GTM(ゴティックメード)観て来ました。
自分の好きな物を他の人も同じように好きになってくれたら嬉しい。
好きな人の楽しんでいる事を知って、僕も楽しみたい。
我々人間の当然の感情です。
その裏側には「好きな物を不評されたくない。勘違いされたくない。ちゃんと解ってほしい。」も存在しちまいます。
F.S.S.が…いや永野護が大好きです。
元々は友達が楽しんでるのを見て、紹介され、知れば知る程楽しくてしょうがない物と知りました。
同様に軽い気持ちで回りに紹介するのですが、何だかスッと受け入れられない。（この辺は諸処理由があると思いますが、割愛）
それから何年かして『エアーズアドベンチャー（セガサターン）』が発売となりました。
ここからF.S.S.に興味を持ってくれる人がいるかもしれない。これは嬉しい！
あれ？（割愛）
F.S.S.おもしれーんだよー、わかってくれよー。ほーら、俺こんなに楽しんでるんだぜー。
言えば言う程、引かれる（笑）
F.S.S.のファンは、エルガイムからの人、第１話の劇場映画での急増と時間経過による微増だそうです。
僕以外の布教活動（紹介）は成功している様です。
GTM期待しているんです。
GTM面白かった→永野護？→F.S.S.？読んでみるか→面白い→俺が勝手に嬉しがる
の流れに。（嬉しい理由は2行目）
期待が大きくなれば、表裏一体の不安も大きくなります。
エアーズ～みたいな事になっちまったら…俺の大好きな永野護が不評を喰らっちまう。彼の転ぶ所なんか見たくない。
「がんばれー…頼む。魅せつけてやってくれー。」
心の中で祈る。
…上映開始
永野護のキャラクターが動いています。
派手じゃないが、フィルムの隅々まで込められた魂を感じ取れる。
これは地味なんじゃない、確実な演技だ。キャラクターが演技をしている。
でも不安が拭えない。
何かあるんじゃないか？エアーズがあった。しかし、これは彼がほぼ１人で積み上げた、作り上げた物だ。
うまく行っている。
芽生えるこちらの不安を潰され続けて、ふと押されたら涙がこぼれそう。
実に素晴らしい出来でロボットアクションパートに突入！
よしっ！もう不安なんか無い！
「いけーーーっ」
素晴らしい。
このしっかり描着込まれた部品群が形を変えずにロボットがアニメでアクションするために発明されたスイング関節の効果が出てる！
これはカッコイイ。
F.S.S.では脳内で見ていた動きが動画で観れる。
自分でもまた観たいけど、
奥さんにも子供にも見せたい（上映会場が少ない事が厳しいけど）
解ってもらえる気がする。
永野護を知らない人程こいつを見てほしい。
僕が面白いと思った物を面白いと思ってほしい。
GTMのテーマに『種をまき、花を咲かせる』とあるようです。
この映画は、都（F.S.S.）への道に、観た人の心に種をまきました。
花は咲きそうです。
僕の心にはもう「造ってみたい」の花が芽吹いて芽吹いて仕方が無い。
おーい、除草剤まいといてくれー
ここだここだー
私の心です。
夜の飲み会はGTMの話題で俺がうるさい
第9回プラモデルつくろうが開催されます。
宜しくお願いします。
