北海道新聞2010.01.09.朝刊第三社界面
嫌なニュースの続報です。
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↓
米環境保護団体が日本の乗組員告訴
捕鯨抗議船衝突で
【ブリュッセル共同】
南極海で日本の調査捕鯨団の監視船、第2昭南丸と米環境保護団体シー・シェパードの抗議船アディ・ギル号が衝突した問題で、シー・シェパードは8日、「海賊行為」の疑いで、第2昭南丸の乗組員をオランダ司法当局に告訴した。
オランダのメディアによると、シー・シェパードの弁護士はオランダで告訴した理由として、ギル号にオランダ人が乗っていたことや、シー・シェパードの母船スティーブ・アーウィン号がオランダ船籍であることを挙げ「オランダには昭南丸の乗組員を裁く権利がある」と主張している。
同弁護士は、第2昭南丸は公海上で「暴力」を用いてギル号に損傷を与え、オランダ刑法が定める「海上での強奪、海賊行為」に当たると主張。シー・シェパード側は、ギル号の損害賠償も求める構えだ。
沈没船近くで矢回収
油の流出も
水産庁は8日、「第2昭南丸」と衝突し、沈没した環境保護団体「シー・シェパード」の抗議船アディ・ギル号の近くでボーガン用とみられる矢4本を回収したと発表した。
水産庁や調査捕鯨をしている日本鯨類研究所は、矢はギル号から漂流したとみている。ギル号からは油のようなものも漏れ、付近の海面を漂っているという。
同研究所は「ボーガンは人に対する殺傷能力がある危険なもので、乗組員の殺傷さえ辞さない態度であることが強く疑われる」としている。
嫌なニュースの続報です。
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米環境保護団体が日本の乗組員告訴
捕鯨抗議船衝突で
【ブリュッセル共同】
南極海で日本の調査捕鯨団の監視船、第2昭南丸と米環境保護団体シー・シェパードの抗議船アディ・ギル号が衝突した問題で、シー・シェパードは8日、「海賊行為」の疑いで、第2昭南丸の乗組員をオランダ司法当局に告訴した。
オランダのメディアによると、シー・シェパードの弁護士はオランダで告訴した理由として、ギル号にオランダ人が乗っていたことや、シー・シェパードの母船スティーブ・アーウィン号がオランダ船籍であることを挙げ「オランダには昭南丸の乗組員を裁く権利がある」と主張している。
同弁護士は、第2昭南丸は公海上で「暴力」を用いてギル号に損傷を与え、オランダ刑法が定める「海上での強奪、海賊行為」に当たると主張。シー・シェパード側は、ギル号の損害賠償も求める構えだ。
沈没船近くで矢回収
油の流出も
水産庁は8日、「第2昭南丸」と衝突し、沈没した環境保護団体「シー・シェパード」の抗議船アディ・ギル号の近くでボーガン用とみられる矢4本を回収したと発表した。
水産庁や調査捕鯨をしている日本鯨類研究所は、矢はギル号から漂流したとみている。ギル号からは油のようなものも漏れ、付近の海面を漂っているという。
同研究所は「ボーガンは人に対する殺傷能力がある危険なもので、乗組員の殺傷さえ辞さない態度であることが強く疑われる」としている。