十月も半ば過ぎだというのに、昨日は季節外れの暑さでした。(今日も暑くなるとか?)
静かになってた虫の声がまた聞こえてきました。
そして、蚊も・・・。
いつの間にか一匹の蚊が部屋に入って来ていて、いつの間にか刺されていました。
パソコンに留まって動かない。どうした?逃げないねえ・・・。
ワタシは殺生はしないようにしてますから、何とか部屋の外に出て行ってもらいたいのですが。
そこで、秋の蚊を詠んでみました。
一人句会です。
19 秋暑し迷ひてじつと動かぬ蚊
20 秋の蚊に人さし指を喰われけり
21 秋の蚊のうちわ扇ぎて追い出され追い出しぬ
22 秋の蚊のふらりふらりと逃げてゆく
23 秋の蚊の御付きの如く忍び入る 忍び来る
どうかなあ?
ワタシ的には20が好きなんですが。単純な句だけど、”人差し指”ですよ。なんで人差し指を喰われるかなあ・・・と。ワタシどうしてたんでしょう。蚊、ものすごい技術(必死?)ですよね。
21,22は、追われる蚊。なかなか出て行ってくれません。
23は、御付きかストーカーかSP(護衛)かと迷ったけど。例えは難しいね
こんなにたくさんできると、句会もできますね~。
私は22がいいと思います。
蚊のゆらゆらして捕まえられないところと、それを見ているまるさんも想像できます。
「秋の蚊」って、おもしろい季語ですよね。
こっちでは、刺されるだよ^^
したっけ。
秋の蚊って、夏の蚊と違いますね。「プ~ン」て言わないし。ほんとにいつの間に!て感じです。(サイレントキラー?)
どの場面にするか、あれもこれもとなかなか絞りきりません。
これって場面に出会えるよう、普段からもっと感性を磨いていけたらいいなあと思います。
「刺す」の方が一般的みたいですが。
中国地方では蚊に「かまれる」と言う人も多いらしいけど、歯がないから、ちょっと微妙ですね^^
個人的には「蚊に食われたよ。ポリポリ」がしっくりきます^^
句の中に「扇ぎて」と「追い出され」の二つの動詞がある。勿論、「扇ぎて」が人間で、「追い出され」が、蚊であることは分かりますが、主語を統一した方が分かりやすい。つまり
①秋の蚊のうちわ扇がれ追い出され
②秋の蚊をうちわ扇ぎて追い出しぬ
のどちらかになりますね。
なるほど、その通りです。どこかで動詞が多いのはダメって読んだ覚えがあります。しかも、主語もあいまいでしたね。
蚊を読もうと思ったのですが、②の方がすっきり分かりやすいような気もします。
直してもらうとすごく勉強になります。
ありがとうございました。
が、普通の生活句として良いけれど
〇秋の蚊の御付きの如く忍び入る
が、面白いですね。但し、「忍び来る」「忍び寄る」の方が、良いかもしれない。
この句は、私は一度も「御付きの人」を持った経験がないので、とても新鮮に感じます。
作者が身分の高いお金持ちの奥様、蚊が従者なんて、実に面白い。
「ラマンチャの男」のドン・キホーテとサンチョを思い出しますが、サンチョが蚊なんて面白くて笑ってしまいます。
ワタシもお付きの人は持ったことがないです。蚊は付き添ってくれなくてもいいんですけどね^^;
確かに「忍び来る」の方がしっくりきますね。
部屋に入ってくる、と考えてたのでちょっとおかしな言葉になってしまいました。自分に寄ってくるのだから、忍び来るがいいと思います。
ありがとうございました。