先週の水曜日のお話。
私が受け持つ中日文化センターの講座「オールラウンド絵画教室高蔵寺」は、落合公園に課外授業として、桜の写生に出かけました。
翌日から雨が予想され、満開を誇る美しい花も見納めと、春休みの1日の行楽に、子連れ家族がわんさかさかさか。
大勢のファミリーが、桜の名所と言われる公園に駆けつけたおかげで、人、人、人、人、人…でした。
まぁその人々の中に我々もいたわけですが、桜の下の芝地は芋洗い状態、人だらけ。
近くから絵を描くには、あまり良い環境ではありませんでしたから、オールラウンドの生徒の皆さんは、人ごみを離れ、遠目に桜を描いておられました。
そんな中、ミスターダンディー三輪さんは、あえて人ごみの中にズングと座り込み、独特な雰囲気を醸し出して描いておられました。
普通は近づきがたいと思われます。
が、一人増え、二人増え…
公園中に散った生徒さんを回りながら、三輪さんの所に戻る度に、その数は増えていきます。
何が?
はい。
こどもが。
みんな楽しそうに会話をしています。
一見怖そうなおじさんを取り囲み、笑みが絶えません。
紙芝居屋さんならわかりますが(って今時わかりませんね(^_^;)三輪さん絵を描いているだけなんです。
なんでしょうかね。
他にもたくさん絵を描いている人はいました。
でも三輪さんなんですね。
最後はおにぎりまで持って来てくれた女の子がいたとか(笑)
大人から子どもまで。人を掴んでしまう三輪さんに脱帽ですm(_ _)m
桜の下の何だか温かいエピソード…を書いてる場合じゃない。早速弟子入りしなければ。
(・_・;)
※写真は満開の桜と三輪さんを取り巻く子どもの図。
桜シリーズはこれでおしまいです。
次回は遅ればせながらの「サラサラ日記その25」をアップします。