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オータムリーフの部屋

残された人生で一番若い今日を生きる。

癒しロボット

2012-03-26 | 日記
 
パートナーは鹿を髣髴とさせる草食系容貌で、話し方も穏やかだから人をリラックスさせ、おしゃべりにさせる。PCにも詳しいので出張サービスでトラブルを直しに行くことが時々ある。トラブルの話を聞いてみると、どうも話し相手が欲しいのが主目的と言うことも多いようだ。確かに電話で1時間以上も母や娘と話しているのだから、癒しロボットとして適任かもしれない。そこで冗談に「貴方、癒しロボットになって出張サービスすれば受けるわよ。」というと・・・・
「そうなんだよ。この前ふれあいの会で新サービスとしてお話し相手を派遣すると言うのはどうかという話が出たんだ。僕なんか指名がかかって忙殺されそうだから、とても引き受けられないけどね・・・・」えーー私の知らないところでそんな話が進んでいるんだ。確かに震災時助けが必要な老人世帯を把握しようとお茶飲み会を催しているが、必要な人ほど出てこない。自治会では防災の立場から、老人家庭を把握しておこうと言うことなのだが、事態はもっと深刻だ。老人の自殺・孤独死・孤立死が現実のものになっている昨今、何時起こるかわからない震災ではなく、明日起こるかもしれない家庭内の事故死・病死への対策が急務だ。もともと、引きこもりがちな家庭に起こることなのだから、お茶飲み会ではまったく効果は期待できない。外交的でお友達がすぐできるタイプの人ばかりが集まって楽しそうで、それはそれでよいが、目的からすれば、まるでずれている。お話し相手派遣サービスでも事情は同じだ。

セコムが老人世帯に特別なサービスを提供している。
居場所を確認する「ココセコム」
生活動線(トイレやお風呂や台所など、生活をしていれば必ず通る場所)に設置したセンサーが人の動きを感知し、一定時間以上、動きを感知できない場合に異常と判断して、セコムに異常信号を自動的に送信する「ライフ監視機能」
ガスの使用状況を遠隔の家族にメールで毎日伝える東京ガスの「みまもーる」
 
何でも企業が参入してきて商売になる悲しい時代だが、生きているものとしては今の世の中に対応していくしかない。
セコムが提供しているサービスを町内会レベルでできないものだろうか?
PCや携帯を持っている人に一言メールサービス。
電話を持っている人にモーニングコールまたはお休みコールのような電話サービス。
もっと踏み込んで地域見回り隊を結成し、近所のお年寄りを毎月数度訪問する。
 
高齢社会部・見回り隊を結成した町内会では反対の声も強く、強引に施策を実行したと言う。
何度も訪問するうちに心が通うようになり、1時間も話し込むこともあるそうだ。無情にも風呂で死後発見、骨折して動けなくなった人や栄養失調の人の命を救う事もあったと言う。
孤立死や孤独死が起こるのは圧倒的に都会だ。大世帯だから自治会加入も強制されないし、地域と絶縁して暮らすこともできる。しかし、人口の少ない田舎ではそうは行かない。まず、消防団に引っ張り込まれる。その他、祭りだ、運動会だといって、手伝わないと村八分になってしまう。しかし、この煩わしさが結果的に村人の孤立を防いでいる。
これからの都会は町内会レベルでこのうるさい田舎社会を造っていく必要があるのかもしれない。それ以外にこの無縁社会の解決策はないような気がする。
 

 
 

日本一短い母への手紙

2012-03-19 | 日記
新一筆啓上賞
この賞は、福井県丸岡町にゆかりのある徳川家康の忠臣 本多作左衛門重次が陣中から妻にあてて送った手紙「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」にちなむものです。
その中から、ドキッとした手紙、微笑んでしまう手紙を抜粋してみました。
 
