する作曲家であり、リストに匹敵する演奏者であり、ニジンスキーに匹敵するダンサーであり、チャップリンに匹敵する映像作家であり、ゴッホに匹敵する画家であり、キング牧師に匹敵する非暴力活動家であり、マザー・テレサに匹敵する慈善活動家であり、スティーヴ・ジョブズに匹敵する企業家であり、その上、最も優れた思想家でもあった」と書かれています。
さらに、マイケルに匹敵する人物は一人だけ、マハートマ・ガンディーだと。

思わずデンジャラスツアー「ライヴ・イン・ブカレスト」DVD買っちゃいました。
本を読んで、、、、DVD見る目が変わりました。

どんな人間の心の中にも、愛がある。
人間の暴力は不安に起因するが、愛という場所ではその不安はない。

とは、”living"(生きているということ)に十分な注意を向けることで到達できる場所である。

愛は与え合い、創造しあうが、執着は所有し搾取し強奪する

生に意識を向けることが、愛に到達する道なのである。それは「選択」という行為ではなく、「態度」の問題。生き方の問題。
("ウィー・アー・ザ・ワールド”では「与えるという”選択”がある」と歌うが、マイケルはそこを選択ではなく、”チャンス”があると歌う。)
私たちにできることは、そのチャンスをつかむこと。
与えることで自分も救われるのです。

愛と贈与に満ちた世界。そこには恐怖も不安もない。
そうなって初めて人間は、ただ存在するのではなく、生き生きと生き始める。

人が不安や恐怖から逃れる方法は何か。それは成長すること。
なぜ成長を拒否するのか。それは愛が足りないから。
人間の目標はただ一つ。生きること。

自らの成長する意思と、成長しているという実感とを、愛を通じて見いだすことができれば、世界は美しく輝く。

魂を決して殺さず、あらゆる人を兄弟であると感じて、怖れのない世界をつくろう。

あなたの心にある場所があり、私はそれが愛だと知っている。

 そしてこの場所は、明日よりも輝くかもしれない。

 そしてもしあなたが本当にやってみるなら、

 泣く必要などないことがわかるだろう。

 この場所であなたは、痛みも悲しみもないことを感じるだろう。

 もしあなたが生きているということに十分な注意を向けるなら、

 その場所に至る道がある。

 小さな場所を創り、より良い場所にしよう。

世界を癒そう。

 よりよい場所にしよう。あなたのために。私のために。

 そして、全人類のために。

 もしあなたが生きているということに十分な注意を向けるなら、

 死につつある人々のいることに気づく。

 よりよい場所をつくろう。

 あなたのために。私のために。

ともに至福の涙を流そう。

 世界の国々が武器を鋤(すき)に持ち替えるのを見よう。

 

いい歌だなあ、、、
(これは安冨先生の訳ですが、動画の訳もいい

「ジャム」「ビリー・ジーン」「スムース・クリミナル」と「スリラー」等々の安冨先生の解説。テイタム・オニールとの悲しい恋についてなども、語られています。

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