今週末は 鎌倉 『 歐林洞 ツルノリヒロ スペシャルライブ 』 への出演を控えております
ライブ前になると 急にしたくなるのが
『 弓の毛替え 』と『 弦の張り替え 』
頻度は 使用する楽器、弦の種類、そして使用の仕方にもよるのですが
プロの奏者になると 早くて数週間で弦を張り替える方もいるほど
で、私の張り替えは11ヶ月に一度
けちけちと 『 よいお肉がいたむ直前の美味しさのピーク 』のような
弦のピークを見つつ、絶妙、限界、ぎりぎりの枯れてくる様子も楽しんでいます
チェロの弦ですが、ワンセット( A D G C 4弦 )で2万円以上するので
たまにしか張り替えない私にとっても 痛い出費
弓の毛替えも同様、お店・工房によって値段に差がありますが
1万円ほどで これまた アイタタタ な出費になるのです
昔から使われていたようなガット弦からスチール、ナイロンの弦まで
改良されてきた現在の弦は 種類も様々、音色も様々
弦の巻き方は とてもシンプルですが 細かいコツもあります
ペグがきゅっと緩むことがないよう キレイに外側に寄せて巻いてゆく・・・
『 まだまだ 使えるよ 』そう マイスターに言われたけれど
せっかく来たのだから 張り替えてもらい 満足
落ち着くのに数日かかりますが 倍音がジャージャーと鳴るフレッシュな感じは
新しい弦でしか味わえないのです