バックスタンド側のトラックでは、陸上審判台の階段に腰かけた、何人もの先生方が、それぞれ、自分の担当レーンのフィニッシュタイムを計測するため、スーパー・ストップウォッチの、コードの付いた黒いボタンを押す練習を、繰り返しています。
スターター(ピストル)の音が鳴ると同時に、ストップウォッチは作動し、選手のフィニッシュと同時に、各自、このボタンを押すことにより、パソコンには、レーンごとのタイムと着順が記録されることになります。
大事なのは、選手のフィニッシュと同時に、正確に、ボタンを押すことです。
目視によってフィニッシュを見定めるため、慣れるまで、かなりの練習が、必要です。
練習中、先生によっては、時には、うまく、このボタンを押せずに、レーンのタイム記録が抜けてしまうこともありましたが、本番では、このようなことは、許されません。どうぞ、頑張ってください。
始めの間は、先生同士で、選手と計測員を交互に替わりながらの、計測練習でしたが、いよいよ、子供たちが実際に走っての、計測練習となり、先生たちの眼差しも、真剣です。
富山市の小学6年生が全員出場する、9月6日開催の、連合運動会に向けての、運営講習会の一齣です。
この他にも、アナウンス、大型映像の操作、スターター、50mハードル、写真判定装置など、本番に向けて、担当ごとに、先生方による、講習会での練習が、熱心に、熱暑の競技場で続いています。
バックスタンドの向こう側には、入道雲が、もくもくと、わき上がっています。
そして、今日は、この講習会の他にも、「富山県幼児教育研究大会」が、陸上競技場の各会議室で行われており、県下の幼稚園の先生方も、たくさん参集しておられます。
計測練習
陸上競技場
入道雲
エントランスロビー出入口