日本は学校での脊柱側弯検診が法律で実施が義務づけされている、
おそらく世界中で唯一の国ではないかと思います。
その学校検診が実施されるのは地域によって違いはあると思うのですが、
この5月、6月、7月という時期だと思われます。
思春期特発性側弯症を経験された多くの患者さんがたが、
ご自分の経験を、あるいは
お子さんの経験をブログに書かれている多くのお母さんが . . . 本文を読む
特発性側弯症の治療は長い年月が必要になると考えて欲しいのです。
治療を途中で止めてしまうことによる悲劇を繰り返して欲しくないので、 カテゴリーに「側弯症治療を途中でやめないで」を追加しました。 これは同カテゴリー2番目の症例報告となります。
(参考「13歳発症、3年間で側弯症治療を中止し、その後36歳で死亡した例」) 状況説明 ・12才のときに特発性側弯症の診断により通院 . . . 本文を読む
脊柱検診等で「特発性側弯症の疑いあり」という連絡を受けて、どこの病院に行けばいいのか?
という親御さんの最初の悩みをできるだけ解消できるようにと考え、
このカテゴリー「専門病院はどこか?」を記載していますが、今回はその4弾目として
2014年盛岡にて開催された日本側弯症学会プログラムから、学会報告をされている病院を
ピックアップしてみました。
視点としては、
① 専門医学会で報 . . . 本文を読む
特発性側弯症治療の専門医がおられる病院
「NPO脊柱変形協会」
こちらをお調べになると良いと思います
川上 紀明 先生
名城病院 整形外科・脊椎脊髄センター
宇野 耕吉 先生
神戸医療センター 整形外科
松本 守雄 先生
慶應義塾大学附属病院 整形外科
竹下 克志 先生
自治医科大学 整形外科
渡邊 航太 先生
慶應義塾大学先進脊椎脊髄病治療学
辻 太一 先生
. . . 本文を読む
特発性側弯症はいまだに原因不明の、ある意味不可解な面の多い病気です。
そのひとつが「進行する側弯」と「進行しない側弯」がある、という点です。
なぜ進行するのか、なぜ進行しないのか、
その理由を探るために
世界中の大勢の医師、多くの病院が
研究、調査、臨床試験を続けています
残念ながら、いまだにそれは不明ですが、
「進行する側弯」と「進行しない側弯」があることは医学的 . . . 本文を読む
追加記載:2018年3月20日
本当に側弯症を勉強した専門医であれば、ここに示す医学論文は十分に勉強しているはず。
真の医学情報を患者さんならびにそのご両親に提供せずに、民間療法者に協力するその姿勢が、
私には信じられません。
お父さん、お母さん、
お子さんの病気を治療するのは、
民間療法者やそれに協力する整形外科医ではありません。
本当の側弯 . . . 本文を読む
代替医療関連から、アメリカ国立補完統合衛生センター
(NCCIH : National Center for complementary and Integretive Health)について調べてみました。
偽装すること、いかにももっともらしく誤魔かすか、黒でも白であると見せるためのロジック etc
マスコミを賑わす政治劇が進行中ですが、あそこで展開されている手法は、これ . . . 本文を読む
手術しなければならないということを受け入れるのはとても辛いものです。
とても苦しいものです。
それは、その本人にしかわからないことであり、
それは、その本人にしか決められないことであり、
そして、その本人にしか決められないことだから、
だから、とても苦しくて、悩みます
この特発性側弯症という病気になったことを苦しみ
その上、さらに 手術をするかどうかということを
. . . 本文を読む
この世の中、理不尽で、なんでこんな目に合うんだ、ということがたくさんあります
どうにも、いたたまれません
誰も手術を勧めてもいないし、手術が最善とも思いません
そんなことは、あなた方に言われなくても、わかっています
でも、手術をするしかない人だって、いるんです
10代という年齢で、50度を超えて、60度を超えて、それでも手術はする必要がないと
あなた方は言うのです . . . 本文を読む
側弯症は、機能性側弯(他に原因がある)と構築性側弯(原因不明の特発性側弯)に分類されます。
ここでは機能性側弯のうちの「類骨骨腫」について実例も含めてご紹介します。
「類骨骨腫」が原因で側弯カーブが生じている場合は、その原因を取り除くことで
側弯カーブも消失することが報告されています。
・類骨骨腫とは 良性の腫瘍。 子どもに多くみられ、痛み止めの薬が痛みにはよく効 . . . 本文を読む
思春期特発性側弯症を安易に考えないで下さい。しっかりとした検査ができる病院に行き、
側弯症専門医師に診てもらうことが、とても重要です。
ここでは、お隣中国の南京大学の - MRI検査によって別の病気が見つかることがある、
という調査報告をご紹介します。
中国国内の民間療法者の状況は私にはわかりませんが、現代医学が示すものは
米国も、そして中国も同じです。もちろん日本も同じです。 . . . 本文を読む