骨もて
この城はつくられ
血と肉もて 固められたり
中には
老いと死と
いかりと傲慢とが
蔵(かく)されたり
身を城の如しと為し
骨を幹とし、肉を塗る
生れて老死に至る
ただ恚(いかり)と慢(おごり)とを蔵す
「骨もて
この城はつくられ
血と肉もて 固められたり」
とは、釈尊の人体観であり、無常観でもあります。
人体を構成するものを「地・水・火・風」の「四大」といいます。
「大」とは、要素の意味です。
地大は、髪・毛・爪・歯・骨など、「固さ」のことです。
水大は、唾液・血液など、「潤い」のことです。
火大は、体温、「温もり」のことです。
風大は、手足の動き、「動く」ということです。
やがて老いて、死するとき、
「固さ」は失われ、
「潤い」は枯れ、
「温もり」は冷たさに変り、
「動き」も、なくなります。
きょうも来てくださって、ありがとうございます
この城はつくられ
血と肉もて 固められたり
中には
老いと死と
いかりと傲慢とが
蔵(かく)されたり
身を城の如しと為し
骨を幹とし、肉を塗る
生れて老死に至る
ただ恚(いかり)と慢(おごり)とを蔵す
「骨もて
この城はつくられ
血と肉もて 固められたり」
とは、釈尊の人体観であり、無常観でもあります。
人体を構成するものを「地・水・火・風」の「四大」といいます。
「大」とは、要素の意味です。
地大は、髪・毛・爪・歯・骨など、「固さ」のことです。
水大は、唾液・血液など、「潤い」のことです。
火大は、体温、「温もり」のことです。
風大は、手足の動き、「動く」ということです。
やがて老いて、死するとき、
「固さ」は失われ、
「潤い」は枯れ、
「温もり」は冷たさに変り、
「動き」も、なくなります。
きょうも来てくださって、ありがとうございます