ビートルズのつくり方太田出版このアイテムの詳細を見る |
今回の「ビートルズと黄金比」は10年ほど前に買った
「ビートルズのつくり方』という本を超引用させて
いただいて書いております。
なかなか面白い本ですが、今は手に入りにくいようで
どーしても読みたい方は
ブックオフなんかをチェックしてみてね。
黄金比については、書いてないけど。
音楽に最初に黄金比を用い作曲したのは、
バルトークであります。
実際には、黄金比に極めて近い数値をもたらす
フィボナッチ数列が意図的にが使われたようですが、
「ダ・ヴィンチコード』のラングドン教授がいわずとも
黄金比はドビュシーやモーツァルト、ベートーベンにも
使用されております。
秘密は、音程の比率にあるのです。
クラシックに限らず世界的ヒットで歌詞わかんないけど
いいゾーこれ的な音楽は、ジャンル関係なく黄金比が
隠れている、いや、意図的ではなく偶然、黄金比に
近づいたのであります。と思っておりますだ。
1977年のスピルバーグ監督の映画
「未知との遭遇」で宇宙人と人類がした交信方法は
光と五つの音で交信したのを小学生の僕はまだ
はっきりと覚えております。
音って地球だけじゃなく宇宙でも共通なので
あります。
あ、話がそれたそれた。
ジョン・レノンは、バンジョーの5度チューニング(陽)と
ポールに教えてもらったギターの4度チューニング(陰)を
マスターして、太極の耳をもっていた。
イザナギチューニング、イザナミチューニングとでも
アダムとイブとでも申し上げましょうか。
ジョンが最初にマスターした
バンジョーの四本の弦を指で押さえない状態で
ジャラ~ンと弾くとC-G-D-A(ドーソーレーラ)と
響きます。ちょうどそれぞれの音が五つ離れておりまして
これを『完全5度音程』と申します。
調子に乗ってラの上にもう一つ音を五つ離れた
音ミを足すと
C-G-D-A-E(ドーソーレーラーミ)の五音となり
並べ替えるとドーレーミーソーラという
『ファ』と『シ』を抜いた(四七抜き)
業界用語で?Cメジャーペンタトニックという
5音階が出来るのであります。
「完全5度」の音程は、振動数をみると
振動数2:3となっておりまして、
ドからドの1オクターブの振動数1:2の
次に強く協和する音程となり、これが
「神の音程」と言われていた秘密であります。
そして、次にポールから教えてもらった
ギターの6本の弦をまた、どこも押さえないで
ジャラ~ンと弾きますと
E-A-D-G-B-E(ミーラーレーソーシーミ)というように
4つ離れた『4度音程』になっておりまして、
(ソとシの間は長3度音程)
並び替えるとミーソーラーシーレーとなり
(ミは二つあるのでひとつを省略)
Eマイナーペンタトニックという代物が
出来るのであります。
さらに、♭や♯の入らないマイナーペンタトニックが
あります。
A-D-G-C-E(ラーレーソードーミ)ですが、
コレを並び替えると
ラードーレーミーソという5音階の
Aマイナーペンタトニックが出来上がるのです。
完全な4度音程というのは、振動数が3:4になっており
これに振動数4;5(長三度)の音を一つ混ぜたものが
ギターをどこも押さえないでジャラーンと弾くと
なる音程の正体であります。
ペンタトニック(五音階)は、世界中の民族音楽やわらべ歌
で使われている音階でございまして
この音階に五芒星や五大(地水火風空)が重なるので
でありますが、この形には、1:1.618の黄金比率が
隠れてされているのはもう紳士淑女の皆様は、
周知のことと思います。
バンジョー(完全5度音程)から導きだされた
メジャーペンタトニック(陽)とギター(完全4度音程)
から導きだされたマイナーペンタトニック(陰)の
相反する音階がクンダリー二のごとくうねりながら
上昇し聖なるエネルギーが生じるのであります。
ピートルズの耳に残る美しいメロディーには、
聖なるエッセンスが凝縮されているのであります。