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Bluetoothスピーカー Motorola EQ7長期レビュー

2012年01月28日 | パソコンと家電
Bluetoothスピーカー Motorola EQ7長期レビュー


Motorola EQ7

やっぱり人間は欲ばりであり
ついに衝動買いでMotorola EQ7を入手した
前回、ソニーSRS-TD60を購入して二ヶ月も立たず
一応理由としては
エコーキャンセリング機能搭載のBluetoothスピーカーが欲しいことと
それなりに車内でも使える音量を出せる物が欲しい
色々検討、比較した結果Motorola EQ7にたどり着いたお

この前ではBluetooth オーディオレシーバNW600 + SRS-TD60を無線化して使ってますが、幾つかの欠点があった
まずは両方でもバッテリ駆動のため、使うたびに両方のバッテリ電量に留意しなければならない、NW600は8.5時間連続再生でき、SRS-TD60は30時間持つということで、バッテリの交換時期などはちょっとだけ苦労した
また、mNW600はイヤホンの使用を想定した為、エコーキャンセリング機能は搭載されていない。音声通話を行う場合、エコーキャンセリング機能がないと自分の声は向こうのスピーカーから出て、さらに向こうのマイクに収録されて再び自分側のスピーカーから出てまだマイクに収録され(ry
とにかくエコーキャンセリング機能がないと音声通話ができなくなるということになる、オーディオ再生ならまったく問題ないです

元々、手頃の値段のモバイルスピーカーを探したため、EQ7は桁違い値段の物でした
つい最近価格.COMで調べてても18000以上の値段が出ていて、Bluetoothスピーカーとしてとても手頃の値段には言えない
しかし海外の値段を調べると、意外に日本より遥かに安かった
台湾のショッピングサイトだと日本円1万円くらい、eBayだと送料込みで9000円くらい売ってるところは沢山あった
日本にも一時期、7000円位で売ってたらしいです
実際EQ7は新しい製品ではなく、既に何年間も販売されていた
じゃ個人輸入すればと考えてる最中で
運が良くヤフオクで新品送料込みで7000円くらいで落札できた
一応JBLブランドにも乗せたもので、安物とは違うと信じた


なんか来た!

中身は待ちに待ったBluetooth A2DPスピーカー Motorola EQ7

早速使ってみよう

裏はこういう感じ

付属品、ACアダプターは付属される

見た目は上質、さすがにJBLブランドが掛かっておりますね

4個のスピーカー単体とサブウーファー(後ろに穴がある)

JBLマーク、ぶっちゃけソニーSRS-TD60より高級感が漂う

手元のAndroid端末(ウォークマンNW-Z1070)から繋げてみた
ボタンは青く輝いて綺麗です

アナログ入力も搭載されていて、エンジンオフの車内でウォークマンに繋いでみた

結果的に、音質はSRS-TD60と互角、音量と機能性は上だった
特筆すべきのはACアダプターを繋げると、音質、音量ともに改善され車用オーディオにも使える程度になってくれた
SRS-TD60と互角のはACなしの状態で、ACありならEQ7の圧勝になった
総合出力は明記されていないが、ACなしの場合は8Wくらいと感じた(音量的にはSRS-TD60とRDP-NWV600と真ん中の感じ)、ACアダプターを挿すと15Wくらい出るくらいと思った(パナソニックMDラジカセと同じ音量で、あっちは一応20Wと書いた)

しかしEQ7は一つ致命的な欠点があった
よりによってその元凶は最初に目にしたエコーキャンセリング機能だった
Bluetoothスピーカーと言って、EQ7は通話にも使えるためマイクも搭載した
そしてBluetooth Profileとして、A2DP(オーディオ用)とHFP、HST(音声通話用)が両方搭載された
元々エコーキャンセリングは音声通話の時だけ作動するべきだったか
なぜかEQ7はA2DP使用中でもエコーキャンセリングが作動する
一番影響が出るところは、曲によって小さな音しか出ない部分ではノイズと判定されカットされます、音が大きくなるとまた回復して...メロディによってこの様な作動が頻繁的に行われかなり音楽の試聴を邪魔する
曲によってまったく使えない時もあった

