かかりつけのお坊さん 奮闘編

転勤も定年もリストラもない、失うものは何もない最強な坊主が日頃の“感謝”を言葉にこめて、日常を綴ります。

如来の遺弟、悲泣せよ

2013-12-09 22:13:20 | 如是我聞
今年最後のご法座です。

総永代経法座です。

ご講師は、40年来、ご縁をいただいている

上原泰教師。

はじめて、ご聴聞される方は、必ず、びっくりされます。

型破りな、お取次ぎです。


末法の世は、小賢しい人間ばかりが増えて、地位だの財だの、

権力だの、それらを追い求めつづけて、生きることの

深い意味を問うことができません。

そして、無常の風に吹かれ、不条理の狭間に、

追い詰められていきます。


そんな私たちに、阿弥陀如来は、「悲しみ」と「呻き」の声を

出して、歩み寄ってくださり、

仏の浄土に、必ず、摂め取ってくださいます。

その私に気づくとき、

「如来の遺弟悲泣せよ」と、親鸞さまの言葉が、届きます。

称名


広島ブログ
 
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