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「モダン・タイムス」ふたたび

2019年12月01日 | DVD・映画

チャップリンの「モダン・タイムス」をもう一度観たくて、YouTube検索したら、全編観ることができました。(前のブログ記事はこちら)

何度観ても名作です

本当に、可笑しい。可笑しくて、、、哀しい
笑ってしまう。でも、胸が苦しくなる。

印象に残ったのが、

まっすぐな、「一本の道」を歩くシーン。
そこに、脇道はない。

前半に一度でてきますが、問題が起こって歩き続けられなくなる。
けれど、ラストシーンでまた「一本道」に戻ってきます。
その「一本道」を、二人手をつないで、笑顔で、歩いていくのです。

人生は選択ではないのですね。

これが生きるということ。

 

それと、ボロボロの崩れかけた小屋を見つけて住み始めるときに、
「想像してみない?」と言って、幸せな家庭生活を思い浮かべるシーン。
ジョンレノンの「イマジン」を思い出しました。


そして、ウエイターの採用テスト?で、
でたらめな歌詞で歌い踊り、大喝采を浴びるシーン。

言葉はなくても、伝わるんだなあ。
英語なんてわからなくても伝わればいいんだよ。


さらに印象的なのが、機械の歯車の中を流されるシーン。
 
機械システムの一部となって働く彼はやがて人間が壊れる。



そして病院送り、次はデモのリーダーと間違われて警察送り。

でも、彼は機械じゃない。私たちは機械じゃない。
機械の一部となって、システムの中を流されてはいけないのです。

 

彼は心優しい一人の人間でした。
私たちは人間なんです。システムの一部じゃない。心を持った人間なんだ。


ジャム Jamしよう。システムを止めよう。(交通渋滞トラフィックジャムのジャムです)

マイケルも歌っています。


システムの一部となって流されるのを止めよう。人間らしく生きよう。
自分の道を笑って歩こう。

(『マイケル・ジャクソンの思想』を読んだ後にチャップリンを観ると、深まります。チャップリンは”笑い”で、マイケルは”音楽パフォーマンス”でメッセージを伝え続けたのですね) 

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