あの人と幸せでしょうか、お母さん。                   
父さんは、無口を通し逝きました。

お母さん、反対してくれて有難う。
おかげで辛抱できました。結婚生活、十七年。

おふくろ、死ぬなよ。
いいと言うまで死ぬなよ。
親孝行が全部終わるまで死ぬなよ。
 
遠くで想うと涙が出る。近くで見てると腹が立つ。
お母さん!!愛しているよ。
 
どんな人にも母親はいるんだなぁ。
そう思ったら、人を赦せる事もあるかもしれない。
「人の親見て、我が親見直せ」というではありませんか。
え?言わない?変だなぁ。
 
「私、母親似でブス。」娘が笑って言うの。
私、同じ事泣いて言ったのに。ごめんね、お母さん。
 
『日本一短い母への手紙 一筆筆啓上』という本のタイトルと全く同じ題名の東映の映画があるということです。
 
あの人と幸せでしょうか、お母さん。                  
父さんは、無口を通し逝きました。
 
上記の作品を伊藤亮二と澤井信一郎がオリジナル・ストーリーで脚本化しました。
GOO映画のあらすじを読むとなかなか良い映画のようです。

この短い文章から私ならどんなストーリーが展開できるだろうか?
幼子を置いて去った母への思慕、父は母について口を閉ざした・・・・どんな愛憎のドラマがあるのだろう。
激しい憎しみ---長い年月---赦し---愛
 
言葉の背景にあるもの、その背景から立ち現われるもの・・・激しい負の感情を乗り超えていくとき、そこに感動的なドラマが生まれるような気がします。
 
 
 

相互リンク詐欺?

2012-03-16 | 日記
 
若者と思しき方から相互リンクを申し込まれ、何かおかしいと思いながら、コンタクトを取ると、先方のブログは携帯からしかアクセスできないブログ。この時点で警戒してそれ以上のアクションは取らなかった。そこでまたまた調べてみると、相互リンク詐欺と言うのがあるそうだ。ある程度のアクセスのある購買層と予想されるブログに相互リンクを申し込み、アクセスランキングを上げてアフィリエイトで収入をアップすると言う構図らしい。リンク詐欺をするサイトは意外と多く、相互リンクを申し込みにきたサイトの30%はリンク詐欺に該当するサイトだったと言う情報もある。

インターネットが登場してからさほど経っていないにも関わらず、爆発的な勢いでWebサイトが増加し続けている。情報が増え続けると、本当に欲しい情報に、なかなか辿り着けない。溢れ返る情報を体系的にまとめる存在が必要になり、それが検索エンジンと言うわけだ。検索窓にワードを打ち込んで表示される検索結果をどこまで見るか?大半の人は、2ページまで、というデータがある。しかも、最近の検索エンジンの精度の高さを考えると、大抵の場合、1ページ目のみで目的のサイトを見つけることが出来る。
すなわち、1番目から10番目までのサイトを見れば、ほとんどの場合、情報を見つけることが出来るわけだ。つまり、ネットビジネスを展開して成功しようとするなら、検索エンジンを攻略してサイトを上位に表示させ、アクセスアップを図ることが必要となってくる。ここに、SEO(検索エンジン最適化 Search Engine Optimization)の重要性がある。
このSEO対策を仕事にする産業も興ってきている。SEO企業はどんな手を使ってでも、顧客のためにアクセス数を増やそうとするようになる。キーワード・スパムとよばれる頻繁に取られる手口のひとつは、ウェブページの最後に任意の文字列を挿入し、ページの背景色と同色にすることだ。文字列は順位を高め、アクセス数を高める目的のため、頻繁に検索される単語を含む。これが横行すると、検索したいキーワードを入れても、関連のないサイトばかりが並ぶと言う事態になる。検索エンジンは次々と対策をとって、これらの人為的なテクニックによる検出を除去しようとする。それに対し、SEO会社は、さらに巧妙なテクニックを考えると言ういたちごっこが続いている。
Googleは特にスパム行為に厳しく、BMWとリコーのウェブサイトがJavaScriptによるリダイレクト(指定したウェブページから自動的に他のウェブページに転送されること。)を行なった時にそれをスパム行為と判断し、検索対象から削除した事がある。検索結果から排除されることを、村八分になぞらえて検索エンジン八分、特に代表的な検索エンジンであるGoogleを代名詞としてグーグル八分と呼ぶ。ただし、検索エンジンは特定のサイトが検索結果に現れない理由を公表しないため、必ずしもスパム行為が原因とは言えない排除もあるとされ、時として訴訟にまで発展する場合もある。検索結果から外された企業にとっては、それほどの死活問題であるということだ。
 
