さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

2011年を振り返る

2011年12月31日 08時00分14秒 | Web log

1月 2011年スタート
Fonty Pool にキャンプに出かける。すご~く、楽しかった。
某会社の面接を受ける

2月 
超音波で卵巣に腫瘍があることが分かった。
オーストラリアで働き始める。

3月 
東日本大震災発生。最初、『 東北で地震みたいですよ 』と職場の上司に言われて、
またですか?と あまり深刻にとらえていなかったのですが、何度自宅に電話しても通じず、
ちょっと不安に。そして、テレビで速報映像を見て、かなりショックを受ける。
石巻にいる友人と連絡とれず。かなり心配した。

4月 
ベンジャミン、5歳になる。
人生で生まれて始めて 卵巣のう腫 の手術を受ける。麻酔に感動する。
5秒も経たずに 眠りに陥り、気がついたら 手術が終わっていた。

術後の傷口を消毒しながら、コタキナバルに旅行!!! 結婚後、出産後 初の子抜き、だんな抜きの旅。
念願のオラウータンを生で見る。野生のクラウンフィッシュも見る。

5月
休みを経て、会社に復帰。必死に頑張る。

6月
会社で非常階段に閉じ込められるという失態を犯す。非常階段が One-way in だということを
始めて知った。
 
働きながら、空手にも通って グリーンベルトに昇級!!!

7月
友人がヨーロッパに2ヶ月旅行に行くというので、犬を預かることに。ジョナサン大興奮。

8月 
色々あって、我慢できなくて会社を退社。最初はかなりの敗北感。落ち込みましたが、色々学んだ出来事でした。
犬との生活、継続。ベンジャミン サッカーを始める。学校でクラスのお手伝いを開始(12月まで続く)

9月
特になし。お菓子を作ったり、ピザを作ったり、色々と手作りに挑戦した日々。

10月
マイク、43歳になる。
オーストラリアに引っ越してきて始めて Royal Show に出かける。ちょっとしたカルチャーショック。
少林寺のパフォーマンスを生で見る。すごくて感動した。

11月
メルボルンカップで、生まれてはじめて競馬を経験する。ビギナーズラックで、賭けに勝つ。
私、誕生日43歳になる。ジョナサン9歳になる。
ジョナサン、T-Ballのステートチームの選手に選ばれる。
ブルーハーツとか、エレカシとか 今まで見向きもしなかった『男(?)のロック』の良さにちょっと目覚める。

12月
オーストラリアのプロ野球の試合を始めて観戦する。結構、面白かった。
毎年のことだけれど、忙しくどたばたと一年が終わる。

と、大したことはありませんが、今年一年を振り返ってみました。
手術をしたこと、会社勤めをして、辞めたこと、コタキナバルに旅行したことなどが個人的な3大ニュース
でしょうか。手術も終わってしまえば、大したことなかったし、会社を辞めたのも、終わってしまえば
それまでよ。

個人的なことを超えての最大な事件はやっぱり 東日本大震災とその後の放射能汚染でしょう。
余りにも大きかった。

甲本ヒロトさんのラジオ番組でのコメントがすごいと思った。

『 みんな、帰ってこいよ~。花屋さんでは、お花を売ってますよ。とんかつ屋さんでは、いつもどおり
とんかつを揚げてますよ~。(以下、続く)』


落ち込んでいる人に 頑張れ と言ってはいけない という言葉をよく聞きます。
共感すること、思いを分かち合うこと、そして同じ立場に立って考えること、発言することがいいと言われます。

確かに、そうだと思います。

相手が言ってほしいだろうことを、言うとか 気持ちを受け止めているということを表現するために
相手が言ったことをコピーするとか。相手「苦しかったんです」 聞き手「苦しかったんですね」など。
聞き手のテクニックのようなものでしょう。

そういう視点から考えたら、悲しみとか、怒りとか、無力感や、絶望感の中から抜け出せずにいる
あるいは、あるいは抜け出したくない人にとって、彼の発言は どういうふうに 聞こえるのだろう と
思ったり。

悲惨な現実に打ちひしがれて、どうしようもない怒りとか、悲しみとか、無力感とか、絶望感に取り巻かれている
だろう現地の人に、被災者の現実から遠く離れたところでは、普通の生活が今まで通りに営まれていること、
そして、その世界に戻ってこいよっていうのは、ちょっと 聞きたくない言葉なのでは と思ったり。

でも、やっぱり 戦わないといけない、向き合っていかなければいけない 現実。

『人にやさしく』という歌の歌詞に 

やさしさだけじゃ、人は愛せないから。
あぁ、なぐさめてあげられない。
期待はずれの言葉をいうときに
心の中では ガンバレって言っている
聞こえてほしい、あなたにも
ガンバレ!!

というのがあって、何でも分かっているだろう彼が、それでも敢えて発するメッセージの中に本当の励ましが
あるのだろうと想像できる。

究極的には どんなに辛くても、苦しくても 生きるって 生き続けるって そういうことだよな って 思う。

でも、私には 苦しんでいる人を前に そういうことは 言えないですけれど。
自分が 人に何かを言えるほど 戦い続けているとは 思えないので。

彼が歌を通して、ずっと伝え続けているメッセージとかが前提としてあっての発言だと思います。

同じことを 誰かが言っても だめだと思うし。私の勝手な解釈ですけれども。

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