夕張市 鈴木直道市長、夏の間、装具療法の子ども達の受け入れ施設を開設されませんか?

日本の夏は蒸し暑く、この傾向は年々ひどくなっています。

ここに幾つかの資料を示してみました。　

米国の主要都市と比較しても、日本の場合は、湿気が高いので、決っして過ごしやすいとは言えません。




蒸し暑さを表す「ジメ暑」指数でも、東京は抜きんでています。




そういう日本ですが、東北・北海道の夏はやはり過ごしやすいと言ってよいと思います。




突拍子のない話を二度続けて書いていますが、本気で考えて貰えるならば、決して夢のような話ではないと信じてもらえると思うのですが。


　1. 思春期特発性側弯症では「装具療法」が医学的効果の証明された重要な治療法です

　2. しかし、それを効果あるものにするには、一日18時間を目標とするような装着管理が必要

　3. 日本の気候は、装具療法にとっては　とても辛い環境と言えます。
　　　......全国の小学校・中学校の冷房率も、わずか 50%　です。


　☞　目標 : 日本のミルウォーキー市を目指せ !


　　・周囲にいる同年代は、みんな装具をしている。だから「人の目を気にする」ことなく、装具を付けたままの
　　　生活をおくることができる


　☞　有料の寄宿舎生活システムを構築することで、夕張市にとっても経済的メリツトが得られる


　☞　子ども達、あるいは親御さんへのアピールとして　優れた「学習環境」を構築する
　　　つまり、この地域を「英語特区」として、英語で日常生活・学習するという環境を行政主導で作り出すことができれば
　　　装具療法と同時に英語力を付けることもできる期間を提供することになります。

　　　その為のひとつの方法は、アジアの側弯症装具療法の子ども達も同じ寄宿舎生活をしてもらえるならば
　　　自然に英語環境が出来上がるでしょう

　　　(これはビジネスですから、対象はアジア地域の、例えば、シンガポール、香港、タイ、ベトナム等より裕福な子女。
　　　　ということになると思いますが)

　　　.......　どんなに AIが発達して、自動翻訳や自動通訳の技術が発達したとしても、
　　　　　　　　やはり基本は、自分自身の英語力です。

　　　　　　　　側弯症という病気のひとつの弊害が「自分を嫌いになる」「自分を肯定できない」
　　　　　　　　というネガティブな心理要素を産むことにあるのですが、
　　　　
　　　　　　　　自分を「肯定する」「自分に自信を持つ」という心理面の強化には、
　　　　　　　　語学力はとても効果があります


　☞　仮に、1カ月間の諸費用合計を 20万円 と計算すれば、それに単純に参加人数をかけて利益計算をすることが
　　　できるでしょう。
　　　最初の 1年目、2年目は10人～20人程度かもしれませんが、参加人数は次第に増えていくことでしょう。

　　　事前の市場調査としては、北海道大学の先生がたに協力をお願いして、側弯症学会所属の先生がたを通じて
　　　全国の病院に通院している患者さんがたから、参加希望をアンケート調査する。というような方法が
　　　もっとも正確な市場性調査になると思います。


　☞　全国には数千人の装具療法中の子ども達がいると思います。子ども達と親御さんのニーズを満たすことができれば
　　　毎年夏場には、100人単位の子ども達が夕張に集まって過ごすことになるでしょう。


august03


関連記事
「本日の夕張地方 気温22度。」

「思春期特発性側弯症-ブレース装着時間の目標は 18時間を目指して」