相互リンクの申し込みやトラックバックには気をつける必要がありそうだ。

可愛い妖怪 イチゴ大福

2012-02-28 | 日記
 
東京・日暮里駅近くの和菓子店「江戸うさぎ」が1月に発売した「妖怪★いちご大福」が、連日早々に売り切れている。
 “妖怪がイチゴを食べてしまっている”ような形にして、商品化すると言ったときは社内で『そんなものが売れるのか?』と、なかなか同意してもらえなかったそうだ。
 イチゴの大きさで出来上がりの表情が微妙に変わるのが楽しい。それにアンの中に入って色が悪くなっている気味の悪いイチゴ大福よりおいしそうだ。
コラーゲン入りで、ミルクあんと小豆こしあんの2種類ある。価格は6個入りで1170円。お肌にも良さそうだし・・・・・ふーん、食べてみたい・・・・
 

幸福感の不思議

2012-02-25 | 日記

東日本大震災後、「所得の低い人たちほど、幸福感や生活満足度が高くなった!」
 そんな一見すると矛盾しているように思える調査結果が明らかになった。 慶応義塾大学が全国の約4000世帯を対象に「震災で日本人の心理や行動はどう変わったか?」を調べたところ、「低所得者の方たちほど、幸福感と生活満足度が増し、高所得者ほどその伸びが少ない」ことが示されたのである。
 
 「震災前と震災後、幸福感に変化があったか?」との問いについて、全国平均では「高くなった」との回答が28%であったのに対し、東北3県(岩手、宮城、福島)では35%と、全国平均を10ポイント近く上回ったのである(ただし、この質問項目では、「低くなった」と回答した人は、全国平均で7%、東北3県では20%と、幸福感が低下した人の割合も高かった)。
 なぜ、所得の低い人たちや、いまだに大変な思いをなさっている東北3県の方々の方が「幸せ」という回答が多いのか?
 実は、NHKが2011年9月に行った調査でも、他人との関係に関する価値観の変化を検討し、被災地の方たちほど大きかったことが分かっている。「震災の前に比べて、人との『つながり』や『きずな』について考え方が変わりましたか?」との問いに対して、「大切だと思うようになった」と回答したのは、東北3県で70.6%と、全国平均の57.3%を大きく上回っていたのである。

人は足元の小さな幸せを失わないと、その幸せに気づかないのかもしれない。当たり前と思っている小さな幸せに異変が生じて初めて大切なものに気づくのかもしれない。仕事に就いている幸せ、命の重み、周りの人たちへの感謝の気持ち、そんな宝物に気づかないまま日々の暮らしに忙殺されているのかもしれない。
 
 人には、皆、何かしらの才能や自分というものを生かせる場所があって、それを見つけられた人達は、時折、乗り越えなければならない苦労はあれど、自尊心を持ちながら、仕事に喜びを見出し、輝ける瞬間を生きている。その一方、毎日が苦悩の連続で、自尊心を持てず、自分を生かす事も出来ず、嫌だなと毎日思いながら仕事を続け、不満の多い人生を生きている人もいる。この違いは何だろう・・・。多くの哲学者や成功者は、心の内面が現実の世界に投影される、つまり、心の中で考えている事が現実化してしまうと言う。いつも心の中に不平不満を抱えていれば、そういう状況を現実化、物質化してしまう。いつも幸せを見つけ出し、そうあろうとする人は、無意識のうちにそれを現実化させていく。つまり、幸せも不幸せも、自らが創りだしているのであり、決して自分以外の人がそうさせているわけではないというのだ。「自分の人生にとって大切なもの」に対して、それがそこにあることに感謝し、慈しむ。いかなる困難や苦悩する出来事に遭遇しても、乗り越えようと最善を尽くす。そして、その大切なものが、うまく回っていることで人は幸福感を高めていく。

