Nothing
We've been through this all before a thousand times
Come on, come on, come on, tell me what's on your mind
Doesn't matter, baby, what I say
It all amounts to nothing anyway
I thought I saw you reach out, thought I saw you try
Waiting here for something, nothing is all I find
Kneeling at your altar, standing on the shore
Waiting out, now listen, I'm outside your door
When push comes to shove, it's never enough
It always comes down to something
How could I live? Why would I try?
I've been learning to live without you but that's a lie
No giving in or saying goodbye
Seems there's always something but all that's ever left is nothing
I won't give up
I won't give up
No
'Cause you know I won't let you down
How could I live? Why would I try?
I could learn to live without you but I would die
No giving in or saying goodbye
Seems there's always something but all that's ever left is nothing
Why would I try?
I've been learning to live without you but that's a lie
No giving in or saying goodbye
Seems there's always something but all that's ever left is nothing
I won't give up
I won't give up
No
'Cause you now I won't let you down
You know I won't let you down
You know I won't let you down
これまで何度も繰り返してきたね
ねえ どうかその胸の内を聞かせて
たいしたことじゃない 僕の言うことなんて
結局は何の意味もないこと
僕は君が手を伸ばしているのを見た気がした そうしようとしているのを見た気がした
ここで何かを待ち続けているけれど 結局何もないとわかるだけ
君の前にひざまづき 海辺に立ち
何か変わるんじゃないかと待ち続けているけれど 僕は君の扉の外にいる
いざとなると 心は満たされない
いつも行き着くところは同じ
どうやって生きていける? どうして僕はあがき続ける?
君なしでいいように思えてきた気もする でもそれは嘘
諦めない それともさよならを言う
僕たちの間にはいつも何かがあるように見えて 何もない
諦めない
諦めない
そう
君は僕がそうしないことを知っているから
どうやって生きていける? どうして僕はあがき続ける?
君なしでも生きていける でも 同時に僕は死んでしまう
諦めない それともさよならを言う
僕たちの間にはいつも何かがあるように見えて 何もない
どうして僕はあがき続けるんだろう
君なしでいいように思えてきた気もする でもそれは嘘
諦めない それともさよならを言う
僕たちの間にはいつも何かがあるように見えて 何もない
諦めない
諦めない
そう
君は僕がそうしないことを知っている
知っている
知っているから
※ ※ ※
祝
Bon Jovi新譜
『This House Is Not For Sale』10月21日日本先行発売記念
ということで。
『These Open Arms』と並ぶ幻の名曲『Nothing』を訳してみました。
新譜発売記念なら、アルバム先行シングルの『This House Is Not For Sale』をご紹介するのが妥当なんでしょうが
…なんかアレは私的にはちょっち違うっていうか…
まさか新譜もあんな感じ? おいおい、みたいな…
いや、まあ、それでも買うでしょうけど。
さてとりあえず『Nothing』。
この曲はもともとアルバム『Have A Nice Day』収録予定の曲だったのですが、
American Idle(『アメリカン・アイドル』:アメリカのアイドルオーディション番組)で準優勝した
Bo Bice(ボー・バイス)というアーティストに提供され、
結局、Bon Joviの楽曲としてはアウトテイク(アルバム制作課程で録音されたものの外されてしまった楽曲)となってしまいました。
しかしこれは本盤に載せてしかるべき名曲と思うんですが、どうでしょう?
想っても想っても報われない、
どれだけ一緒の時を過ごしても相手と自分との間には何もない、
わかっていながら断ち切れない気持ち――
『Always』も切ない歌ですが、これもなかなか、いやかなり、胸にくるものがあります。
歌詞中に登場する「When push comes to shove」というのは
「いざとなったら、必要なら、いよいよそのときには」という意味で、
When push comes to shove, I always stood up for him. (Oxford Online Dictionary)
(いざとなったら、私はいつだって彼の味方となった)
というように使います。
この歌でいう「いざというとき」というのは
ふだん目をそらしている現実・事実に目を向けなければならないとき――
「何もない」とわかりつつ誤魔化し続けている関係に疲れたとき、悩み苦しんだとき、
「もう別れたほうがいいのではないか」と考えたとき…そんなときのことのように思えます。
人を恋(こ)うる気持ちというのは難儀なもので、
いくら無駄だと、無理だとわかっていても、
そうそう簡単に思い切れるものではありません。
この歌は、そうした苦しみや切なさを歌い上げています。