爆炎乳 Backyennew Blog

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WF2008冬の終わりに

2008-02-27 19:26:38 | 2008冬新作 マリコ
無事帰還しました!
となったのが、26日の夜でしたので遅くなりましたが
「お越しいただいた方々、ありがとうございました!」
ブースの場所の良さも含めて、たくさんの方に来て頂けました。
ブースの様子です。

そして、ご購入いただいた方本当にありがとうございました。
是非、楽しんでお作りください。
そして、解らない事や不具合がある時はドンドンご連絡ください。

今回のワンフェスは突風の為、お客さんには大変なWFとなりましたね。
僕も23日に白馬村(長野県)を出発するときには吹雪で大変でした。

荷物を積んで置いといた車が一瞬で真っ白な塊となる始末。
写真は掘り出して出発する時の様子です。ほとんど息が出来ません!

新作の様子:マリコ
徹夜組の方で手をかじかませながら「マリコを…」って、うれしかったです。
午前中には、最後の1個までなりまして…3時頃かな?完売となりました。
最後の焦らしは何だったのかは不明ですが、ちょうど良い数だったのかも知れません。
完売後は、何故か完売を嘆く方もチラホラ…。
まぁ再販はしますので、よろしく。

新作の様子:踊り団ロボ
この今更なネタを本気で造ってどこまでいけるか賭けでした。
しかし『軸打ち』(ガレージキット製作の困難の元)の要らない簡単設計で、少ないパーツ数、フル可動、¥1000のお土産価格のロボ君は大健闘してくれました。
中には、一人で9個購入して頂いた方もいましてありがたい限りです。(並べて楽しんでください)
初めてガレージキットを作ると言う方もいました。
ネタを知らないけど、可愛いのでと言う方も多く、箱のデザインが可愛いからと言う人まで!(Has.さん(デザイン)お疲れさまでした)
確実に再販決定です。
僕も何体作っても飽きない気がします。次は銀色を完成させよう。

反省点
展示物が手元に無くなって来ていまして、ちょっと寂しい感じです。
完成品を増やす事と、展示方法を少し考える必要がある様です。
VOXシリーズのラインナップとコアシステムの説明が必要になってくるので、解りやすい『何か』が必要そうです。
そして在庫が底をついてしまって来ているので、全体的に安定させなければなりません。

「次回のワンフェスは8月3日です。」
ワンフェスの終わりに流れたアナウンスで知らされました。
例年8月下旬の開催が、今年は上旬へ移行した様です。
これはまずい事になりました。「夏も来ますので…」とお客さんに話をしていましたが、その約束が守れるかどうか。
8月上旬は、毎年忙しいので…果たして?


なんとかなった所となっていない所

2008-02-23 03:32:48 | 2008冬新作 マリコ
マリコの提出用完成品が仕上がりました。
2日間の徹夜はそろそろ応えます。
そして、関係者各位に多大な迷惑をかけちまいました。
ごめんなさい。

さて、このマリコさん相当カッコイイ。
色んな角度から見た時の表情の変化が楽しい。
生産性が悪い。

この半年間は挑戦が沢山過ぎたな、多分これが爆炎乳最大のキットになるでしょう。
商品形体は単体でマリコになります(コアシステムを使用しません)。
極少数しか連れて行けませんが、持ち帰って頂ける奇特な方は爆炎乳ブースへお越し下さい。
持ち帰る気がない方も、一目で良いので見に来てください。
お待ちしております。

卓番だけでも…

2008-02-16 00:01:04 | 2008冬新作 マリコ
B29-08です。
ワンフェスの中心で、僕は叫ぶ事は無いのです。
あ、「いらっしゃいませ。」


ワンフェスのガイドブックが来ました。巷でも販売が始まった様です。チェキ!
ぬかったな、爆炎乳。
ディーラーカットのデザインをミリタリー色と時勢ネタで仕上げたようだが
ビリー隊はすでに日本から撤退済みだ!
しかし、今回も卓は島の端っこで良い感じ。


マリコの複製型を建造中ですが

デカイ深い複雑
の三拍子。
全然完成しない。
早く複製して完成品を仕上げなければ…間に合うのか?

マラソンで言ったら、ゴール前のトラック一周

2008-02-06 20:51:58 | 2008冬新作 マリコ
ここまで来て、なかなかゴール出来ないのがマラソンの苦くて旨い所。

テールランプ周辺

似ている形状のテールランプの新型フェアレディZが、最初この角度の写真のみ公開されてワクワクさせましたよね。

フロントマスク周り

特徴的なV字の跳弾板とヘッドライト、下のバンパーには牽引フックを。

そしてここが最大の謎

ヘッドライトの下の部分ですが、デザインが理解できない。
ゲーム画面で行くと、こんな感じ。

パネルラインをパネルラインで潰してあるみたいな…?
フロントの分割線はヒンジ的なものが在るからきっとボンネットとして開いたりする機能が在りそうだし…
悩んだあげく、これは戦車なんかにあるライトの配線の表現ではないかと思いまして、パネルラインを変更する事にしました。
オリジナルの表現ですが、パネルラインが途中で終わっているよりは良いかなと。