 人生のステージが変わることで、大切なものもシフトしていく。結婚して子供を持つことで、家庭が大切になる夫婦。退職した人が“有給の仕事”にかわって“無給の仕事(ボランティアなど)”に生きがいを見出し、エネルギーを取り戻す。大切なものを持ち続けることで幸福感を持続させることができる。大切なものが多い人、柔軟に変えることができる人ほど、生きる力が高いと考えられる。特に、人とのつながり、社会との関わり、生命の尊さを大切だと思う気持ちは幸福感を構成する重要なファクターだ。
震災後、苦しい中でも、譲り合う気持ちを持っている東北の方たちは、海外から「日本人はすごい!」と敬意を表された。「働けるということが、こんなにもうれしいことか。少しでもみなさんのお役に立てたらと思って、この場所を借りて店を開きました」と語る人。もう一度酒を造りたいと立ち上がった人たち。再び活気ある漁場に戻ろうと、船を調達し海に出た漁師たち。
  
 先のNHKの調査では、興味深い結果がもう1つある。
 「自立していることが、より重要だと思うようになったか?」との問いに、東北3県の回答者では20.1%の方が「はい」と答え、3県以外の18.1%を上回ったのである。つまり、被災した方たちは、周りの方たちに援助されながらも、自分の足で一歩踏み出した。絆やつながりは、ストレスに対峙する大きな助けではあるが、それに「おんぶに抱っこ」しているだけでは幸福感は得られない。お互いに励ましあい、自分の足で一歩を踏み出したことで強さを取り戻す。一緒に走ってくれる人生の伴走者が周りにいることに気づき、自分もまた、人生の伴走者になる、そう言う形で幸福感は増幅していく。

大切なものを失った経験や困難な経験をしなくても、幸せに気づけるはずだ。人とのつながり、社会との関わり、生命の尊さ。それらの大切さに気づくことが、生きる力を高め、幸福感を高める。自分の日常の、自分の周囲の環境にある小さな幸せに敏感でいたい。遠くを見つめる前に、一度立ち止まって、足元をじっくり見つめてみよう。うるさいだけのパートナー、煙たいだけの上司、視点を変えることで彼らを人生の伴走者・幸せのパートナーと認識することができるかもしれない。

東北3県では、2割の方たちが「幸福感は低下した」と回答している。どんなに幸せ探しをしようとも、押しつぶされる現実があること、今なお深い悲しみから脱することのできない方たちがいること、人間の生きる力では太刀打ちできないほどの、苦難を強いられている方たちがいること、そのことも、忘れてはならない。


ご近所の芸術家 代情房子さん

2012-02-24 | 日記

シルクスクリーンの女流版画家・代情房子さんがシルクスクリーンを始めてから20年足らず。豊かな発想と思想性のある作風で一躍世界的な版画家になられた。

古代中国の天文学は、朝鮮を経て日本にも伝わり、高松塚古墳やキトラ古墳の天井画・天文図(黄道、28の星座など)を生み出した。キトラ古墳には、天文図のほかに十二支、四神も描かれている。東アジアの貴重な文化遺産であるこれら四神を横浜の守護神として配し、異なる三種の時間帯、即ち横浜の日没後から夜更けにかけて、キトラ古墳から21世紀にかけて、それらを包含する大宇宙の悠久の時の流れの中で、人の営みの何たるかを考える代表作はそのテーマの深さゆえ、見るものを圧倒する。

古代の東洋と西洋の宇宙観、四神説と黄道十二宮を融合させた空間を作り、そこに代情さんゆかりの日本の風土を表現した作品群も、世界は一つという世界平和への代情さんの願いが息づいている。世界の皆さんに平和と幸せが訪れますように!そして生命体の母船・地球号がいつまでも無事でありますように!それが代情さんの願いだ。

