アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ヒメリンゴとカリン - バラ科のつぼみ

2022-04-09 06:00:04 | みんなの花図鑑
いま、バラ科のピンクのつぼみが可愛いです(^_-)-☆


ヒメリンゴ

イトーヨーカ堂の立体駐車場の入り口に咲いていました。




遠くから見ると開花した花の白が目立つのですが・・・




近くに寄ってみると、ピンクの蕾がとてもかわいいです。




ヒメリンゴと気が付かず、写真を撮って、Google Lens に聞いてみたら「ホンカイドウ(本海棠)」を候補に挙げてきます。




でも、花が白ではなかった気がしたので、「このきなんのき掲示板」に(久しぶりに)お尋ねしてみました。





最初の回答者の方は「ハナカイドウ、ミカイドウ、ノカイドウのうち候補としてミカイドウ」を候補に挙げてくださいました。




次の回答者の方は
「ハナカイドウ、ミカイドウ、ノカイドウの花柄には毛がないから、これはバラ科リンゴ属の仲間と思います。
 品種はわかりませんがヒメリンゴを候補にあげます。」
と答えてくださいました。




それで、ようやく思い出したのです。この木、秋にはヒメリンゴに似た果実をたくさんつけていたことを(T△T)





ヒメリンゴの花をネットで確認しました。確かによく似ています。




「ヒメリンゴは、バラ科・リンゴ属に分類される果樹です。原産地は中国で、日本では北海道から北陸にかけての涼しい地域に自生しています。」(HORTI「ヒメリンゴ(姫林檎)の育て方」)
とあるので、代表的なヒメリンゴではなく、変種または亜種かもしれません。




「りんごは中心の1つの花を通常5個の花が囲み、中心の花が最初に開きます。
 蕾は赤いのに開いた花弁は白くなっているように見えます。」(久保の家「りんごの花は何色?」)
ヒメリンゴだけでなくリンゴ属に共通した特徴のようです。




雌しべは5本
雄しべは20本
(だんじりのまち大阪府岸和田市の樹木図鑑「ヒメリンゴ」より)






カリンの蕾

カリンは バラ科ボケ属。
果実の秋によく目に留まりますが、春のつぼみと花も可愛いです。




典型的な子房下位で、あの固いカリンの果実は花の下にできます。




子房は蕾のときから花の下に独立して存在しています。




花はまだつぼみの段階ですが、下の子房は早くも膨らみだしています。









子房は、受粉してなくても、勝手に成長するんでしょうか(^^)/






2 コメント

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カリン (カンサン)
2022-04-09 20:28:09
アブリルさんへ、カリンと言えばロッテののど飴ですね。ひと頃、よく買っていました。
最近、春らしい春は短くなり、冬が終わったと思ったら、すぐに初夏のようになりますね。
きょうは夏鳥のオオルリとコマドリを見ました。
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Re: カンサンさん^^ (アブリル)
2022-04-09 21:06:26
カンサンさん、こんばんは~
カリンもヒメリンゴも、昔は果実だけが
関心の的でした!(^^)!
きょう、TVの『青空レストラン』で
宇和島のブラッドオレンジ、やってました。
導入したころは 中の実の赤が出せなかったんですって。
それが温暖化でシチリアと同じ温度変化になったら、自然と赤みが出てきたんですって
ところで、コマドリって、はじめて見せてもらった気がします。きれいな鳥ですねぇ
サクラやユスラウメに似た木は
アーモンドかもしれませんね
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