母との別れ、、突然に来る！

平成１５年４月に”介護老人保健病院”に入院して丸７年。

私の母親が１４日の朝、、旅立ちました。

いつかは別れが来ると気持ちの整理をしてたつもりだけど～
”おばあちゃんの心臓が止まったって”と弟からの電話を聞いた瞬間は
頭が真白くなり、、整理してた気持ちが崩れました。

アルツハイマー認知症がかなり悪化していて、、人の顔も、現実のことも
わからない母だけど、、会いたいときに顔を見にいけることが有難かった。
生きていてくれるだけで本当に嬉しかった。

母は良くがんばりました。
入院した最初のころは、「入院したことないから辛い、家に帰りたい」と
私を泣かせ悩ませていました。
歩けない母は、、行きたい所へいけない、、したいこともできない～
私が会いに行くたびに、、愚痴ばかり～喧嘩も良くしました。
喧嘩したら、母の脳も活発になるかもと思ったりね。
足のリハビリもすごくがんばっていました。１歩でも歩きたい１心でした。
かと思えば、、「ばあちゃんは歩いてどこまでも行けるよ」と歩けないことを
忘れてしまってべッドから立ち上がろうとして落ちたことも。
部屋の人たちとのトラブルも数え切れないくらいでした。そのたびに悩んで悩んでいた私。
母がトンチンカンなことを言ってても、病気がそうさせてるなんて信じられなかった。
今思い返すと、、認知症と言う病気がさまざまな行動をさせていたんだと、、、今は思える。
・・・・７年間と言う時間は、、母と私の闘いでした。どれだけ帰り道に泣いたか知れません。

１４日の朝、、
５時半の看護士さんが見回りのときはいつものように元気にべットに寝ていて
その１時間後に部屋に行くと、、心臓が止まり息をしてなかったそうです。
そばに誰もいなく、、ひとりで旅立っていきました。
夫もまだ会社へ行かずにいて、、弟もまだ家にいて、みんなが家にいるときに連絡が来て、、
そして、、通夜も告別式も休日で、、秋という季候の良いときで、、母は本当にみんなのことを考えて逝きました。
そして、、私の誕生日（１６日）に重ならないで。さすが、、母です。
そうそう～～前日の真夜中に間違い電話が来ました。絶対に電話が来ない時間～出ると切れました。
もしかしたら？？とあとで思いました。きっとそうだろうなぁ。そうであってほしいなぁ。

葬儀全般を無事に済ませ、、またいつもの毎日です。

日曜日の夜、、以前から楽しみにしていた”小椋佳さん”のコンサート。
家族みんなから”行っておいで”と言われて、、楽しみに出かけました。
たぶん、、誕生日だったからでしょう。素晴らしいコンサートでした。
でもね～歌、、全部涙が出てしまいました。彼の美しい声に、、心が泣いちゃいました。
母の顔が浮かんできて、、あまり泣かないで葬儀を終えたのに、、こんな場所で涙が。。


今日のあずきです。

夕方散歩にて、、遠くに犬を発見して動けない。


草むらがすっごく好きで、、今日もグングン進んでいきました。あずきの背より草のほうが長いよ。


今回は、、あずきもたくさんお留守番しました。
葬儀などがあるときはたいていホテルへ預けることにしています。今回も予約してたんだけど
当日がゲリラのような大雨が降り、、夫が可哀想だというのでキャンセルして家に置くことに。
通夜の夜は、、娘に家に帰ってもらいました。翌朝は夫と私が大急ぎで散歩に帰りました。
家までは車で２０分くらいなので、、何度も家と葬儀場との往復でした。疲れるね～
意外とおりこうにしてくれたようです。「生き物を飼って大変だな～」と夫と話しました。

思うことはたくさんあるけど、、今日はこの辺で。また明日書きます。
長々読んでくれてありがとうございます。
そして、お悔やみの言葉、私への労わりの言葉、優しいコメント、メールを頂いて感謝です。
ありがとうございます♪♪またあずき中心で自己満足ブログ、、はじめます。
よろしくお願いいたします。

私の娘ブログ～なないろ日記～のぞいてみてね。