城址史跡を歩く。

日本の城や城址、史跡などを見て歩くのが好きです。
今のところ、九州の城址・史跡が中心です。

杵築城(大分県)

2009-09-25 | 城(城址)歩き
2009年9月23日(水)秋分の日

4連休の最終日は、杵築市にある 杵築城 見物へ。

別府から国道10号を真っすぐ国東方面へ。
杵築大橋手前から、小高い山の上に城の天守が見える。
案内標識に従って上ると小さな公園があり、その横の駐車場に車をとめた。
そこから少し歩くと門に着いた。



門をくぐると石像や石塔の並んでいる場所があり、少し行くと天守閣のある頂上に着いた。



日本一小さな城 という杵築城は、
1・2階が兜・鎧などが展示してある資料館になっている。

【石田正澄(石田三成兄)使用の兜】

実際に兜・鎧に触れられるコーナーもあり、資料館といってもお堅い雰囲気はない。



【万菊丸(浅井長政次男)使用の兜・鎧】

最上階は眼下に海が広がる展望台となっている。





杵築の町には江戸時代の風情が残る武家屋敷や坂道などがあり、
城といっしょに散策するといいのだが、この日は城だけ見物した。

熊本城(熊本県)

2009-09-24 | 城(城址)歩き
2009年9月20日(日)

9月20~22日の4連休は小倉~熊本~宮崎と長距離ドライブ。
当然のことながら、高速道路では大渋滞にまきこまれた。

ようやく着いた熊本ICで高速を下り、路面電車が走る街中を行くと、
だんだんと見えてくる 熊本城
そんな城下町熊本の様子は、いつ来ても風情があっていい。

ここで、熊本城を見学。
須戸口門 近くの稲荷神社駐車場に車をとめ、
この門から入城する。

【須戸口門】

天守閣までの道のりでは、迫力ある石垣に圧倒される。







二様の石垣では、城主・加藤清正 の時代に組まれた古い石垣と
新たに細川氏が城主となった時代の石垣とを見比べることができる。

【二様の石垣と天守】

やがて天守が近くなる。
右下の建物は本丸御殿



この日は快晴に恵まれた。
青い空に映える、大・小天守閣。





大天守は地上6階、地下1階。
高さは約30m。



大銀杏のある広場から天守閣の中へ入る。

加藤家・細川家の家紋入の幕が張ってあった。
呪縛の力があるとされる加藤清正が使用した 蛇の目の家紋
単純ながら、インパクトのある家紋だと思う。



城の内部は1階から5階まで、資料館になっていた。
加藤家・細川家関連のもの、西南戦争の資料、木造の城の模型などが展示してあった。



6階最上階からの城の展望。
右下には 宇土櫓 がある。



天守閣を出て、売店でお土産などを買った。
この日は時間がなかったので、見学はここまでにした。
今度来る時はすべての櫓を見たり、城内を一周したりして、城を隅々まで見学してみたい。