認知度の世界

2023-03-08 | Weblog
世の中には"それが大半を占めるはず"とはまったく思わないけど、もう少し目や耳に入ってきてもいい気がするというもありけりで

選挙権の制限議論が私の中では筆頭ですが、まさか私がアレしてる間に年齢が引き下げられましたもんね。びっくりしました。
だって「選挙にゆけ!」って恫喝してる人は"若者が選挙に行けば自民党は嫌がる"みたいな教義を信仰していると思っていましたから、だから叫んでるからにはそんなことにはならないって安心していたんです。騙された!

しかし引き下げられたことにより恫喝していた人の欲望が少しでも満たされてたらいいなと思う私は聖人です。


あれですね

年齢制限なんてなくして全人口に選挙権(被選挙権も)与えればいいんですよ。ちびっ子の分は法定なんちゃら人が行使することになりますから実質2票持っていることになります。ちびっ子の分だけ増えてゆく。いいじゃないですかそれで。

んで、18歳から30歳までの間なら選挙権を200万円で国に売れることにするんです。
う〜ん、素晴らしい案。
もちろん買い戻すのは何歳でも可能です。300万円で。う〜ん、素晴らしい案。

だって年齢で制限しちゃったときってその理由を持って「じゃああなたは大丈夫なんですね?」って言われたときに「去年成立した法律1つも言えないけど大丈夫です」って言いづらいもん

全部OKにしちゃうことで、問題がなんなのかが分かりやすくなることもありますし。



なんやかんや言われてる結婚制度も性別親等人数で揉めるならそれらは関係なく登録制にすればいいだけですよ。
相続とか法定なんちゃらとかを「それってこの人です」っていうだけの登録。

それでなんか問題ある?と考えればいいんですね。ないでしょうし。


「男同士なんてキモい!それが問題なんだよ!」とかはありますよきっと。

何をキモいと思うかも自由ですし、キモいことを防ぐべく法律を作って(もしくは作らないで)良き世の中を維持できた!と満足することも自由です。自由というか当たり前の行動。


みなさん自分に取って都合のいいことを"善"としているだけですから。


だから"問題ないでしょう"ってのも私にとってということで、私に不利益があると分かれば「そんなんおかしいだろ、アタマ狂ってんじゃない?」と言い出します。絶対に。


さて、しかし私は国家百年の計を語りたかったわけではありません。


タクシーです


夜の住宅街駅のタクシー乗り場で人々は並ぶわけじゃないですか


みんな初乗りかワンメーター上がるくらいの場所までな人々としましょう


なるべく早く乗りたい顔をしながら並んでるわけじゃないですか


前後の人と話して「どっちの方向行きます?」ってのがもう少しあってもいいんじゃないかなって


もちろんタクシー様側からしたら「ダメ!絶対にダメ!覚醒剤よりダメ!殺人よりダメ!」となるでしょうが(そりゃそうだ)、まぁ、それはひとまず置いといて(法律どうこうってのも)



だって

早い 安い 結果はほぼ同じ

ですよ。



しかし"運賃"と"総運賃÷人数"の差、これと話しかけるコスト、邸宅がバレるコスト、その他トラブルになるコストとが見合わないと予測して健気に1人ずつタクシーに乗り込むわけです

あと3人も乗れるのに!


住宅街駅でタクシー乗る人なんてだいたい方向一緒やろに(暴論)


もちろんそのコスト計算は私が弾き出した計算と一致しますので意外ではないですが、しかし人生で1回はそういうチャレンジをしている人を見かけてもいい気がするなと思いまして

そんな人がいるシーンを想像し、ちょっくら憑依してみたところ


「歩こう」


となったのです。


なるほどね!


って叫びましたよ。


誰がキチガイか分からないこんな世の中で、果敢にも話しかけるコストをかけるくらい運賃を浮かしたい人は歩きますよ

そりゃそうですよ。


この両方向からの要素によりそーゆー人を見たことないのだなと

要素が2倍になれば納得な結果であります

素晴らしい、私の憑依思考法。



では、どのコストが一番高いんだろう

例えば後ろに並んでる人が同じ団地に住んでいる麻雀仲間だったら100%「一緒に乗りませんか?」って言うと思います。
(前の人が言うのが礼儀ですよ)

後ろの人からすれば早い、安い、結果は同じですから丸得

割り勘でなく片方が支払ったとしてもそもそも払う料金と同じですし、タクシー会社様とタクシー運転手様の売上が半分になったって知人が得をする方がいいという世の中な気がしますし。


自分が損はしてないけど、自分以外が得をするとそれなりのムカムカを感じてしまうのかもしれません。

その辺もそもそものコストに算入されてるでしょうし。 



しかし考えたことある人はそれなりの人数いる思うんです

深夜とか雨とか寒いときとか早く帰りたいもの

こいつが乗り込んだときに「いやぁ、それにしてもあれだね」って陽気に追随したらどうなるんやろって思ったことありませんか?


私はどちらかというとそんなやつが乗り込んできたらどうしようと毎回震えてるいるほうですが(ぶるぶる)



おそらく一番の壁は文化だろうなと。

タクシー業界様の絶え間ないロビー活動と啓蒙活動の賜物で、おそらく"トラブル防止のため"を掲げてその文化を築いたんだと思います。

「一緒にどうですか?」と声をかけて「なんだこいつキモ」と言われる危険性が一番の壁になっているのではなかろうかと。

いい時代です。


裏を返せば"探すのが普通"となれば相当壁は低くなるのかもしれません


しかしそれは豊かな社会とは逆の事態が起きている証左になるかもしれないという危惧もあるような



ないような



ないですよ



おっぱい



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