新年度のデイサービス講座が始まりました。
今月はボックスティッシュケース作りです。
これは、子ども講座でもやっていますし、その様子は記事にしてご紹介済み。
でも、デイサービスでの講座とは、趣も目的も違いますから、指導する私も、新しいことのように新鮮でした。
デイサービス講座には、私が工作用紙に、ケースの展開図を作っていき、皆様にはアウトラインを切る所から始めてもらいました。
上手に切れたら、予め折り目がつけてありますから、それに合わせて組み立てて糊付けをします。
そして、用意した千代紙を、思い思いに貼って完成。
私なりの自分に課したデイサービス講座の取り決めは…
◆時間内に完成できるものを用意する(そのための準備をしていく)
◆誰でもできる内容にを考える(重度障害の方も)
◆利用価値があるものを作ってもらう
◆その上飾れるものを作ってもらう
◆手先を動かしてもらう
◆童心に帰ってもらう
です。
このボックスティッシュケース作りは、上手くそれに当てはまったのではないでしょうか。
皆様喜んで作ってくださりました。
主に千代紙を貼るだけですが、和柄ですから、昔から馴染んでいるであろう模様パターンに、皆さん目を輝かせながら、四苦八苦&試行錯誤の1時間半。
出来上がったものは、本当に素晴らしいものでした。
子どもたちは、発想やアイデアが前面にでましたが、デイサービスの皆様は「懐かしく美しい模様作り」が腕の見せどころになりました。
私から見ても、着物柄のような組み合わせが懐かしく、さすがの感覚に思わず拍手です。
このように、シンプルで、分散せず集中して、手と頭を使える事が、皆様には大切かもしれません。
次回も取り決めにのっとり、皆様に喜んでもらえる内容を考えて、またお邪魔します!
どうぞ皆様。
元気に集まってくださいませ。楽しみにしていますm(_ _)m