思春期特発性側弯症の患者さん・ご両親向けに書かれた書物の中で、一番読んでいただきたいのは、やはり下出先生が書かれた「子どもの背骨の病気を治す―脊柱側彎症と子どもの姿勢 (講談社健康ライブラリー)」です。
講談社ライブラリーですから、全国どこの図書館にも置いてあると思います。もし置いていなかったら、ぜひとも、図書館にリクエストして、在庫していただきたいとお願いして欲しいと思います。
私の地元の図 . . . 本文を読む
当ブログは政治の話をする場ではないのですが、政治家の横暴に対して、国民は怒っている。という姿勢を見せないと子ども達の環境は何も変わらない、ということを言いたくて、続けて同趣旨の発言をします。
どんな理由・理屈をつけたとしても、参議院議員を増員するなどというのは政治家の私利私欲的横暴としか
言いようがありません。そもそも国会議員は何を私達国民にしてくれているというのでしょう?
働き方改 . . . 本文を読む
子ども達の環境は改善されてきているのでしょうか?
政治的発言はこの場に似つかわしくないのですが、国会議員定数の削減こそが「あるべき道」のはずなのに、参議院では議員数を増やすことが決定されています。 その歳費はどれだけの金額になるものでしょう? 私達の税金が、無駄な議員人数を増やすことに費やされている現実。
そして、毎年のように繰り返される「猛暑」という現実。
改善することのない公立小学校 . . . 本文を読む
日本の夏は蒸し暑く、この傾向は年々ひどくなっています。
ここに幾つかの資料を示してみました。
米国の主要都市と比較しても、日本の場合は、湿気が高いので、決っして過ごしやすいとは言えません。
蒸し暑さを表す「ジメ暑」指数でも、東京は抜きんでています。
そういう日本ですが、東北・北海道の夏はやはり過ごしやすいと言ってよいと思います。
突拍子のない話を二度続けて書いています . . . 本文を読む
各地の気温 東京 34度、大阪 34度、名古屋 31度、広島 32度、博多 30度
夕張地方(岩見沢)週間気温予想
夕張年間気温
このブログ Step by stepをご覧いただいている皆さんには、このタイトルと気温表を見て、私が何を言おうと
しているか すぐにおわかりになったと思います。
結論から先に書きます。
① 北海道は全国と比較したら、や . . . 本文を読む
2007年からブログStep by step側弯症ライブラリーを書き始め10年以上がたちました。そして、いまでも検索用語に「大塚整体」「手術なしで側弯治療」という言葉が並んでいるのを目にします。
このような「検索」が行われる最大の原因は、残念ながらいまだに特発性側弯症の原因が不明の為です(原因不明ゆえに「特発性」という医学用語が用いられているわけですが)。
もしこの病気を巡つての問題点・課題 . . . 本文を読む
「思春期特発性側弯症 - 早期発見 → 装具効果の維持 → 手術なしで健康な人生を送るために」においてノルウエーでの装具療法20年のデータをしめしました。
ある意味、装具療法は「強いる」という面があるがゆえに、両親にとっても、そしてお子さん自身も、納得し、積極的に取り組むという気持ちには簡単にはいかない、というのも事実として存在します。
日本のようにムシムシと蒸し暑い湿度の高い気候で、かつ、公 . . . 本文を読む
どんなに現代医学が進歩したとしても、ベストシナリオは「手術とは無縁な一生を送ること」がもっとも幸せな人生です。病気になったとしても、クスリで治るならば、手術よりも先にクスリを選択します。
思春期特発性側弯症の難しい点は、この病気を治すクスリが存在しないことです。
側弯整体等はそこにビジネスチャンスを見つけました。 次のように....
特発性側弯症は、医者では治せない。なぜなら医者は「手 . . . 本文を読む
[カテゴリー : 特発性側弯症と装具療法]をご参照ください
早期発見 ---- 理想は20度前後で発見され、専門医師の指導下に入る
装具開始 ---- 専門医師の指導のもと、タイミングを逃さずに (理想は25度からの開始)
装着時の装具による矯正(コブ角の減少)-----理想は小さくなればなるほど良好 (例えば20度以下に矯正できたとか)
矯正角度の維持---理 . . . 本文を読む
初回記載: 2018年1月26日
追加記載: 2018年1月27日
お子さんが特発性側弯症、ただしマイルドカーブなので装具療法にはまだ早いので経過観察しましょう、と医師から説明を受けたとき、待つよりも、いまからでも装具療法を開始したほうが良いのでは? と頭をよぎったとしたら、でも、装具を付けての生活は子どもの負担が大きいと言うし、マイルドカーブのまま進行しない確率も大きいと言うし、.... . . . 本文を読む
初回記載:2017年9月1日
追記:2017年11月14日
過去からの医学データの積み重ねにより、2017年11月のこの今を生きている「私たち」は「生かされている」のかもしれません。ビッグデータの定義はよくわかりませんが、どういう時代、どういう仕事の世界にあっても、先達の仕事--目に見えるものも、目に見えないものも-- が私たちのこのときを支えている。という感覚を覚えたことはないでしょうか? . . . 本文を読む
初回記載:2017年11月12日
側弯症における「自然緩解」「自然経過」「装具が効果を持つための要素」「装具療法後の長期フォローアップ」に関する医学文献をここにまとめてみました。
アブストラクトのみからの場合詳細データを読み取れない拙訳もあります。またここでは情報提供を目的としておりますので、概要を理解していただけることを試みとしています。
それぞれの説明等は、カテゴリー「特発生側弯症と装 . . . 本文を読む
オリジナル投稿は 2007-08-25
整備: 2017年11月7日
米国にある優秀な医療機関で、医学では世界でもトップクラスにあることで有名なジョンズ,ホプキンス病院のHPに装具中の皮膚のケアについて書かれたものがありましたので、和訳してみました。装具の基本は23時間であるとのこと。 皮膚の保護 皮膚の損傷(例えば、ヒリヒリする、赤くなる)を防ぐことはとても大切です。 ブレースの下の . . . 本文を読む
下記のオリジナル投稿は 2007-06-17
2017年11月7日 タイトル変更・コメントを追加しました。
(comment by august03)
医学データを記載した他のトピックスを参照してください。このブログを見ておられる患者さん自身、あるいはそのご両親にとっては、ここに記載することは後付けの話になってしまいますこと、ご容赦ください。
医学データが示していることは、
1. . . . 本文を読む
オリジナル投稿は 2007-04-10
追記 : 2017年11月7日 タイトル変更・グラフ等追加
男の子の場合は やはり女の子に比べるとブレースを着けるのを嫌がるのは世界中どこでも同じようですが、着けないと効果はでない。ということが医学データからも示されています。
グラフは1998年ギリシア Assessment of curve pogession in idiopathic scoli . . . 本文を読む