俳優コ・ヒョンジョンの ‘対物本色’が視聴者たちを泣かした。
去る 8日放送された SBS 水木ドラマ 「対物」では 大統領特使に任命されたソヒェリム(コ・ヒョンジョン)が 命をかけてアフリカソマリアに発って ハイジャックされた船員たちを求めて帰国する場面が描かれた。
ソヒェリムに これは過去ご主人を失った傷を思い出さなければならない大変な選択だったが またソヒェリムだけができる仕事だった。
空港に到着したソヒェリムは大きい功を立てたと歓迎する人々に 平気な表情で「抑留されていた船員一人が 一緒に帰って来ることができなかったです」という言葉だけ繰り返したし 息子とポオングミョ涙を流した。
以後 現地で身柄に死亡した船員の斉場を尋ねたソヒェリムは 姜泰山代表(チャ・インピョ)に「この国の未来を導いて行く大権走者として 国民に本当に重要なことが何なのかを深く考えてください」と断固たる姿を見せた。
この事が きっかけで 自分が歩いている政治的歩みを振り返るようになったソヒェリムは「本当に国民が 大韓民国の主人にならなければならない。最小限 国家が守ってくれることができない国民は あってはいけない」と大統領選挙出馬を決心した後 冷徹な政治的カリスマで 対物らしい面貌を見せて好評を博している。
一方 緊迫感あふれる人物たちの変化と 大統領選挙出馬準備を本格化一姜泰山と ソヒェリムの対立が予想される中に 9日午後 9時 55分 「対物」 20回が放送される。