アラサーの雑記

日々の思いや出来事の雑記録

浅はかな失敗

2017-06-30 21:13:52 | 日記
5月6月と、遊び過ぎた。私も彼も実家暮らしなので、なかなか気軽に泊まることができない。

私が二人で一緒に居たいと欲に負けて、彼を連れ回してしまった部分がある。その結果、彼を毎回苦しめる。


私が大人なんだから、私がしっかりしないといけないのに。何をやってるんだろう。


前に書いたかもしれないが、もし私が実家を出たら、彼は「転がり込む(笑)」と言っていた。理由は面白そうだから。
もし私が実家を出たら、二人の時間が増えて、今回みたいにお金がかかることは減るのかもしれない。

完全に現実逃避。
今は無理だとわかっているのに、物件を検索していた。
家賃だけではなく、初期費用、家具や家電、引っ越しの費用とそれをこなすエネルギー。資金も体力も無い。
彼の存在を抜きにしても、ゆくゆくは一人暮らしを考えている。だけど、彼と共同生活をするか否かで間取りも考えないといけない。一人なのか、二人なのか。
できもしないことをあれこれと考えるのは不毛かもしれない。だけど、いつか実現できることを願う。


結局のところ、自分がしっかりしないといけないのだ。有り余る物欲を少しは我慢しないといけないし、仕事もきちんとできないと叶わない。健康でないと、何事もできない。考えないといけないことや、実行しないといけないことだらけだ。

もうすぐまた、私は年を取る。時期的には、考えるちょうどいいきっかけなのかもしれない。
こんな風に少しだけ未来のことを考えるなんて、1年前の自分の状況ではあり得なかった。あの時は、日々をやり切ることでいっぱいいっぱいだったから。いっそ死んでしまいたいとすら思っていた。そう考えると、少しはましなのだと思う。

気分屋の私だけど、少しはまともに行動できますように。

年の差恋愛

2017-06-22 00:08:01 | 日記
彼と一緒に居ると、正直なところ私は自分の年齢に引け目を感じる。

自分の方が10歳年上だと、もっと大人の対応ができるようにならないといけないと思ったり、見た目も老け込まないようにしないといけないと思ったりする。


世の年上彼女達も、そう思っているのだろうか?


「30歳には見えないよ」とは、彼にも、その他様々な人からも言われたことがある。年上に見えるよりはいいかもしれないが、私が落ち着きのない性格だからそう言われるのかもしれない、と思うと、手放しでは喜べない節もある。
ただ、年下と付き合うことになってからは、少し若く見られていた方が彼にとってもプラスなのかもしれない、と思う。



今日は、お互い休み。昨日の夜から泊まったり、遊びに行ったり。
彼と話していた時のこと。

「今後私の後に付き合う女の子には~」なんてことを私が少し説教じみた言い方で言った。

「俺、あんたの後に付き合う人なんて居るのかな」
「え、居るでしょ(笑)」

何を言っているんだ?

「俺はあんたが死ぬまで一緒に居ると思うけど」
「え…でも、わかんないよ?いつどうなるかなんて」
「…俺はあんたを守りたいって思う」

私の頭を撫でながら、彼はそう言っていた。

そんな。
私には考えられなかった答えに、驚きと戸惑いを感じた。
未来を想定する言葉が苦手な私にとって、彼の言ったような言葉の類は信用していない。「いつか終わる関係」だと思って毎回恋愛している。もちろん、その言葉で真面目に付き合っている意思を感じたので、悪い気はしない。だけど、「ずっと一緒に」という言葉は話半分にしか聞けない。

ただ単純に、二人の時間をより長く、楽しく過ごせたらいいと思う。
それ以上のことは、敢えて考えない。

まだまだ未来のある彼の為にも、私はそういうスタンスの方がいいと思っている。


そんなことを思っている私だけど、以前よりも「彼が好き」だと思っているような気がしている。
本人にも、「あんたのこと、前より好きになったと思う」と先日言った。

頼りない年上の私。だけどいつか、実家を出たい。そしたら、彼は転がりこむ算段らしい。
そんな日が来ることを願う。

4 months

2017-06-18 23:46:00 | 日記
あっという間に4ヶ月。

この1ヶ月は調子が思わしくなかったけれど、気がついたらその1ヶ月があっさりと過ぎ去った。今までの1ヶ月よりも短い感覚。


それでもまだ4ヶ月、通過点でしかない。仕事終わりにうどん屋でご飯を食べる、よくある私達の風景。
付き合い始めた頃と比べると、一緒に居ることが当たり前になってきた。年の差を度々ネタにはするけれど、それでも戸惑いは少なくなった。