関内で開催された旺玄展に作品が展示されると言うことで見に行ってきた。展示されているシルクスクリーンは原爆ドームを配したもの。ここでも、原爆と言う悲惨な日本の体験を超えて核廃絶・世界平和を希求する代情さんの姿勢が貫かれている。

代情さんの作品は美しく、悠久のときの流れを感じさせてくれる。どんなことが起ころうと四神に守られた地球号は再生し、生命の流れを絶やさない・・・・そんな願いが伝わり、癒され、心豊かになるひと時だった。

代情さん作品集


エネファーム

2012-01-26 | 日記
14年、使い続けてきたガス湯沸しシステムがついに故障した。東京ガスのTESシステムである。マイコン制御基盤の故障だが、もう寿命なので修理より買い換えた方が良いという。超お勧めなのはエコファームだと言う。280万もする十年程度しか耐用年数がない高額なものを老い先短い年寄り家庭に買わせようというの?まるで考える余地がないと思ったが、感じの良い修理担当の方の勧めで一応営業マンの話を聞いてみることにした。

2009年1月発表の機器価格は約350万円であり、140万円の補助金を差し引いても購入者の負担は200万円強となっていた。2011年度現在は230万円で、補助金が100万円。ガスで発電するのでガス代はあがるが、電気料金は下がるので標準家庭で年間5‐6万円光熱費が下がると言う。震災後売れていて3次までの補助金も使い切り、今、契約は新年度待ちと言う。もし契約すれば、3月までTESシステムを無料で取り付け、新年度になって補助金が減額され、お買い求めいただけないときは契約解除でよいという。補助金の多少の減額は東京ガスで肩代わりするので、お客様には130万円の負担で購入いただけるという。ふーん、なんという優遇措置・・・まるで国営ガス会社みたいだ。

100万円と言う高額の補助金は民生用燃料電池導入支援補助金制度なるもので、燃料電池普及促進協会という財団法人が取り仕切っているらしい。うーん、燃料電池が将来のエネルギーとして有望なのはわかるが、太陽光発電の補助金と比べると破格の値だ。

東京ガスでは、「エネルギーをつかう家からつくる家へ」というキャッチコピーで宣伝している。
しかし、実際にはエネルギーを無から作っている訳ではなく、ガス(メタン)から水素を取り出し、酸素と反応させて発電している。そのとき出る熱を利用してお湯を沸かしている。東京電力よりKWあたり一円コストが高くつくそうだが、その分お湯を沸かしているわけだから、光熱費全体で見れば、節電になるらしい。10年完全保障で10年内の修理は無料。新しい技術だから、おそらく故障件数は結構高いに違いない。

メリット
発電で発生した排熱を直接利用できるため、排熱を利用しないで海水で冷やしている火力発電や原子力発電と比べて発電時のエネルギー利用効率が高い。
自宅で発電をするため、送電ロスがない。
ガス会社の専用料金メニューにより、ガス料金の割引を受けられる。
給湯時の発電により家庭で使用する4 - 6割程度の電力量をまかなえる。
補助熱源機を組み合わせて使用するため、湯切れの心配はない。


デメリット
発電時の排熱で貯湯タンク内のお湯を温めるシステムであるため、貯湯タンク設置スペースが必要
ガス給湯器やエコウィルと比べると、補助金制度はあるものの初期費用が高い。
貯湯タンクのお湯が沸ききると発電を止める仕組みのため、発電量がお湯の使用量に左右される。給湯能力が高すぎるため家庭用としては過剰性能である。
停電時には発電できない。(蓄電機能の開発が待たれる。)

ENEOS製のエコファームは24時間発電だが、沸かした余剰湯は捨ててるのだろうか?おそらく発電だけ続行だろうが、標準家庭で70%の電力をまかなえると言うから、発電機能主導型だ。

補助金の高さにつられて予約をしてみたが、3月まで他のガス給湯システムと比較検討してみたい。
CO2削減、節電には有効な技術だから、エコの見地から積極的に採用するべきかもしれない・・・・・・しかし、まだ2‐3年の新しい技術だから、想定外のトラブルも起こりえるし、迷うところだ。

