アラサーの雑記

日々の思いや出来事の雑記録

2人の休日

2017-03-31 01:54:54 | 日記
29日。予定通り、復活して仕事に行った。テンションは高くなかったけれど、忙しさにかき消されて仕事を終えた。

それから、夜の仕事の予定だったので、そちらへ向かう準備。


その前に少し彼と話をした。
また、泣いた。自分でも不安定な感情の波についていけないことが辛いということ、悪い方の波がくると、死にたくなるくらいのテンションになること。思わず彼に漏らした。
ただ、話を聞いて慰めてくれた。「大丈夫?無理しないで。仕事終わって、調子が悪くなかったら会おう?お互い明日は休みだし」

終わったら連絡すると言って、私は仕事に向かった。

最近暇だった夜の仕事だけど、久しぶりにまあまあ仕事した気分で終えることができた。


終わって彼に連絡した。「お腹すいた」と言い、とりあえず私は彼の家に向かった。
合流して、食事。それから、ドライブをした。彼が海へ行きたいと言っていたから。
「俺は自分のストレスを発散しようと思った時、海か山にドライブをしに行く」
付き合う前から、彼はそう言っていた。彼なりに、気分転換をさせようとしてくれていたのだと思う。

「俺の人生は少しずつ、リセットされていってる気がする。俺、今までこうやって海に行く時はタバコを2箱持って行ってた。海に行くのに隣に人を乗せるなんて思ってもみなかった。」
「まさか隣に女乗せて海までドライブなんて思ってなかった?(笑)」
「うん」
そう言って、彼は笑った。
「私、こんな不安定な自分が嫌だし、それで迷惑かけてしまうのも嫌だなって思って。だから、あなたと付き合ってていいの?迷惑かけてしまうんじゃないか?って思ってしまう」
「前も言ったけど、俺は目の前に困難があると笑いがでてくる人間だし、俺はお前と一緒に居たいから迷惑なんて思ってないよ。気分の波も、少しずつでいいから良くなっていけばいいんじゃないの?」
「うん…ありがとう。でも、キツいと思ったら言ってね?」
「多分俺はキツいとか思わないと思う」

若いのにどんと構えている感じが、もはや彼らしい。愚問かもしれないと思いながらも、ここ数日のモヤモヤは彼に問いかけたことで楽になった。


夜の海に辿り着いた。たまたまヒールのパンプスを履いていたけれど、敢えて砂浜を歩いてみた。いつもと違う感覚で、足が砂に埋まる。真っ暗な海は、未知の世界。白波以外は、黒い景色。波が迫ってくる感覚がよくわからないのが、少し怖いと思った。
だけど、たった数分のこの時間が新鮮だった。初めての感覚が不思議でテンションが上がったのか、ゲラゲラ笑った。

しばらくドライブが続いた。
途中、腹痛というアクシデントに見舞われたものの、海までバイクでツーリングに来ていたグループや、それを見て楽しそうに走る彼の姿を見て笑っていた。
そうこうしているうちに、暗く沈んでいた気持ちはどこかへ消えていた。

夜中から少し足を伸ばしたドライブだったので、もう明け方になっていた。
私達のお決まりのコースになりつつある、ホテルでお泊まりになった。

また彼は映画を観始めた。お風呂に入って、映画を観て、明るくなった時間に寝た。

ホテルのチェックアウトが遅かったこともあったので、ゆっくりして出た。彼の家に私の車を停めていたので、一旦彼の家まで戻って、私の家へと向かった。
私の家に車を停めて、彼の車でまたドライブ。日中から眠かった私は、小一時間彼の膝元で寝ていた。この場所も、慣れた。居心地がいい。
そして、少し買い物をしてから、私の知り合いが居るテニスコートへ連れて行ってもらった。
知り合いに彼を紹介した。付き合い始めたすぐの頃、彼の友達を紹介してもらったので、私も知り合いを紹介しようと思っていたから。
「テニス楽しそう」
彼の言葉に、私は心の中でにんまりした。そして、付き合わせた感があったもののホッとした。

「今日はありがとう、楽しかったよ」
と言った私と同じ言葉を、彼は返してくれた。
いつもありがとう。


今回のデートで思ったことは、「対等な関係」ってこういう感覚なのかということだった。
今まで年上と付き合うことが多かったせいか、相手の顔色を変に伺ってしまうことがあった。今回はそれをほとんど感じないし、逆に私が彼を従えているような雰囲気を出しているかもしれない。彼は彼で、私を支えようとしてくれる。
今のところは、お互いにイーブンな感覚で付き合っているような気がした。無理のない感じ。
付き合ってからまだそんなに経っていないけれど、何だか居心地がいいのはそういうところもあるのかもしれない。

