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「痛み」

2011-12-06 | Weblog

クォン・サンウ「『痛み』に自分最高の演技を込めた」     

「どんな競争作と争うかより、重要なことはこの映画の競争力です」 映画『痛み』の主演俳優クォン・サンウが、興行に対する自信を表した。

『痛み』は医学的に痛みをまったく感じない自害恐喝団のような男ナンスン(クォン・サンウ)と、血友病にかかりほんの少しの傷でも激しい痛みを感じる女ドンヒョン(チョン・リョウォン)が互いに異なった姿で対立しながら次第に愛を感じ、傷を治癒していく過程を描いたメロ映画。

様々な刺激に慣れて愛の痛みに無感覚になった現代人たちに本当の愛の感情を伝える。

「こんな美しい物語もどんな監督に出会うかによって駄作にもなり傑作にな りもする」とし「クァク・クョンテク監督はメロ映画の中でも濃いセリフやリアルでパワーのあるシーンをたくさん作って下さったと思う」と明かした。

「映画のナムスンは野暮ったくて控えめな男です。愛を感じることが出来ず無味乾燥な人生を生きてきた彼が、正反対の女に出会います。

結局その女の痛みが自分に感じられ、彼女によって感覚が甦り犠牲になります。

内容は本当にパーフェクトでしょ?(笑)」

こんなに新鮮な映画のアイディアは、人気ウェブトゥーン作家カンフルの頭から出た。

カンフルはすでに『純情漫画』『あなたを愛しています』など、各種作品を映画化させたことのある、今では映画界になくてはならないアイディア倉庫。

しかし『痛み』は前作までとは違う。

これまでの作品はすでに漫画として完成本があったのに対し、今回の『痛み』は17ページに過ぎない原案からのスタートだった。

今回の映画はクァク・クョンテク監督と俳優クォン・サンウ、2人にとっては特別意味深いものだ。クァク監督の10作目の演出作であり、クォン・サンウの10作目の映画出演作だからだ。

これにクァク監督は最近開かれた映画ショーケースで「映画『痛み』に(今まで撮った)10本の映画の中で最も愛すべきシーンが込められている」と告白した。このシーンについてクォン・サンウは「私も最も気に入っているシーン」と振り返った。

「映画の中、後半部にマ・ドンソク兄さんの願いを聞いた私が、不安定な眼差しで決心をするシーンが登場します。

監督もその時の私の演技を気に入ったそうですが、私も今まで自分が演じた演技の中で一番カッコいいシーンだったと思います。

当時、車の外の騒音がひどくて、後で録音が必要だったんですが、その時の感情が出ないんですよ。それでただ現場のサウンドを活かすことにしました」

クォン・サンウが『痛み』に自信を見せる理由は、単にスター監督との共演、スター原作者の作品であるからではない。

彼は確実に今回の作品が“クォン・サンウの代表作”になることを信じて疑わない。

彼は「ナムスンは私が演じたキャラクターの中でも最も立体的な人物」とし「多くの人が私の代表作として『マルジュク通り残酷史』を挙げるが、今後は『痛み』のクォン・サンウになると信じている」と声に力を込めた。

「多くの方が『痛み』を暗くて悲しいと思っていますが、実際はコミカルな部分も外さない映画です。

序盤は笑って、映画館を出る時は涙を流しながら出てくると思います。それより、今後ナムスンのようなキャラクターに再び出会えるでしょうか?」