アウワの残響

サウンドヒーラーのスピリチュアルな日々。

大祓詞 (おおはらいのことば) 1

2006-06-24 18:46:18 | 言霊

今年も早いもので、全国の神社では、一年の折り返しにあたる6月30日に夏越祓(水無月祓)が行われ、半年間の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災が祈願される。

全国の神社で奉唱されるのだから、スゴイスゴイ日本は言霊の国なのだ。

 この祭儀に一般的に奉唱されている「大祓詞」の原型となる「六月晦大祓」(みなづきのつごもりのおおはらえ)別名「中臣祓」は、千数百年にわたって、ほぼ原型をとどめ現代にいたる。

 普段僕の使用している「祝詞 陀羅尼集」 原書房の大祓詞から前段を掲載する。

 

高天原に神留り坐す 皇親神漏岐 神漏美の命以ちて 八百万神等を 神集えに

たかまのはらにかむづまります すめらがむつかむろぎ かむろみのみこともちて やおよろずのかみたちを かむつどえに

 

集へ賜い 神議りに議り賜ひて 我が皇御孫命は 豊葦原水穂国を安国と平けく

つどえたまい かむはかりにはかりたまいて あがすめみまのみことは とよあしはらのみずほのくにをやすくにとたいらけく

 

知ろし食せと 事依さし奉りき 此く依さし奉りし 国中に荒振る神等をば 神

しろしめせと  ことよさしまつりき   かくよさしまつりし  くぬちにあらぶるかみたちをば      かむ

 

問はしに問はし賜い 神掃ひに掃ひ賜ひて 語問ひし磐根 樹根立 草の片葉をも

とわしにとわしたまい   かむはらいにはらいたまいて  ことといしいわね、 きねたち  くさのかきはをも 

 

語止めて 天の磐座放ち 天の八重雲を 伊頭の千別きに千別きて 天降し依


ことやめて    あめのいわくらはなち   あめのやえぐもを    いずのちわきにちわきて    あまくだしよ

 

さし奉りき 此く依さし奉りし 四方の国中と大倭日高見国を 安国と定め奉りて

さしまつりき    かくよさしまつりし   よものくになかとおおやまとひだかみのくにを  やすくにとさだめまつりて

 

下つ磐根に宮柱太敷き立て 高天原に千木高知りて 皇御孫命の瑞の御殿仕へ奉

たついわねにみやばしらふとしきたて  たかまのはらにちぎたかしりて  すめみまのみことのみずのみあらかつかえまつ

 

りて 天の御陰 日の御陰と隠り坐して 安国と平けく知ろし食さむ 国中に成り

りて   あめのみかげ   ひのみかげとかくりまして  やすくにとたいらけくしろしめさん   くぬちになり

 

出でむ 天の益人等が 過ち犯しけむ種種の罪事は 天つ罪 国つ罪 許許太久

いでん  あめのますひとらが  あやまちおかしけんくさぐざのつみごとは  あまつつみ  くにつつみ  ここだく

 

の罪出でむ 此く出でば 天つ宮事以ちて 天つ金木を本打ち切り 末打ち断ちて

のつみいでん   かくいでば   あまつみやごともちて    あまつかなぎをもとうちきり   すえうちたちて  

   

 千座の置座に置き足らはして 天つ菅曾を 本刈り断ち 末刈り切りて 八 針に

  ちくらのおきくらにおきたらわして   あまつすがそを    もとかりたち  すえかりきりて   やはりに 

 

取り辟きて 天つ祝詞の太祝詞事を宣れ

とりさきて      あまつのりとのふとのりごとをのれ