折れかけていた私を、支えてくれてありがとう。好きだよ。

オフってしまえ

2017-03-28 23:52:00 | 日記
25、26日は夜の仕事。そして、27日は完全オフ。

ずっと寝ていた。
起きては寝ての繰り返し。
25日に久しぶりのテニスをしたからなのか、身体が痛かった。そして、疲れていた。肉体的にも、多分精神的にも。

彼も休みだったから、本当は一緒に過ごせたらと思っていた。だけど、疲れて外に出る気がしなかった。
彼も寝ていたらしいけれど。


基本的には、楽しく過ごせていると思ってる。だけど、時折「これでいいのか」と不安になる。

私は何をしたいのか。
今の自分の立場で、本当に彼と付き合っていていいのか?
彼は、私と付き合っていていいのか?
「あんたが今居なくなったら、俺は多分おかしくなる」
そう彼は言っていたけれど、私でいいの?
私はしばらく今の仕事を辞めるつもりはない。彼は、本当は嫌だと思っている。だけど、敢えて干渉してこない。そこが有り難いのだけど。

本当にこんな女でいいの…?
あまりにも、自信が無い。


仕事に対する「これでいいのか」、恋愛に対する「これでいいのか」、そのどちらもが頭をよぎって 、久しぶりに落ちてる自分を感じた。



そして、28日。
起きて、仕事に行く準備をして家を出た。だけど、起きぬけからずっと、うだつの上がらない気分が続いた。職場へと車を走らせ、駐車場までたどり着いた。だけど…気分があまりにも乗らなかった。
…こんな顔して仕事できない。
職場には迷惑をかけてしまうので申し訳ない気持ちでいっぱいだった。だけど、連絡をして休みにさせてもらった。

泣いた。
彼にも連絡はした。「ゆっくりでいいんだよ」そう慰めてくれたけれど、悔しさと不甲斐なさで涙がこぼれた。
「今日はとりあえず家帰って、ゆっくり休みなよ?」

そう言われて、休憩を挟んで帰宅して、家でゴロゴロと横になって過ごした。
明日は大丈夫、復活すると信じて。

仕事終わり

2017-03-24 13:50:19 | 日記
夜の仕事とメインの仕事を合わせると、実はこっそり6連勤だった。
仕事終わりに、彼と会う約束をした。

「6連勤お疲れ様。頑張ったね」
そう言って、頭を撫でてくれた。
嬉しいけれど、本気で疲れていたのかテンション低めの私。。


ファミレスで食事をして、彼の車の中でまったりといつものように過ごした。
甘えん坊の彼が、私の膝に頭を乗せる。
「こうやってると落ち着く」
そう言って彼は笑った。キスをしたり、私はくしゃくしゃと彼の髪を撫でたりしていた。だけど、前日の夜みたいに、言葉でうまく言い表せない不安な気持ちを感じていた。
「なんか、脈早くない?」
…勘付かれた。
「うん。何か、ちょっと動悸がして」
「大丈夫?」
彼が不安そうに私を見つめる。
「たまにあるんだ。昨日の夜もこんな感じで動悸がしたり不安な気持ちになって。多分、疲れてるからかな」
そう言って私は、彼から顔を反らした。不安感が表情に出ている気がして、思わず顔を見られたくない気持ちが働いた。

そして、今度は私が膝枕を。
頭を撫でながら、彼は言った。
「キツくて辛いなら、どっかで寝て帰る?」
「明日仕事でしょ?」
「俺は間に合えばいいし大丈夫。一緒に居た方が不安が落ち着くなら、一緒に寝た方がいいかなって思って。どうする?どっかで休む?」
私は頷いた。
「ありがとう。ごめんね、こんな頼りない大人で」
「そんなことないよ、俺にとっては自慢の彼女だよ」
「ううん、そんなことない…ごめん、泣きそうになるからちょっとこの話ストップで」

「自慢の彼女」…嬉しいけれど、私は誉められた人間ではない。
自分の世話もまともにできない頼りなくて不甲斐ない彼女だよ。

そして、私達はホテルへ向かった。
1件目のホテルは、思ったよりも料金が高かった。手持ちが足りなくて入室できないアクシデントが発生するも、2件目に無事入室。


「今日はそういう目的じゃない」
さっき彼はそんなことを言っていたのに、部屋に入ってお風呂に入る準備をしている間にも、イチャイチャしてきた。
そして、風呂場でも、ベッドでも。彼はニコニコ笑いながら、私の身体を触る。無邪気で、楽しそうな顔。
「何でそんなにニコニコしてるの?」
「だって可愛いんだもん」
「お前の顔を見てると可愛いって思う」
「あなたも可愛いよ」
彼の声と行動が、時間を甘くさせる。
いつもの二人の時間。

耳元で時折彼が囁く「好き」「大好き」の言葉に、心が揺さぶられる。
私も…
好きだよ。大好き。


またしてもかなり遅い時間になってしまったので、就寝。
私の動悸や不安感も、いつの間にか消えていた。
寂しがり屋の彼とくっついて、いつものように眠りについた。


朝はなかなか目が覚めず、私は起きるのに時間がかかってしまった。目が開かない。睡眠薬が効きすぎてしまったのかもしれない。
少しイチャイチャした覚えはあるが、それ以上の記憶が曖昧。

