
毎年時期になると撮らせてもらっている 近所の圃場の唐子咲きのツバキ。

唐子咲きのツバキがなぜ哀しいかというと・・・

あるべきものが無いからです。
めしべはちゃんとあるのですが、元々のツバキにはあるたくさんの雄しべが唐子咲きのツバキには無いからです。

たくさんあったおしべは花弁に変化してしまったのです。

珍しいから珍重される?のかもしれませんが、私には 「無理してそこまでしなくとも…」と思えることがあります "(-""-)"
唐子咲きで連想するのが、<帯化>と呼ばれる現象です
たとえば、下は トサカ系と呼ばれる<帯化>久留米ゲイトウです。

鶏冠(トサカ)を連想させるので、トサカ系と呼ばれます。
本来は縦に伸びるはずの茎の先端に近い成長点が「帯化」した変異種を育てたもの、といわれてます。
<帯化現象>は他の植物にもあります。
ガーベラ5 - 帯化は美しいか
セイタカアワダチソウ(帯化)
オオマツヨイグサ
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