~step by step~[ 側弯症ライブラリー]患者の皆さんへ

側弯症(側わん症/側湾症/そくわん)治療に関する資料と情報を発信するためのブログです

本日の夕張地方 気温22度。 鈴木直道市長、夏の間、装具療法の子ども達の受け入れ施設を開設されませんか?

2018-07-02 15:36:21 | 特発生側弯症と装具療法

  各地の気温  東京 34度、大阪 34度、名古屋 31度、広島 32度、博多 30度

  夕張地方(岩見沢)週間気温予想  
  

  夕張年間気温
  


 このブログ Step by stepをご覧いただいている皆さんには、このタイトルと気温表を見て、私が何を言おうと
 しているか すぐにおわかりになったと思います。

 結論から先に書きます。

 ① 北海道は全国と比較したら、やはり涼しいです (近年は北海道も夏日が時折ありますが、関東等は毎日!)

 ② 夕張市には、「宿泊できる(であろう)空いているアパート等」があるようです
  受入れ体制を整えれば、十分に子ども達だけを一時期「疎開」させることが可能なのでは !

 ③ 思春期特発性側弯症の子ども達は、身体的には健康であり、「病気が急変、医者に診てもらわなければ」
  というシチュエーションは考えにくい

 ④ 北海道には北大があります。側弯症治療も昔から有名で、著明な先生方がおられます。
  (基本的に、装具療法中の患者さんが急に病院に行くような事態になることはありませんが、もしも何かが
  あったとしても、対応できる地域という意味です。電車で約1時間の距離)

 ⑤ 構想は昔の学童疎開のイメージ
  例えば、ボランティアの大学生が「先生役」として疎開中のこどもたちの勉強を見てあげる
  例えば、食事は、地域の有志の家で、朝食と夕食は有償提供していただく
  (あるいはホームスティという形もあるかもしれません)

 などなど 粗削りの思い付きで申し訳ありませんが、
 例えば夏の一時期であれ、若い人を受け入れることによるメリツトは夕張市にも発生すると思うのです。

  - 「装具児童疎開」の受入れは(低料金とはいえ)有料システムにする

  - 例えば、子ども達の親が、見送りと出迎えの為に 二度 夕張を訪れることによる経済効果


 装具療法にとって、夏場はやはりとても辛い時期でしょう。
 その夏場をどう乗り越えるか

 でも、夏場は「勉強にとっても大切な時期

 また、子どものご両親はまだ若い世代ですから、1カ月~2カ月の「宿泊」による経済負担をどう
 軽減させることができるか、ということも課題になるでしょう。


 子ども達にも、同じ装具療法中の子ども達が集団生活をすることによる心理的効果も得られるのでは?


 と、埒もなく書き連ねてしまいましたが、

 装具療法の効果を維持する (夏場を乗り切る) ために、「大人」ができることを考えて 実施してみる

 という姿勢が大切なのではないでしょうか。


 志しのある理学療法士の皆さんが、期間中の体操指導をしたり、
 ボランティアの臨床心理士にも参加を呼び掛けて、子ども達の精神的負担軽減に協力していただいたり
 
 そして、北海道大学の整形外科の先生方にも協力と指導をお願いすることで

 決して 夢ものがたり ではないと思うのです


 鈴木直道市長はおそらく思春期特発性側弯症という病気についても、装具療法についても知識はないと
 思います。

 もし このブログをお読みのかたで、鈴木市長に直接 お声がけできる方がおられましたら

 ご相談してみて頂けないでしょうか ?

(北海道・東北)地方の活性化、という側面からも、ひとつのモデルケースを産むことができれば

 世界中、特にアジア地域で、暑さのために装具療法を諦めてしまう子ども達を受け入れることで
 状況を大きく変える可能性ももっていると思うのです。

 もちろん、これはビジネスモデルを作りましょう。という話です。

 側弯整体のような、不安をネタに母親を騙して、側弯体操で金儲けする。というものとは根本的に異なります。

 医学的に裏付けのある装具療法を夏場の暑い時期にも継続してもらう為の「ビジネスモデル」です。


 august03

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