彼は仕事へ、私は家へと向かった。
また家に帰らなかった。だけど、調子が悪かった私を安心させてくれてありがとう。

不安の波

2017-03-23 03:48:25 | 日記
仕事終わりに同僚と食事をして、一人カラオケに行って、深夜に帰宅。

帰宅してしばらくは彼とLINEのやり取りをしていた。彼が先に寝るということでやり取りを終えてから、色々と考え事をしていた。

ふと、不安な気持ちが押し寄せてきた。今日は嫌な出来事もなく、むしろそれなりに楽しいこともあった日だったのに。

最近は比較的調子がよかった。こんなに不安を感じるのは久しぶりだった。


そんな日もあるさと自分に言い聞かせるしかない。

疲れてるのかな。
寝る前に、軽い動悸がした。
こんなメンタルの不安定感が、私が双極性障害であるということを実感させる。
我ながら、不安定な自分にはうんざりだ。

1年前と、今

2017-03-19 02:38:00 | 日記
「前に、10年前に一度死んだ人間だって言ってたよね?」
「お前の止まった時計の針は、俺が動かしてやる」

2人で話していた時に、彼に言われた。

私は、今までの人生で色んな物事への挑戦を避けたり、失敗を繰り返したりして、人生そのものを半ば諦めた気分で過ごしていた。人生がやっつけ仕事。
何故なら私だから。

そして、1年位前は、30歳で死ぬ気分でいた。

自分が発達障害であると知って、それに伴う二次障害から双極性障害を持ってしまっていたと知って、少し自分を知るヒントが見つかってホッとした。だけど、同時に人生で諦めないといけないことも人より多いと思うと、悲しかった。
発達障害と双極性障害であることと、過去の失敗とをリンクさせると納得できることが沢山あった。だけど…
もっと早く知りたかった。
これに尽きる。

そして、元彼との現状にも満足はしていなかった。今まで生きてきたフィールド、ライフスタイルが違うこと、価値観が違うこと…そういうことに不満を抱えていた。
年齢差もあって、私が強く言えない部分もあった。
別れようとしたらしたで、泥沼化した。元彼のストーカーじみた言動が、余計に私の人生を嫌なものにした。


「もう詰んだわ」
この言葉を、去年はよく言っていた。
今年はそう思わないかと言ったら嘘になる。だけど、去年よりかはこの言葉が出てくる回数が減った。
まだまだ現状は問題だらけ。それでも、最近はあまり絶望感が表に出てこない。

ちょうど1年前は、仕事ができないことに対して自分が許せなかったし、元彼にうんざりしていたり、仲良くしていた後輩に積年の不満と怒りをぶちまけて絶交したりと、心中穏やかでないことが多かった。

彼と話していた時にふとそれを思い出した。
去年の今頃より、ましだ…
そう思っていたら、ふと涙が出た。
去年の今頃より、私は今の方が楽しい。それがなくなってしまうのも嫌だし、1年前の辛かったことを思い出すのもそれはそれで辛い。
そんな感情が入り交じって、涙が出たのだと思う。


「10年前に死んだなら、俺と同い年じゃん」
「これから2人で色んなことをしようよ」
「何か問題が起こったら、俺が守る」
どこまでもストレートに、彼は言う。
若さ故の眩しさを感じる。
だけど、私に対して似たようなことを言ってきた人間は過去にも居る。彼らとうまくいかなかったので、私の方は少し引け目を感じる。
心のどこかで、そういった言葉に期待しない私や、自分自身が変われなさそうで、彼の期待に沿えられない不安を抱えた私、そして、未来が不安な私が居る。


時計が止まったのは、多分あの辺り。
あの頃から、私は私を肯定できなくなった。
10年経っても、まだ傷が残っているなんて。本当に悲しい。身体的な攻撃はされなかったけれど、心を壊してしまうのがモラハラの恐ろしいところだと痛感する。

あなたは、そんな私の止まった時計を本当に動かすことができるの?
できるもんなら、やってみなさいよ。


涙が落ち着いた後に、彼が言った。

「まだ早いって言われそうだけど、1年経ったら指輪をあげようと思ってる」
彼がこんなことを言っていた。
「ん?ペアリングってこと?」
「まあ、お互いの誕生日とか刻印したらいいかなって」

中途半端に濁された。1年後のことなんて私はノープランだけど、彼に何か思ってることがあるらしいということはわかった。


1年後…私は何をやっているのだろう?彼とは、どんな関係になっているのだろう?

密やかに、淡い願望は抱いている。
今年よりも、より良い1年後であるよう。願望に、少しでも近付けられるよう。