前の分は埋めて変更


前に2カ所ヒンジ(的な)パーツを付けて

マリコの新造パーツはこれで終了!!
後は、ルーのハーフミサイルポッドからライト(レフト)ウェポンが生える様に、ダンの肩パーツと合わせて調整するだけです。
予定より1ヶ月も遅れましたが、原型完成です。
表面を磨いたら型製作に移ります。
ワンフェスも近い!がんばるぞ。

今日のロボ

…。

下半身にひと工夫

2008-02-01 23:51:04 | 2008冬新作 マリコ
マリコの車体(下半身)後半にあるこのパーツ(赤色)

当初の計画では、塗装し易い様に別パーツ化位に考えていたのですが、ちょっと思いついたので別の事に利用します。
車体は大きく見ると上(ボディ)と下(シャーシ)の2パーツで内側にいろんなパーツが含まれる形になっています。
不具合やメンテナンス等の事を考えると『ハメ殺し(接着等で今後外せない様にする)』は怖い感じがしますので、完成後も開ける事が出来る様にします。
左右を繋げまして…

上下のたわみを減らせる様に桁を強化。

底面にポリキャップを設けますので、両脇を持って外せば車体を開ける事が出来ます。

これで、内側から接着しているパーツ等が完成後に外れても大丈夫。

今日のロボ

「デートに行ってくるロボ。」

皆様に好評頂いているロボですが、モコ(嫁)も気に入ってくれているようです。
装飾したりして毎日表情が変わって、ちょっと和みます。
今日はトートバッグとリボンが付いていました。
今度スカートを縫ってやると言っていました。彼女の中ではロボはメスの様です(驚きの不一致)

ロールとヨー

2008-01-29 18:03:04 | 2008冬新作 マリコ
ローリング軸

軸も両持ちにしまして、がっちり。
ヨーイング軸を生やしまして。

ガッチリの軸受け。

底面にはその受けを設計。
このパーツの高さ(厚み)と位置で、上半身と下半身の位置関係(プロポーション)が決まってくるので、慎重に造りました。
これが皆さんの好みに合うかどうか…勝負!

左右に付いてる半円は目隠し。

ミッチリメカな感じにしました。
ヨー回転しても、絶妙に干渉無し。

さらにロール回転しても、絶妙に干渉無し。(ちょっと運が絡んだ設計です。)

障害物に下半身を隠して、射撃が出来ますね。
こんな砲塔の戦車が在ったら、使い易そうだな。
っていうか、そういう想像のキャラクターが『マリコ』か…。
パンツァーフロント(ゲーム)で使ってみてぇ。

今日のロボ

「自分、買い物行ってくるロボ!」


前へ倒れるための構造

2008-01-24 14:54:50 | 2008冬新作 マリコ
関節の設計は机の前で部品をいじりながら、手よりも頭を動かしている時間が長いので進行は足踏み状態。
これは全身運動だな!

後ろへ倒すための軸から前へ倒す軸へ板状の部品でつなぎます。

横を通っているのは、板状のパーツのフレーム。
断面2次モーメントを稼いで、パーツのたわみを和らげています。

その下にも板状のパーツ(前屈用軸受け)

次回はこの板が左右に倒れる様に軸を設計して行きます。

動き方はこんな感じ…
後ろへ

前へ

なぜ前後(ピッチング)軸を分けたかと言うと、理由は2つ。
一つは、軸のオフセットで可動範囲を稼ぐため。
もう一つは、ニュートラルの設定。
上半身が重たいので、ポリパーツに頼るのみで制御しきれないんじゃないかと思いました。

モツは大変です。

2008-01-23 17:01:13 | 2008冬新作 マリコ
内蔵にあたる部分の作製は、心に強度が必要になります。
あんまり見えないからと言って手を抜くわけにも行かないし、がんばっても進んでいる感じがしないので何かで心を応援し続けなければなりません。

(揚力発生の)メインエンジン

吸気口の格子からちょっと覗く…だけ。


マリコ設計製作のガトリング砲に続く、第2の山場。
腰基部

軸を後方へオフセットしているのは、後ろへの可動範囲を確保するため。

こんな具合になれば良いかな?と。
ここまで動かす必要もないでしょうけど…。

腰基部は、大変になるのが分っていたので後回しになって、この大詰めで大変です。
華奢な腰で上半身を支えつつ前後左右回転の可動を設計予定です。
結構な構造を下半身に仕込む事になりそうです。

底面にあくせく。

2008-01-17 19:30:12 | 2008冬新作 マリコ
一月も中盤と言うのに、なかなかマリコの原型があがりません。
2007年内を目標としていたのですが、なかなか困難です。
キットにするための作業が大変で、各パーツをしっかりその場所で固定できる様に接続部分の工作で時間を取られています。
こういった部分は、見た目になかなか進まない上、面倒な事が多く心がダメージを被る様です。

最近進んだ様に見える所は底面。

揚力を発生させる吹き出し口(黄色の所)を作ります。

制流板(?)を少し奥まって配置します。可動ではないですが、可動範囲を確保しておく事で、制流板が開いたり閉じたりする様に感じられるかなと思いまして。
中腹のものは、後方に搭載された大型エンジンにつながっている感を出すために斜めに制流板を配置しました。これが結構大変な作業でした。

揚力によるバランス制御と推進力も発生するであろう後方の排気口を含めて、底面はこんな感じになります。
ここもほとんど見えない所なんだけど、マリコは少し浮かせて飾りたいと思う方も居るでしょうから妥協は出来ません。