スベリヒユ科の ハゼランは別名「三時花(さんじか、さんじばな)」と呼ばれて、午後3時から2時間くらいの間しか花を咲かせません。
そういえば、アメリカキンゴジカは午前中の特定の1時間くらいしか花を開きませんでした。
開花時間を制限するのには、どのようなメリットがあるのでしょうか?
この花は 15:25に撮ったものです。
黄色い葯をつけたおしべがたくさん伸びていて、その中心に雌しべの花柱がなよなよと伸びています。
めしべの柱頭はまだ開いていません。
とてもあと1時間のうちに開くような気配はありません。
受粉は 次の日になるのでしょうか?
ハゼランの花は 何日くらい開くのでしょう?
こちらは 別の日、別の場所で撮ったハゼランです。
こちらは 雌しべの柱頭が3つに開いています。
Exif情報によると 撮影時刻は 15:58 となってます。
成熟すると 花柱もシャキッとするようです。
まち針の頭みたいな果実をつけます。