俺LOG

今年も偉そうに物を書いていきます。

プロレスラーの危険な技に対して

2004年10月19日 | Sports
ちょっとまじめにプロレスを語ってみる。

プロレスラー星川尚浩が倒れた。
詳しい話はよくわからないのだが、金網デスマッチとやらで頭を打ち、
そのまま急性硬膜下血腫で手術を受けた模様。
現在も意識不明の重体のようだ。

プロレスラーがこういう事故に会うことって、珍しいことでは無くなった気がする。
良いか悪いかと聞かれたら、悪いに決まっている。
安全ありきで危険なことを見せないと、プロレスでは無くなってしまう気がする。
「頭から落とす」というプロレスが日本では当たり前になってしまった。
これって実はすごく危険なことである。

アメリカではDDTとかパイルドライバーといった技は寸でのところで止めていて、
実際には落としていない。しかし日本のレスラーは平気でこれをやる。
ジャーマンスープレックスにしても頭から落とせばいいと思っている。
いくらプロレスラーが頑丈だと言っても、頭は鍛えようが無い。
まして脳など鍛えようがない。

どうして事故を反省できないのかわからない。
もう俺がプロレスを見始めて、何人が事故で亡くなっただろう。
そのたびに頭は危険だとか、最近の技は危険だとか言う議論が繰り返されるのに・・・。

今回の事故は、ゼロワン側に問題があるような気がしてならない。
試合を見た訳ではないので、どういう経緯かは全く不明なのだが、
金網の上からパワーボムか何かで落としたようだ。
なぜ、こんなに危険なことをさせるのか。
形式は違えど、ミックフォーリーが事故でアンダーテイカーに落とされ、
生死を彷徨った。
なぜ同じようなことを見せようとするのだろうか。
危ないのはわかっていたことではないか。

選手が派手な技を出すのは見たい。だけど選手が死ぬかもしれない技など、
何の価値もないし、見たくも無い。
星川には是非とも元気に復帰してもらいたい。
幸い意識のレベルが快方に向かっているとのこと。
とにかくプロレス界の為にも絶対に帰ってきて欲しい。

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