さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

近所のBくん

2015年02月18日 10時08分33秒 | Web log
今朝、ベンジャミンがニコニコしながら起きてきて、

開口一番 " Mum, I love you.... "と言ってくれました。

カワイイ...

さて、引っ越してきたBくん。
ジョナサンといつもつるんで遊ぶようになりました。

一緒にバスに乗って帰ってくるし、サッカーをしに公園にいったり、
突然家にやってきてゲームをしていたり、ジョナサンが「ちょっとBくんの
家にいってくる」と言って、夕飯をご馳走になってきたり。

そしてジョナサンと一緒にラグビーをするかもしれないと言っていました。

ちょくちょく遊びにくるので、わたしもBくんと色々話すようになりました。

本人から聞いた話によると

イギリスにいたときは友達とつるんで、ほとんど家に寄りつかなかった。
かなりのゲーマー。早朝まで友達とオンラインゲームをして遊んでいた。
友達と別れてオーストラリアに来たくなかった。最悪のタイミング。
イギリスに住んでいたころは、悪い友達とつるんでいたので、非常に態度が悪かった...

全て本人の口から聞いたことなので、本当だと思います。

BBQのときにBくんのお母さんが

「 イギリスにいたときに住んでいたところは観光地の島だったので、
若い人たちは大学に入学する年齢になると島を離れて、戻ってこなくなることが多い。
今の段階でも友達と一緒の時間がほとんどで、家にもほとんど寄りつかなくて
Bにとって親は存在しないも同然だったんだけれど、オーストラリアに
引越してきたことだし、大学に入るまでの間、少しでも親子の時間をもてたらと
願っているの 」

と言っていたことを覚えています。

オーストラリアに引っ越してきたには色んな理由があったと思いますが、Bくんを
悪い友達から引き離して親子の関係を取り戻すことも理由の一つなのかもしれません。

でも、国が変わったからといってそんなに簡単にいくわけもなく、Bくん、親の干渉を
非常に煙たがっている様子がみてとれます。

寄り道するときにジョナサンは必ず連絡を入れるのですが、Bくんは「必要ない」
というそうで、実際私も、Bくんが携帯に親から電話が入っても無視するのを見ました。

マイクはジョナサンが悪い影響を受けるんじゃないかとちょっと心配しています。

親への投げやりな態度も気になりますが、わたしが強く感じるのは、Bくんがとっても
寂しがりやなんじゃないかということ。

でも、私が話しかければ色々話してくれるので、親以外の大人にはちょっと
素直になれるのかもしれませんね。

きっとそういう年頃なんでしょう。

こんなことがありました。

先週Bくんが遊びにきているとき

ジョナサンに「明日水泳の授業あるの?」と聞いたら
ジョナサン「.... 覚えてない」と言います。

それを聞いていたBくん
「僕、明日水泳の授業あるよ!」と言ってきました。

で、私が
「Bくんとジョナサン、体育の授業一緒なの?」

と聞くと、二人して

「 I don't think so! 」というではありませんか。

私「.......」(一緒じゃなければ、Bくんの情報は全く無意味だと思うけど。)

そして昨日

友人からジョナサンの時間割のコピーが欲しいと頼まれたので
ジョナサンに私が「学校の時間割見せて」と言ったら
ジョナサン、ふざけて「No」と言い返してきたのですが

Bくんが「僕、僕の時間割持ってるよ!」と言って見せてくれました。

ジョナサンとBくんは学年は同じでも時間割は全く違うことは
知っていたので「Bくんの時間割を見ても仕方ないんだけどなぁ」と
思いつつ、先日の水泳の授業の話を思い出して、

これって、小さい子が先生とか親の関心を引きたくて
あまり深く考えずに大人の問いかけに反応するのとちょっと
似ているかもしれない...と思いました。

体は大きいけど、ちょっぴり幼さが残っているお年頃なのかな?

私の勝手な思い込みかもしれませんけど。

ジョナサンとBくん、一緒にいい方向に成長していければ..と思います。

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