孫たちが、夕方一緒に帰ってきました。
「ばあちゃん。今日は、習字がなかったよ」
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ファイルノートをパラパラめくっていたら、
永六輔さんの書かれた記事に目がとまった。
1993年3月の某新聞の夕刊だ。
指を折ってみる。
「何年前だ?」
ちょうどそのころ、「脳死」とか「臓器移植」が、ちょっとした
社会問題になっていた時だ。
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“人間”
それをまた、人類と言ったり、人物といったりする。
どこから来たのか、自分でもわからない、不思議な生き物だ。
たゞ、一つだけいえるのは、親からのプレゼントをしっかりと
抱いて、生まれてきたことには間違いはないらしい。
私は、よく言われる。
「お母さんにそっくりですね」
私は、突然、不愉快になる。
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