副題の「サンサンと」は 漢字で書くと「燦燦と」になるようですが、この漢字は私には読めませんので、だじゃれで 「sun sun と」としました。
なぜか、カメラの調子が悪くて、光が入りすぎた写真が連発。
まぁ、たまにはこれもありかと。
キク科には大別して キク亜科とタンポポ亜科とがあり、アキノノゲシはタンポポ亜科です。
キク亜科の花は 周囲の花弁の部分(一枚一枚が舌状花という独立した花です)と中心の筒状花の集団から構成されていますが、
タンポポ亜科の特徴は 全部一枚だけ花弁が巨大化した舌状花からできていることです。
ツンツン立っているのは 舌状花の雄しべ筒です。
雄しべは合着して1本の筒になっていて(集葯雄しべ)そのなかを未成熟な雌しべの花柱が花粉を付着させながら筒の外に出ています。(雄性期)
舌状花の構造 (桑名総合医療センター > 理事長の部屋 > 11月 秋の野芥子(アキノノゲシ)より借用)
花弁の一枚一枚が 中央のシベの柱とつながっているということですね。
ただ、おしべ筒から出ている花粉の部分が 「おしべの葯」なのか「雌しべ棒」なのか、まだはっきりしません。
宿題としておきます。