僕の場合図面を書いている時点で、各面の把握をしてしまっている(故に図面が一番時間がかかる)ので、製作が始まるとあんまり頭を動かさなくても、手を動かしていればどんどん出来ていく感じなのです。
図面通りにプラ板を切り出して張り合わせていくと立体化(リバースコンバート)されるわけですが、すごく気持ちいい瞬間があります。各面のパーツがピッタリ収まっていくときです。

ってことは製作が始まると、ずーっと気持ちいいってことじゃないですか。そうです。
まぁ色々勘違いがあってピッタリ行かない事も多いですけどね。
特殊な事もあります。図面は引けているのにどうも把握出来ないパーツが、たまに存在します。
今回は烏帽子の折り返しが表現されている耳(?)の所。
各面を切り出して…

張り合わせてみますと…

こんな形状だったのか!
と、作った本人が驚かされるといった仕掛け。そんな事も製作中楽しいのだった。
この耳の所、すごいデザインです。こんな形状どうやったら発想出来るか理解出来ません。このパーツだけで様々なトリックが隠されています。
すげーすげー。って眺めて時間をロス。
ふと気がついたら、肩はここまで進みました。