一昨日医者のはしごから帰った午後、ご近所さんふたりと私の3人で地元のスーパーへ行ってきました。お祭りのお供え物の注文が目的です。
ご近所さんのうちAさんが今年の組長さん。Aさんも私もその地元スーパーはほとんど利用しないので、店員さんにいわゆる「顔がない」。しかし生まれも育ちも
地元のBさんは昔から今でも利用しているので、どこの誰かが充分に知れ渡っています。そこで一緒に行ってもらったというわけ。
正直私はいてもいなくてもな立場なんですが、Aさんがなかなか「決められないひと」でして。それに子どもの歳が近く、昔から何かというと一緒に行動したり
していたこともあって同行を依頼されました。
以前なら3人とも自転車で、だったけれど、私が膝を骨折していてそのスーパーまで歩くのはちょっと距離があるのと、Bさんも元々膝を悪くしていて最近は
買い物も徒歩ばかりだと知っていたから、私が車を出すことに。(Aさんはペーパードライバー、Bさんは無免許)
私は去年は義母が他界したのでお祭りへの積極的な参加は控えていて、そのスーパーに行くのは丸2年ぶり。昼下がりの店内はお客さんもほとんどなく、午前中は
店の外に並ぶ自転車も1台きり。
今年は天候のせいで果物も野菜も物があまりよくない上に値段は高めという話。でも高くてもある程度のお供えはしなくてはならないので、あれこれ注文して。
このスーパーで買い物をする理由のひとつが、大手スーパーではなかなか聞いてもらえないちょっとわがままな注文も聞いてもらえること。
例えば野菜のお供え物のレンコン。このレンコンには必ず芽がついていなくてはいけなくて。普段並んでいるレンコンでそんな芽がついたものはほとんどないじゃ
ないですか。そして注文した他の野菜や果物も一緒に配達してもらえるのも、地元ならでは。
久しぶりに行った地元スーパーはいつものように、ちょっと古くさくて。今風に言えば昭和レトロな感じ満載。
私が結婚して来たときには自宅近くにも支店があったし、別のところにも2軒ほど支店を出すくらいの勢いでしたが、大手スーパーの進出で閉店していき、
今は本店を残すのみ。
それでも周囲にアピタを始めいくつもスーパーが出来ているのに、よく生き残っているなと思います。
高齢者の多い地域なので、そうした客が買い物するのにちょうどいい広さではあるんですよね。コンビニ以上大手スーパー未満でほどよい狭さ。
私はどうしても一か所で全部そろうし距離的にも近いアピタに足が向いてしまいますが、値段が安いものもちらほら。
でも総菜コーナーに値引きシールがペタペタ張られたものがかなりの数あったけど、あれ全部売れるんだろうか・・・とちょっと心配になったり。
もしここでドキュメント72時間を撮ったらかなり面白いんじゃないかな、とふと思ってしまいました。
Bさんはついでに自分の買い物をしていきました。私もちょっと買いたいな、と思わなくもなかったけれど、月末で財政が厳しいので、我慢我慢。
昭和レトロで思い出しましたが、今一週間の振り返りを観てきた朝ドラの中で、時代の移り変わりをセットや小道具など随所で感じました。台所だと冷蔵庫や
ガス湯沸かし器、リビングならテレビとか。昨日の最終回だと、懐かしい折れない縦長の携帯電話で通話している姿とか。
アニメのサザエさんではいまだに携帯電話は出てこないし、冷蔵庫もまだ2ドア。テレビだってまだブラウン管テレビ?ちびまる子ちゃんのように、舞台が
昭和40年代と固定されているわけではないはずだけど、新聞連載が終わった時点くらいから時を止めているような感じがします。
相方などはよく「昭和はよかった」と言ったりしますから、我々のような年代の人には時が止まったかのような話のほうが受け入れやすいのかもしれません。
「虎に翼」が終わって、毎朝の楽しみがなくなりましたけど、スピンオフドラマとか作ってくれないかななんて思います。私はぜひ、花江ちゃんを主人公に
したドラマを作ってもらいたいですね。ひ孫が出来てもあんなにかわいいんだもの~、道男とはちょっとしたやり取りもあったけれど、他に浮いた話があっても
全然おかしくないと思いません?
伊藤沙莉さん演じる寅子も大好きなキャラクターでしたが、花江ちゃんのかわいらしさはまた格別。不平不満を言うときでさえかわいすぎる。関係者の方、
是非スピンオフ、ご検討ください。