![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/46/1ca779716b66545bf18204d8406d08e9.jpg)
秋咲きトリトマ の 'クリスマス・チアー' です。
ススキノキ科という珍しい科に属してます。背後のススキは ススキノキ科ではなく、イネ科です。
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トリトマの和名は 「赤熊(しゃぐま)ユリ」です。
赤熊とは何かというと、wiki によると「赤熊」とは「赤く染めたヤクの尾の毛、武士や官軍が身に着けた。」とあります。
画像のほうが分かりやすいと思うので下に 大河ドラマ「八重の桜」に出てきた画像を貼り付けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/29/f45b8275b54f1f1a7352eadd7718a4e3.jpg)
(ブログ Makotsu Garage 「八重の桜 官軍の赤熊(しゃぐま)」よりお借りしました )
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私は トリトマというと 和名の「赤熊ユリ」のことを、そして自ずと明治維新というクーデターに登場した赤熊のことを思い浮かべてしまいます。
ヤク尾の毛は 赤く染めた「赤熊」の他にも「白熊(はくま)」「黒熊(こぐま)」などがあり、元々は 戦国時代に大流行したもので、これが江戸城には沢山貯蔵してありました。
江戸城を無血開城するときクーデター軍は、これらを戦利品として押収し、土佐藩は赤熊を、薩摩は黒熊を、長州は白熊を身につけて勝者であることを誇示したそうです。戦国時代に逆戻りです。
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花は、同じススキノキ科で「医者いらず」の愛称で知られているキダチアロエ(Aloe arborescens)に似ています。(Kazuya Koga「トリトマ」)
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筒状の花は蕾の時は上を向いていますが、咲き始めると横を向き、やがて下向きに垂れ下がります。(同上)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/25/002267db6fdfb7bd29361f987aeacf80.jpg)
雄しべは6本、雌しべは1本で、花冠が開くと花冠先端以上に雄しべ,雌しべが伸び突出します。下部の花ほど長く伸びた雄しべ,雌しべが目立ちます。(同上)
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