ふたり同時に愛せるか。

夕べ 録画しておいた韓国映画『キッチン～３人のレシピ』ってのを観た。


主役３人のうちの１人が チュ・ジフンだったから観たかったんだけど

まったくストーリーを知らないで観たから 意外な展開に 途中寝ないで最後まで観ちゃった



主役の女性はシン・ミナ


スラッと背が高くて でもあどけなさがある女優さん。


愛する夫がいて めちゃくちゃ愛してる


ってのが伝わってくるオープニングにまず胸キュン


夫婦として一緒に暮らし始めたらこんな感じかな～みたいな。



彼女は夫以外の男性を知らない。


それがある日、陶芸展を見に行った時に すごく心惹かれる男性に出逢い

なんとその場かぎりのsexをしてしまう



一方 夫は脱サラをして 夢だった料理人になるべく 友人と共同で店を開くと妻モレに告白。


妻は夫の夢の実現に賛成。


そしてなぜか その時に

知らない男性と自分がその場かぎりのsexをしてしまったことを夫に打ち明け懺悔してしまう


バカなのか…？



もちろん夫は怒るけど 別れるなんて気は毛頭ないから そのことは忘れろ と妻に言う。



ところが 夫が夢の実現の為に友人と共同経営するレストランのシェフが 妻の一夜限りの相手 チュ・ジフンだった。



そうとは知らない夫は フランス帰りのチュ・ジフンを自分の家に居候させる。


ヤギが 狼を狼だと知らずに家にいれるようなものです


もちろん 夫の知らないところで惹かれ合うふたり…


妻モレが友人に告白する。


「どっちも愛してるなんてこと有り得る？」



このままいくと ストーリー説明になっちゃうんだけど

見てて私的には共感出来ない映画でした



多分モレはチュ・ジフンを好きになって 愛してしまったんだと思うけど、

夫に対しての愛は 男女の愛じゃなく 家族としての愛になっちゃったんだと思う。



本人はふたりとも愛してる って強く主張してたけど 男女の愛として ふたり同時進行で同じように愛してるなんて 私には理解出来なかった



主役のシン・ミナが

こいつ バカか…？

と思えてしまった。



優しい夫なら、何を話しても無条件で許してもらえると思ってるのか


傷ついていく夫が哀れだった



結末もよく理解出来なかったけど…まぁ こんなもんかな、って映画だったな


オープニングが胸キュンだったわりにはイマイチ共感出来なくて残念



いっそのこと「心変わり」を潔く認めてしまう方がまだ理解出来たかな。


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