鮎川玲治の閑話休題。

趣味人と書いてオタクと読む鮎川が自分の好きな歴史や軍事やサブカルチャーなどに関してあれこれ下らない事を書き綴ります。

本庄市の祇園祭。

2015-07-19 17:41:03 | 我が故郷・本庄






本日、7月19日は前日の18日から引き続いての本庄祇園祭の日となっています。
この祭りは元々本庄宮内少輔実忠が城下町の疫病避けの社として弘治2(1556)年に勧請した八坂神社(本庄市本庄3-7)の祭礼で、毎年7月14日から15日にかけて行われていたものなのですが、時代の移り変わりと共にその日程も変化し、今では海の日直前の土・日曜日に行われることになっています。
この祇園祭では八坂神社において獅子舞が奉納されますが、この獅子舞は寛文3(1663)年に始められたものと伝えられており、本庄市指定無形文化財となっています。

ところで、この本庄の祇園祭で特徴的なものとして、七軒町の「逆さ神輿」が挙げられます。
これは神霊の宿っていない神輿を、その屋根についている宝珠を外して逆さまにし、コマのように回すというもので、あらゆる邪気を封じ込めて磨り潰してしまうとされているようです。いつごろから始まったのかは詳らかではありません(単純に私が調べてないだけ)が、チラシなどには「日本で唯一!」などと書かれています。これも本当なのかどうか、私には判断のつきかねることですが。