血の雨が降る確率

2022-05-01 | Weblog
「人あるところ言い伝えあり」とは、かの柳田翁が曰ったかどうかは知りませんが、たしかに生きていれば代々伝わったきたのであろう話の1つや2つは聞くことになります。

皆さんの地域にあるか分かりませんが、誰かが珍しいことしたら「雨降るんじゃないか」と言ってあげる伝説が私の周辺にはあります。

呪いや幽霊ってのは実際には無いしいないのですが、そんな話が出てきた理由はあったりします

もちろん話が出てきた(認識した)時点で呪いや幽霊は存在し始めます。

なんらかがいるいないで揉めてるときは違うとこの定義を話てるだけであって、もちろんそんなことお互い分かってますから、つまり、揉めたいってのが目的であることが多いわけです。
スポーツみたいなものと私は思っております。


言い伝えや伝説にも生まれた理由はあるわけです必ず。
(まったくの創作でも創作しようと意図した人がいるわけで理由にまみれてます)




というかね、珍しいことした人がいて「あら珍しい、雨降るんじゃないか」って言ったんですよ


誰が?


私が言ったんですよ。




言ったあとに考え込みましたよ


なぜ私はそんなことを言ったのかと。

それが庶民の特権だと言われればそれまでですが、少し考えようと。



裏表が出る確率がそれぞれ1/2のコインで5回連続で表が出た時に6回目も表が出る確率はもちろん1/2で、その確率はこれまでの結果の影響を受けないで独立してるって話はよく聞きますが、この6回目の結果に影響してくるという主義の人がいることも理解してます。

そういうこと系なのか

はたまた風が吹いて桶屋ウハウハ系なのか

自分で言ったのに皆目見当が付きません。
(凄いだろ)


行いは珍しいことなわけです、で、雨が降ることが"イヤなこと"として述べたのかこちらも"珍しいこと"として述べたかで道が変わってきますが、私は珍しいこととして述べたように思います

というか"雪"って言うこともあったことを思い出しました

たぶん行い具合がさらに珍しければ比例して雪になっていたはずで、なのでやはり降るほうも"珍しいこと"としてるなと。

"珍しい"ことをしたら"珍しい"ことが起こるってことにしてるわけです。



で、だよ


ここからですよ


ここから考えて私はさらに迷える子羊になったのです。



100個の中に2つ当たりがあるとしましょう

当たり2個、ハズレ98個

確率は2/100


当たりを引くことを"珍しいこと"としますので、最初に当たりを引いたとしましょう。

次も珍しいことが起こりやすいと私は言ったわけですから、2回目の方が当たりを引く確率は上がっていてほしい、少なくとも同じではあってほしいはずです。私は。

でも2回目の確率は1/99と下がってるんですよ。1/50から1/99に下がってるんですよ!
当たり前ですけど。
最初でなくたっていつ引いてもその次に当たる確率は下がるはずです。ラスト2まで残らない限り。

ということはこういうことを言いたいわけではないはずです、ご先祖さま達は。



では独立試行なはずの6回目に影響を与える主義なのか

そうかもしれませんが、独立試行ではなく6回目に影響を与えることがあればそれなんですきっと。

当たりを引けば次の当たりを引きやすくなる、そんな事象があれば解決なのですが…




思いつくのは2つ


私は経済概念からきし人間なのですが、この資本主義社会では富める者はより富を手にするってゆう感じはなんとなく分かります。
1億持ってる人が100万生み出すのと、100万持ってる人が100万生み出すのでは難易度に雲泥の差があるだろうなと。


2つ目は、構造的に同じ内容ですが、良き人には良き話がきてそれがさらにってやつ。
文句ばっか言う人と一緒になんかしようって人はそうそういないわけで、いるとしたらその人から頂戴しようと思ってる人な可能性が高いわけで、基本的には良き人に話も人も集まりますよね。



当たりが次の当たりやすさに影響するってのはこの辺りな気はしますが、でも"珍しいことしたら雨が降る"とはちょっと違うような


違わないで進んだはずなのに気づいたら「ここはどこ?」みたいな感じです



不思議です


おっぱい

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