POP LIFEwww.wb.commufa.jp/atl-pop

春日井市の絵画教室、あとりえPOPアートスクールの教室風景や内容を中心に、アートについて広く記事にします。

「変」

2012-12-31 18:07:16 | 日記

おおみそかかそかそか。

本年最後のPOPLIFEですか。そか。


私のこの一年が、どのような年であったのか。

一文字の漢字で表すならば「変」でしょうか。

変。
よく私が形容される言葉ですから、なじみ深い響きと形をしています。

変を使った言葉。

変人、変態、変質者、変身、変更、変換、変革…変化。

このように「変」を使う言葉と同じく、イメージも様々あるのでしょうが、私が今年の一文字として選んだ理由は、やはり「変わる:変化」から来ています。


たくさん変化がありました。

中でも、秋から始まった「サラ・アート・ラボ」に講座を開いたことは、大きな変化でした。

http://www.sara-artlabo.jp

サラは全く白紙、ゼロから立ち上げに携わらせてもらい、色んなことを経験しました。

それもこれも、サラの代表であり親友、鈴木聖也さんのおかげです。


サラがある知立が、知らない土地であるため、生活のパターンが一変したこともありますが、ここまで経験を積んでいる受験コースや一般コース以外に、初めて未就園児コースを受け持ったことは、自分の中では大きな変革です。
えみりかのんちゃんありがとう。

そして他の生徒さんとの出会いにも、やはり「ありがとう」と言いたいです。


また、夏前より新しくデイ・サービスの工作教室も仕事に加わり、多くの発見と共に、自分の未熟さを痛感しました。

しかし、未熟であるが故の挑戦は、間違いなく糧になるはずです。
大勢参加して下さる利用者、人生の大先輩の皆様、サポートして下さるスタッフの方にも感謝します。


私的には悲しい出来事も浮かびます。

親友の死。
盛夏でした…

またPOPLIFEでもお馴染みであったmimosaさんの死。

知恵袋のような方でした…

亡くなられて初めて、存在の大きさに気づき、心に開いた穴が埋まることはありません。

こればかりはどうしようもないのです。
慣れてしまいたくもない。

だから私は、私のやり方で二人と過ごしていきたいと思います。


年を重ねていけば、悲しい別れが増えていく分、新しい出会いは少なくなります。
しかし、嬉しい出会いもありました。
正確に言えば再会ですが。

金魚主さんこと押味忠志さんのこと。

二十数年ぶりの便りは、POPLIFEへの訪問でした。
今年の初めでしたか。

その間、互いに音信を通わせていませんでしたが、訪問以来密度の濃い付き合いをさせてもらい、熟しかけていた友人の付き合いも変わり、新鮮になりました。

また、アートの関係でも多いに刺激を与えてくれるTadascene。
彼には本当にこの一年、楽しませてもらいました。

これはやはり、昔を知っているからの距離の詰め方でしたし、とても似た資質を互いにもっていたがための、運命的なものと勝手に感じています。


他にも恒森君の初個展。
プロジェクトUの発展。
抜け毛の加速。
遠のく焦点…

数えればきりがない大小の「変化」があった年でした。


来年はどのような年になるでしょう?

目標はあります。

それを一文字にするならば「実」

サラが充実すること。
受験生たちの夢が実ること。
春からの新講座が実りあるものになること。

そして何より楽しみなのが、今やっと見えてきた新しい画風の進化です。

夏の個展、秋のグループ展などで、納得した形で発表したいと思っています。


思えば種ばかり蒔いてきた生き方でした。
そろそろ実に目を向けて、収穫できるようにしたいものです。

POPLIFEをご覧くださる皆様にとって、そろそろ終わろうとしている今年は、どんな年でしたか?

皆様の来年が、幸多きものとなりますように。

心から祈っています。
そして来年もどうぞ宜しくお願いします!

皆様に感謝して。
2012年POPLIFEを閉じます。



※写真は私が描いたドローイング。
クリスマスイベントで、コンサートステージを飾らせてもらった大作。
私は来年、どのような一頁を刻むのか。
皆様の未来が、この作品のように明るいことを祈ります。
コメント (11)
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GASSHUKU~!2日目

2012-12-30 14:28:31 | 教室のこと(受験コース)




《1日目の夜》

私がおでんを作りました。
っておでん侮るなかれ。

ちゃんと利尻昆布で出汁をとりました。
小一時間放置してから中火にかけて、鰹もばっぱっと。
エグくなるまえにちゃんとこして、酒、薄口醤油、塩で味付けしました。

ちゃんとちゃんと。

疲れてるだろうから少し甘めにしましたよ。

鶏挽き肉と柚子でつくねをつくり、玉子を茹でて、大根は隠し包丁も下茹でもしっかりしましたし。

こんにゃくは臭みをとりまして、練り物も女子が好きそうなものを選びましたし。

完璧…じゃないですか?
これで不味いわけがない…ですよね?

感想は色々もらいましたが―

「出汁がやさしい」

このコメントが気に入りました。
どこかで使わせて頂きます。

なっちゃん詩人だ。
(^_^)


その後スーパー銭湯に送り迎えをし、女子ズは楽しい夜だったでしょうか?



《さて2日目が始まりました》

泊まり組、一旦帰宅の日帰り2日連続組、本日のみ参加組あわせて9人の修練。

知立駅で3人をピックアップし、サラに着いたら、泊まり組はみんなしっかり準備を整えて、本日に備えていました。
当然ですが偉い!


