"実質無料"っていうのは、品がある謳い文句か否かはとりあえず置いといて、言いたいことは分かります。
「とりあえず1万円払ってもらって、いずれあなたが払うべき1万円はサービスします」
みたいなことで、それを"実質無料"と言っていいのかはとりあえず置いといて(置いてばかり)、成立しそうな構造を述べることは上記のごとくできます。
こういう場合の"実質"ってのは"パッと見では違うけど時や場所などトータルで俯瞰して見ると"ということだと思います。私はそう思います。
で
この前電車に乗ってまして
"CO2排出実質ゼロで運行"みたいなこと書いてあったんですよ
ふむ。
ふむふむ。
電車で言いたいことの一つは"電気"よね
で、昨今の情報沢山時代のトレンドとして、電気自動車とかもそうですが、そこではCO2出してないけどその電気を発電するときの排出量、その発電所を建設するときの排出量、送電線でのロス、電車そのもの、駅、線路を作るときの排出量、ランニング排出量などなどを全部足して「やっぱりこっちのが少ないね。リスク低いね」みたいに比べる感じ。
で、"実質"っていうのは、もちろん出してはいるってことで
そりゃあ出してますよ
発電、建設はもちろん、人が一人いるだけでも吐息があるのですから
べつにそれはいいんですが、その相殺対象ってのはなんだろうかと。
これが分からないポイント。
「100排出してるけど、同じ人口が他の手段で移動したら200排出するんです」
ってことではないよわけですよね、実質ゼロは。
出るのが200ではなく100になってるだけですから(この点だけ見ればいいことでしょうが)
100排出することによりその作用で−100を生じさせないといけないわけで
例えば電車運行で使うべく各所(発電所から部品工場からトラックから人のお口まで)のCO2排出口にすんごい植物を付けて、出したそばからそれを吸ってCO2でない何かを吐き出せば実質ゼロと言えます。
もしくは運行に必要な排出量が100として、100で走ってる間に100吐いてる何某ら(ゲップする牛とか)を轢き殺すなら、牛が運行とは関係なく独立した存在でありその後の処理に関しても運行してようが運休してようが関係なければ実質ゼロと言えます。
どうなんだろう
まぁ、私のような庶民にとって健康と環境はもはや宗教と思っていますので、言われたら「左様で」とノータイムで返事するご自由に案件ではあるとしていますし
世界で一番イケてるとされている東横線で見たので実質ゼロに間違いはないのでしょうが
何事にも瑕疵はあるような気がしますので
というか単純に知りたいだけなんです
実質ゼロってどういうこと?と。
そんなんHP見ればパツイチかもしれないけど、内容が難しかったらゲンナリするので、ゲンナリしたくないのでリスクを回避すべくついついスケベなHP見ちゃうんです
安寧万歳。
「いずれ宇宙だって無くなるんだから実質ゼロだろ」という神論理なのかもしれません。
なるほど
実質おっぱい