いつもの、普段彼と居る時と同じような時間。当たり前になったこの感覚。お互いに成長したかと言われると、何も変わっていない気がする。これからは?
月並みかもしれないけれど、お互いにレベルアップして、いい方向に向かうといいなと思う。


未来思考が苦手な私だけど、彼と会った帰り道、ふと思った。
「明るい未来と、幸せな毎日を」
こんなことを願う気持ちが頭をよぎった自分が意外で仕方がなかった。
だけど、それを彼と過ごすことができたら楽しいかもしれない。そんなことも一瞬ながら思った。


そして最後に、彼が言った発言。
「年上と付き合うのって楽だなーって思う」
状況次第で良い方向にも悪い方向にも向かってしまいかねない言葉。だけど、どうやら年下彼氏、年上彼女のカップルで、男性側の気持ちとしてよくある話らしいと最近私も知った。甘やかし過ぎないようにはしないといけないけれど、居心地がいいと思ってもらえたら私も嬉しい。
私も、まずは自分がしっかりしないといけないと思っている。手本にはなれない大人だけど、少しでも成長できたら。

一番長く付き合った人

2017-06-10 02:43:05 | 日記
彼と一夜を過ごし、家まで送ってもらっていた道中のこと。

突然、元彼から電話がかかってきた。
学生時代から5年付き合った人。私が今までで一番長く付き合った人。
「え…元彼から電話かかってきた…どうしたんだろう」
そう言って、私は隣に居る彼に目を向けた。
「出ていいよ」
そう言ってくれた彼に甘えて、少しドキドキしながら電話に出た。
「もしもし…」

「久しぶり、元気?」
昔と同じようなトーンで話す元彼。
仕事中、たまたまかつて二人で住んでいた家の近所に居たらしく、私が通院していた病院の前を通って、懐かしくなって電話したようだった。

地元は遠いけれど、同じ県の出身で、大学で知り合った人。同郷のよしみもあったのか、先輩だけど仲のいい友達になった。そして、それから5年の付き合い。相手の家に転がり込んだり、私の家に相手がよく居たり。そして、私と一緒に地元の県に戻って同棲していた。

その後生活環境が変わり、元彼は仕事が忙しく、私は実家に帰ることになり。すれ違いが生じて、別れに至った。
結婚願望の無い私が、唯一もしかしたら…と一瞬思えたような人だった。友達として仲良くなった上で付き合ったので、話やノリが合う人だった。おしゃれで多趣味な人だったので、買い物するのも楽しかったし、刺激になった。同居した時も、家事を分担することができて居心地がよかった。私が苦手な掃除や片付けは、彼の得意分野だったので、お任せしていた。代わりに私が食事を作ったり、洗濯をメインでしたりしていた。あと、やたら噛み合う部分があった。同じようなことを考えていたり、連絡するタイミングが近かったり。シンクロみたいなもの。それが私と彼にはあった。


今よりももっと未熟だったあの頃。私は彼に甘えていたし、彼には沢山の迷惑をかけた。きっと私のことを彼は恨んでいるだろう、「あんな女最低だ」と思っているだろうと思っていた。なので、電話がかかってきたことに驚いたと同時に、彼の落ち着いた声のトーンに少しホッとした。


久しぶりの会話は、サラッと近況報告をしたり、世間話をしたりだった。昔と同じような感じで話すことができて、懐かしい気持ちになった。そして、長く付き合った人なだけに私のことをわかっている。
当時から抱えていた精神的問題に関して、実は当時の病名とは違うことが去年発覚したという話を会話の中でした。その対応策(の一つ)は薬を飲み続けることだと言ったら、「薬で症状を抑えないといけないだろうけど、それでお前らしさが失われないといいけどな」と言われた。
そんなことを言われるとは思わなかったけれど、改めて彼は、私の理解者だったのだと思った。

そして少し、泣きそうになった。

その後は諸々近況報告がてら雑談をして、電話を切った。
話す口調も内容も、お互いのテンポも昔と同じ。あの頃にタイムスリップしたような感覚。
何気ない会話の20分間が、彼氏の隣に居た身分で不謹慎ながらも懐かしくて、心地よかった。

「やっぱり、あの人は私にとって忘れられない人だ」

そう思った。
元彼は昨年結婚したので、偶然ばったり出くわす以外で会うことはないと思う。それでも今回の電話は、私にとって意味のある時間だったと思う。
同時に、何も文句を言わずに電話を取ることを了承してくれた彼には感謝の気持ちしかなかった。隣で話し込んでも、何も言わずにいてくれた懐の広さが有り難かった。そんなところが彼のいいところだ。ありがとう。