昨日のモチーフは「観葉植物&円筒ストーブ」でしたが(単品2枚)本日はタイヤ&巻きホース。

時間内にどれだけ描き込み、どれだけ魅力的に表現できるか。

細かいポイントはいくつもありますが、要はそれです。
デッサンは塗り絵ではない。

やっと、それぞれの課題がはっきり浮き彫りになってきたようです。

時期の早い遅いは問題ありません。
これは素晴らしいこと。


今朝は、当初最終的な講評まで何も言わないつもりでしたが、少し緩い空気を変えてもらうために、あるきっかけを得たことで皆を一喝しました。

結果一人の生徒をスケープゴートにしてしまった嫌いはありますが、緊張感は出たのではないでしょうか。

何しろ皆に頑張ってもらいたいのです。
きつい言葉をかけた生徒しかり。


私はどちらかと言えば甘いと思います。
しかし、厳しく接することでの気づきを求めたい。

どうでも良い子には何も言いません。

私についてきてくれるみんなに、必ず良い結果をもたらせたいのです。

この程度は序の口。
来年はもっと厳しくいくつもりですから覚悟しておけ。


なんて言いながらも、腹が減っては戦はできぬ。

疲れたよな。

お待たせしました。
お昼は昨日のおでんからカレーうどんです。
カレーうどん侮るなかれ。
ちゃんとカレー粉は…

もういいですね。

しかしカレーうどんはおでんから作るのが格段に美味く、その際おでんには鶏のつくねを入れておくべし。
カレーうどんを初めから作るならば間違いなく鰺節に限るのですが、それをさっ引いて鰹節でもおでんからがよい◎
そして…

もういいと言ったではないか?

あいすみません。


さて。
午後からの部が始まりました。

どうやら一枚目のデッサンは、厳しく言わねばならないものができていますね。


3時間後が憂鬱だ(笑)

何はともあれラスト一枚。
英知を振り絞り、有らん限りの力と想いで描きなさい。

ちょっと早いですがお疲れ様。

よく頑張りました◎

来年は絶対良い年にしような!




※写真は昨晩から本日の昼食まで。
まだ見ぬ結果については…なるようになっているでしょう。
報告はやめておきます。
コメント (8)
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GASSHUKU~!1日目

2012-12-29 16:44:54 | 教室のこと(受験コース)



今年の仕事納めは昨日、もしくは一昨日という方がほとんどではないかと思います。

私の通常授業は昨日終わりましたが、本日から受験生のための年末一大イベント「ザ・GASSHUKU!!」を行っています。

場所は知立の姉妹校サラ・アート・ラボ。

鈴木聖也先生の教室です。

本日と明日。
日帰りと一泊の選択制で、泊まり組が5人、日帰り組が5人のGASSHUKU。
本日が9人、明日が8人参加の虎の穴。
クタクタになるまでデッサン漬けにします。


それぞれの受験対策に沿い、今の力を理解することに加え、あと3週間に迫ったセンター試験を前に、じっくり描きこむ最後の機会としてこの場を設けました。
初めての場所にウキウキするのは始まるまで。

すでに始まっているデッサンに挑んでいる表情は、皆真剣そのものです。

まずは本日は7時半まで。
日帰り組はその後帰路に就きますが、泊まり組は…

ナカムラミオが作ったおでんを食べて、スーパー銭湯に行って…
さてどうするやら。

泊まり組は全員女子。
チームワークは例年になく抜群なのが怖い(笑)

夜―
まだまだ描きたい子は描けばいい。
勉強したい子はすればいい。
修学旅行気分を味わいたい子は枕投げ…枕ないか。

みんな寝袋持参です。

おじさんは、鈴木先生とささやかな反省会でもやろうかな。

真夜中に懐中電灯持って見回りに来るからなってこれは冗談。
火の元チェック、戸締まりチェック、禁酒禁煙!


真面目な娘たちは安心です。
(^_^)



※写真は久しぶりにたくさん靴が並んだ下駄箱。
午前中の様子。
明日は楽しい?宴の模様と、2日目の報告です。
私は午後から夕餉の仕込みに張り切るかな。
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little pretty monsters

2012-12-28 15:59:42 | 教室のこと(子供造形絵画)




サラが始まって4ヵ月が経ちました。

あっと言う間でした、とまず思います。

そして、刺激的な時間だった、と次に思いました。

特にえみりかのんの木曜日は。


little pretty monstersは、縦横無尽に駆け回る。

大の大人は変化球に腰を抜かし、最大の魔球「天真爛漫」にまともにバットを振らせてもらえない始末。


二人の成長は目を見張るものがありました。

毎回新しい発見があったのではないでしょうか。

でも、それは私たちにも言えます。

楽しくて可笑しくて驚いて…毎度愉快な勉強でした。


紙の庭にダンボールのパレス。

二人の小さな世界は無限の世界です。

来年もたくさん描いて、たくさん笑って、たくさんはしゃぎましょう!


良い年になりますように。


二人ともありがとうね。




※写真の二人には、もっともっと話したいことがあるんです。
でも「元気に通ってくれてありがとう」
が一番です。
続きは来年に。
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絵とは

2012-12-27 18:17:54 | アート紹介




誰が描いたのか。

何を描いたのか。

絵の価値とは何か。

良い絵とは何か。



これらすべては大した問題ではないのです。


あなたが描いて心が踊った。

あなたが観て捕らわれた。

それ意外に必要なものはないのです。


悩むことはありません。

そもそも正解はなく、すべて正解なのですから。



※写真は、私、サム・フランシス、えみりかのん、荒井良二、鳥居純子。
それらの絵です。
どの絵が誰の絵なのかではなく、これらの中で、あなたがどの絵に何を感じたのか。
それだけを大切にすれば、絵を観ることも描くことも自由になれると思いませんか?
コメント (17)
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