宿命か!と思いきや
EQ7はアナログ(ミニジャケット)入力があることを覚えた
ぶっちゃけアナログの方は音質が一段上でしかもエコーキャンセリングも作動しなかった
でもアナログだけ使うならBluetoothスピーカーとしての存在意義は?になちゃうでしょうね
あと、電池持ちは6時間と書いてある、細かく計測してないが多分あってると思う
とりあえず7000円位の物にしては悪くなかった

音質評価
使い方によって音質が代わりますので
ACありBluetooth
ACありAUX IN
ACなしBluetooth、AUX IN
以上三つの使い方で評価してみる

ACありBluetooth
全体的にパワーフルの音を出してくれる、繊細感は良いとは言えないがとりあえず高音と低音はしっかり出してくれた。解像度は並ですが送信側のCodecにもよるのでとりあえずWindows内蔵のBluetooth Stackは×でした、アンドロイド端末のXperia Arcを介して送信すると若干マシになってたが分解能が不足と感じられる。自分の勘としてはEQ7のA2DP Decoderはちょっと古いDecoderを使っていてもしくは安定性を優先にして転送のビットレートを低くした感じになる。音楽を流して聞くとどんな良いソースでもMP3 192KBpsのように聞こえる
バランス:★★★★
音の広がり:★★★
低音:★★★
高音:★★★
分解能:★★

ACありAUX IN
これこそEQ7の底力、バランス、音の広がり、繊細さ、高音の伸びともに大幅改善され、おそらくこの種のスピーカーとしては最高レベルーとも言える、サブウーファーの働きにより低音の量は出してくれた。ミニコンポとしてみると低音の質と分解能は並、モバイルスピーカーとしては素晴らしかった
バランス:★★★★
音の広がり:★★★★
低音:★★★★
高音:★★★★
分解能:★★★★

ACなしの場合
こらは本来一番使われる利用シーンと思いますが
ACなしの時、音の広がりとパワーフルは控えて目になり、低音の量も少なくなった、高音はそれなりになっていて全体的にやや高音寄りになってしまう。Bluetoothの場合はやっぱりDecoderのせいで分解能が低下されオーディオとしてはちょっと微妙な位置づけになるですが、ACなしの場合はそれなりの繊細さ、分解能を保った
ACなしBluetooth
バランス:★★★
音の広がり:★★
低音:★★
高音:★★
分解能:★★

ACなしAUX IN
バランス:★★★
音の広がり:★★★
低音:★★
高音:★★★★
分解能:★★★

とりあえずこんな感じだな
自分のおすすめとして
Bluetooth必要ないだとしたらSRS-TD60へGO!電池持つもいいし(30HR位)よりシンプルだしより安いし
Bluetooth Audioが必要の人に対しては...かな?
肝心なBluetooth AudioはCodecとエコーキャンセリングのせいでちょっと微妙になちゃう
EQ7は多分...パーティー用は最適かな?
そこそこ音量がでかくて質の悪くない音を出してくれて何処でも一緒に音楽を楽しむように雰囲気を作るためのパーティー道具としてはいいかな?
実際EQ7をちょっとしたパーティーに持ち込んでそこそこ好評を得てました
あと、Bluetooth音声通話ツールとしては素晴らしいと思った
もともとビジネス向けの商品なんじゃないかと今更考えた
18000円なら、俺は薦めない商品になっているが
もしまだ7000円台になったら、使い道によって薦めます


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1 コメント

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はじめまして、 (ふく)
2013-10-21 23:12:37
ネット検察中に、当ブログを発見しコメントさせていただきました。

当方、eq7のアダプタを探しており、モトローラジャパンへの問い合せもしたのですが、nu20-5120125-i3という品番しかわからずそこから進めなくなっております。

もし、お力お貸しいただけるなら、アダプタの情報を教えていただきたいのです。

よろしくお願い申し上げます。
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