今日も長いお仕事から帰ってきました
飛天の間 での長時間にわたるイベント演奏
前日のリハーサル、そして当日のリハーサルを重ね
入念に進行はチェックしたものの 本番はやはり始まってから
でないとわからないのでした
いやー
こんなに弾き続けたのは いつぶりでしょう・・・
意識が朦朧となるほどに弾いたのですが
前半はイベントに合わせて 同じ曲を何回も繰り返して演奏したので
これが 疲れに拍車をかけることとなりました
“ 誰も寝てはならぬ ”
プッチーニのトゥーランドットならぬ 思いで
メンバー４人は 目はしょぼしょぼ １小節の休みもないため腕がバリバリ
一瞬でもいいので下ろしたい気持ちを堪えて
互いに励まし合いながらの演奏でした 
音大に通っていた学生時代から 演奏の仕事を始めた私
気がつけば 演奏歴も１５年を超えました
サラリーマンでいったら すでに “ 中堅 ” だろ、と兄弟に言われて
はっとしたのです
そうか のんびりしていた私にはそんな考えがありませんでした
辛い仕事
昔でいえば ３K に近いようなハードワークを 若いころには経験しました
クリスマスにデパートの外 玄関前の広場で 寒さに震えて演奏したこと
プールの上に作られたステージの上での演奏
B'z のスーパーアリーナでのライブのサポートでは 台風が直撃して
ステージに出た途端 下着の中までびっしょりに濡れ
激しい雨のなかを演奏したこともありました
極めつけは ウサギのかぶり物を被っての演奏
あれが 人生で一番ハードなお仕事でした
今となっては どれも楽しい思い出であり よい経験をさせて頂いたと
しみじみ 思うのですが
なんにせよ “ 働く ” というのは大変なことなのです 