初詣

2012-01-02 | 日記

今年はハイキングコースで鎌倉に初詣と考えたが、2‐3時間並ぶことを考えると、気持ちが萎え、近場の山寺風神社「熊野神社」に行って来た。出会った詣のグループはたったの三組、梯子した十二所神社も3組ほど・・・・
山歩きができて詣客が少なく、神様にも覚えてもらえそうだし、これからはこれで行こう。朝比奈切通しから入って熊野神社、十二所果樹園から十二所神社を回って天園に登り、家に戻る。10:30-13:45だから、3時間ちょっとの初歩きだ。
食べ過ぎてもたれていたお腹もすっきり・・・・土の上を歩くのはやはり気持ちがいい。天園のハイキングコースは八幡宮への初詣だろう、家族連れが多かった。これから2ヶ月くらいは冬晴れの日が続く。体力が落ちないように森の散策に励むとしよう。


2012年 時事川柳

2011-12-31 | 日記

大震災 人災・失言  目白押し
マニフェスト できないことの リストかな
野次怒号 居眠り国会 数千万
厄人と 欺員で漂流 日本丸
総選挙 白紙で投票 駄馬ばかり 
仕分け人 文句言うだけ 愚痴嫌味
スパコン京 仕分けにめげず 世界一
スカイツリー 技術の粋で 世界一
民主党 また馬鹿の顔 代表選

週間文春8/25
ま・・・・・・前原
た・・・・・・樽床
馬・・・・・・馬淵
鹿・・・・・・鹿野
の・・・・・・野田
か・・・・・・海江田
お・・・・・・小沢(鋭)
 


家政婦のミタ

2011-12-24 | 日記
女優・松嶋菜々子(38)が主演する日本テレビ系ドラマ「家政婦のミタ」の最終回が21日に放送され、平均視聴率が関東地区で40・0%(関西地区36・4%)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。ドラマで40%の大台を突破したのは、今世紀(01年以降)で初めてだという。

市原悦子の「家政婦は見た」を連想するが、名前だけのパクリで内容はオリジナル。家政婦にあるまじきロボット的キャラクターが妙に受けたらしい。話題になっていたので私も21日だけつい見てしまった。漫画チックなストーリー展開で、4人の子どもがいるにもかかわらず、不倫に走り、妻を死に追いやった無責任な父親という役柄が妙に時代にあっていた。セカンドバージンなどで愛人役をやった長谷川博己だが、この頼りない幼児性の抜けない父親はハマリ役だった。
超深刻なストーリーだが、現実感が湧かず、大笑いして視聴できるのが、漫画世代に受けた理由だろう。「承知しました」と何でも雇い主の指示を実行するミタだが、殺人まで犯そうとするロボットぶりは笑える。だれもがミタの魅力を「承知した」に違いない。一切笑わない家政婦・三田は最終回で初めてほほ笑むなど感動の場面が続いた。
 
何故これほどまでにヒットしたのか?一つは子どもたちに支持されたことだ。子供たちと母親の日常会話でいわゆるミタ語「それは業務命令でしょうか」「承知しました」が三分の一程度を占めているという。
 震災後の過酷な状況の中で、ほのぼのホームドラマは白々しく、返って空しさが募る。八方塞で解決しそうにない状況の中でも希望を見いだしたいという切実な気持ちに過激な処方箋が妙にはまった。主人公の名前が「灯」なのも作者はそれを意図したのかもしれない。そして面白かったのは一時の感情で叫んでしまった指示に、三田が「承知しました」とロボットのように従うことで、自らの愚かさに気付かされるという会話のダイナミズムだ。漢字1文字で一年の世相を表す毎年恒例の「今年の漢字」は12日、「絆」に決まった。
心が折れているとき、慰めよりも突き放した言い方が心に響くことがある。ただ、それが言えるのは誰よりも深い悲しみと喪失感を持っている人間だ。だから、三田灯というキャラクターの創出が必要だった。昔の親子関係や絆が崩壊したといわれる昨今、無表情な三田のオウム返し的コミュニケーションは返って心の深層に届くのかもしれない。