
モクゲンジの花は 黄色で、ひとつひとつは
小さいけれど、集まって咲くと 素朴に キレイ
なのですが、撮った写真を見ているうちに
いろいろ疑問が・・・

花は 黄色なのですが、花弁の付け根のところに
赤い斑点があって、この花をより特徴あるものに
しています。
花弁は そりかえり、雄しべが勢いよく
飛び出しています。(ナンテンも花弁が
反り返りますが、雄しべの形状は
だいぶ ちがうようです。)
「雄しべはふつう8個あり、全体に短毛がある。」
(日本の野生植物ほか)

黄金色の小さな花の基部には 付属体と呼ばれる
赤くやや盛り上がった部分がある・・・
と、すべての花が そうなら、話は簡単。
モクゲンジは 雌雄異株で この花は 雄花だから
この木は 雄株・・・
いえいえ、そうではないのです (@_@)
↑写真を見ると、赤い付属帯を付けた 雌花と
全然違う 茶色のドーナッツみたいな形の中央から
雌しべらしきものを一本だした花があります。
これは 雌花でしょうか?
雌花だとしたら、花柱の回りの 茶色いドーナツ状の
ものはなんでしょうか??

ハチにピントが合ってて、問題の花のほうが
よく分かりませんが、ハチ の口の先にある花は
赤い付属体もないし長い雄しべも伸びていません。
代わりに 真ん中に一本めしべらしきものが
立っていて、周りを花粉を包む葯みたいなものが
取り囲んでいます。
これは その近くに ある、先ほど見た 雌花らしき
花序の 成長したものでしょうか???

疑問はこの写真では 解決できそうもありません。
次回、スマホのマクロで もう少し拡大して撮ったもので
検討を続けます。