アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

グロリオサ - 炎のような

2024-08-03 15:00:00 | みんなの花図鑑
初出 2021-08-03

知人宅のグロリオサが真っ赤に燃えてます。




グロリオサ(Gloriosa)は熱帯アジア及びアフリカ原産のイヌサフラン科(APG植物分類体系。 旧分類ではユリ科)の植物(wiki 「グロリオサ」)




「グロリオサの一種、Gloriosa rothschildiana はジンバブエの国花であり、かつてローデシアの国花でもあった。」(同上)
種小名のrothschildiana は、イギリスのラン育成家 Jacocb Rothschildの名に因んだものだそうです。




グロリオサ(Gloriosa )の名は 「光栄、見事、立派」などの意味を持つラテン語「gloriosus」から。(てゆうか、gloriosusの複数形が Gloriosa ?)





この炎のような花びら、反り返って、おしべや雌しべと遠く離れています。
虫は当然、炎のほうに飛んでいくと思います。




でも、それでいいんですって?
「花が咲き終わると、花びらが閉じて、雌しべと雄しべをくっつけ合うんですよ。そうやって自家受粉するので、虫たちに頼る必要がないんです」って。




とすると、炎のような花弁は何のため?






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